ホタテバーガー☆ミ

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佐藤彦五郎



文政10年(1827)生まれ。甲州道中日野宿の名主・寄場名主であり問屋。そして脇本陣。

彦五郎さんの母は土方さんの父・隼人義諄の姉妹。つまりいとこ。そして彦五郎さんの奥さん、トクさん(明治になって「のぶ」と改名。)は土方さんの姉。

土方さんはこのお義兄さんが大好きで年中入り浸っていた様子。当然 仕事の御手伝い もしていたと思われる。後の新選組の組織運営はあんがいこの義兄の影響が大きいかも。

彦五郎さんの仕事にはお上の声を村中に伝えるのはもちろん、人足の手配から揉め事の解決、つまり裁判所、果ては捕り物の手伝い、つまり警察っぽいことまで。くわしくはいずれ別の機会に書きましょう。 スンゴイ大変 なのさ。

とにかくこの方、幕府が砲台作るとき献金したり、コレラが流行したときには私財を投じて薬剤を施与し幕府から白銀を賜ったり、日野農兵隊を作って押し借りに来た浪人どもを仕留めたりとなんとも剛毅な人なのだ。

23歳のとき火災で家が焼失。その時乱入した賊に祖母を斬殺され、自衛の必要性を痛感、天然理心流に入門。免許皆伝まで進む。
そして天然理心流ひいては新選組の良き後援者。

土方さんが 鉄之助 に自分の写真を届けさせた話は有名ですね。

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