blog the seventeen(いまの気持ちを17文字で)

blog the seventeen(いまの気持ちを17文字で)

2023年03月01日
XML
カテゴリ: !なことば
ある新聞で「耳障りがいい」という表現を見ました。

これはおかしいと感じている人は多いはずですが、今でもあるんですね。
というか、だんだんおかしいと感じる人は減っているとも聞きます。
「耳障り」を単に耳に触れる、すなわち「耳触り」だと考えているのでしょうか。

先日取り上げた普久原恒勇の本「ぼくの目ざわり、耳ざわり」はどっちの意味だったのでしょう。

必ずしも耳障りな話題ばかりではなかったので耳触りだったのかな。
もっとも内容からすると目障りの方も目触りだったのかも知れません。
いずれにしろその辺の曖昧さ、二律背反が普久原のネーミングの妙だったのかも知れません。

「耳障りがいい」がおかしい理由は「障り」という言葉自体がネガティブな意味だからです。


「あいつは目障りな奴だ」は聞いても「あいつは目障りがいい奴だ」は聞いたことがありません。
ここでは障りは決していい意味ではないということが理解できています。

ではなぜ「耳障りがいい」の方はOKになってしまったのでしょう。

最近は「障害者」を「障がい者」のようにまぜ書きをすることがよくあります。
そうする理由は「害」がネガティブなイメージを想起させるからということらしいです。
私が疑問なのは、それなら「障」の方もなんだけどなぜそっちは漢字のままなのかということ。

「耳障りがいい」に違和感がなくなってきて「障」のネガティブ性が少なくなったからだと思います。

だから障害者は「障がい者」としても「しょうがい者」にする必要はないということではないでしょうか。
いずれにしろ障害者は障害を被った人であって、障害を他者に加える人ではありません。
だから私は中途半端なまぜ書きをするくらいなら、漢字のままの表現で一向に構わないと思います。

結果としてあれもダメ、これもダメと言葉狩りになってしまう方が私は怖いです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023年03月01日 11時22分23秒
コメント(0) | コメントを書く
[!なことば] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: