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面白いことと言うか、国家利益主義的発想と言うかそんな感じのする「著作権」を、発動すると言うお国が現れたがその後どうなったのだろうか?
その名も文化遺産価値として名高い、あのピラミッドやスフィンクスを有するエジプトである。
もっとも、我が国においても「富士山」が世界遺産に格上げになった。
その趣旨からして、この国際的文化遺産を自国のお宝として著作権を主張すると言うものであるから満更でもない。
「エジプト政府は、これまでピラミッドやスフィンクスを模した工芸品などの販売を黙認してきたが、著作権を主張することにより今後は、エジプト政府に対して許可を求めなければピラミッドやスフィンクスを模したものの制作や販売は認めない方針だと言っていた。
エジプト政府では、例えば、米アリゾナ州ラスベガスにあるルクソールホテルのような場合は、その外見はピラミッドやスフィンクスの造形を誇張しており、完璧なコピーとはならないために、著作権の侵害にはならないとしている。

しかし、その外見がピラミッドやスフィンクスの造形を忠実に模したものでれば、その造形の著作権はエジプト政府にあり、制作や販売にあたってはエジプト政府の許可を得る必要があると述べている」。(一部報道引用)。
これはしたり、しかし何千年も前に造形されたこうした物が果たして、著作権を主張できる物なのであろうか?
日本も、国際的文化価値の高い物については既に「ベルヌ条約の加盟国」として参加している関係上、その保護とその著作権を保護する義務が自動的に生ずることになっている。

いやそればかりではない、この「ベルヌ条約」には世界の殆どの国が加盟しているのである。
こんなことが勝手に許されるとなれば、世界遺産に登録なった物はそれぞれその国と、それが存在する地方都市の私的財産として成り立つことになる。
「姫路城は、兵庫県の物だ、いや姫路市のものだ」とか、「厳島神社(いつくしまじんじゃ)は、広島県のものだ」、「白川郷・五箇山の合掌造り集落は、おらが県の岐阜県の物だ」となったなら、一々そうした物が存在する県や市町村の承諾無しには観賞も記念写真も撮れなくなってくる。
それはそれとして、「富士山」のような場合は周辺の各県からも眺められる。
この場合、どの県の権利なのだろうか?
それは、観光資源としての存在価値があるわけであるから多少なりの入場料やお土産販売は当然だが、これに著作権が発生するとなれば確かに莫大な利益が望まれようが、地球上の世界遺産を独り占めにすると言うことはいかがな物であろうか?
第一誰の物かとなれば、それは長い歴史の下で延々に築き上げられた人類そのものの遺産であり、時には自然が為し得た壮大なる光景でもある。
もはや一国の遺産ではなく、「人類全ての者の遺産」である筈だ。
だからこそ、何度も改正されながらこの 「ベルヌ条約」 が存在するのである

どうもエジプトは、この世界遺産は自国だけのお宝だと思っているようだ。

何となく親父が築いた財産を、バカ息子が権利を主張すると言うな事のように私物化して捉えている節がある。

( たくら ) んだトンでもない夢を見ているのかも知れない。
今は時代が違う、何でも自国だけの有利な政治手法はいつかは自滅を誘うことにもあろう。
大体にして、30年や50年昔の著作権利ではない。
ウン千万年ものの過去の物をである、それを今思い出したような主張は通る物ではあるまい。
益してや、過去に於いては死ぬ思いで築き上げて奴隷達の造形物でもある。

この原油高で、アフリカ南端の喜望峰を通らずアジャと欧州を結ぶ最短距離を利用させ、 その貨物船通航料が増え一ヶ月に475億円を稼ぎ出しているらしい。
これに観光料が加わったなら、どんな数字になるのだろうか?
無い無いの砂漠のお国にしては、結構左り団扇で儲かっているお国なのである。
幾らあっても、欲には終わりがなかろうが?
そのお国も、今では「アラブの春」とは言えどこを向いて進もうとしているのか当分不透明のようだ。
まぁ、余所様のお国のことは良い。
問題は、われらが私生活に於ける将来像がもっとも大切だ。
「余所はいい 我家の家計だ 頑張って」 と、こちらは女房殿から油を絞られるのがオチのようである。






















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Last updated  2013.08.09 07:43:21
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