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カテゴリ: つぶやき


i02


何を書いていいのかわからなくなってます。
昨日のブログ にも書いたとおり、昨日の夜は、怒涛のお出かけウィークエンドの〆として、ピあトークバトルに行ってきました。
タイトルから、どんな話になるかは予想して行ったにもかかわらず。
どうにもこうにも、自分の中で消化できる許容量を遥かに越えるものを頂いてきてしまいました。
ここに何を書いて良いのか、書くべきでないのかもわからないというか。
私、ゾノに会うことの意味を、全然理解できていなかった。


実際、凄い男ですよ、前園真聖は。相変わらず、凄い男でしたよ。
何なんでしょうね、あの絶対的な存在感は。

舞台に出てきた瞬間、本当に、光がそこに集まってしまったかのような、実際、ぱっとそこだけ明るくなったような、そんな気がしました。
圧倒されますよ、全然おっきくないのにね(^^;)
本当に、何なのよ、あなた と思いながらも、どんどん何ともいえない想いが込み上げてきてしまって。
改めて、思いました。やはり彼は、特別な人間なのだと。
たぶんそれは、昨日あの会場で彼を見た人ならみんな、改めて再認識したはず。


どんな言葉を用いても表現する事は不可能な時間を、昨日は体験しました。
話している間中、彼から目が離せなかった。
その言葉のひとつひとつを決して逃すまいと、必死になっていました。
ホスト役の金子達仁氏が誘導して、鹿実の1年生の頃から振り返って現在までの話をしてくれたのだけれど。(でも本当は国見に入りたかったらしい...)

もう、どうにもならないですよ。あの頃の感動も衝撃も、全部いっぺんに戻ってきてしまった。
やりきれない思いと、不完全燃焼だった行き場のない思いまでも、いっぺんに。
そして、彼が当時、チームの中の誰に相談する事もできずに、一人フラストレーションを抱え込んで、それをただ溜めるしかなくて、聞いてくれる相手は日本にいたオグだけだったというのを聞いて。
改めて、彼らがどれほど大きなものをいきなり背負い込まされたのか、それがどれほど大変だったのかを思いました。
そして、たぶん、西野さんも間違いなく、そんな“犠牲者”のうちの一人だったんだろうなぁ、と。

ただ、あのアトランタがあったから今の西野さんがあるのだろうな、という思いも、あるのだけれど。
それはゾノも、そう言っていたし…。


私にとって、今でも最高の代表チームはアトランタ五輪のチームだったりします。どんなA代表のチームもかなわない。本当に、最高のチームでした。
その監督が自分の愛するチームに来た時、だからといって、別段何か奇妙な因縁めいたものを感じたりは、しなかった。クラブチームの監督であるし、その前にレイソルでも監督をしていたし、ある意味、アトランタのイメージはもう、影を潜めていたから。どちらかと言えば、アトランタの西野さんというよりも、レイソルの西野さんが来た、という感じでした。
でも、昨日ゾノの話を聞いていたら、10年ぶんの時間がいっぺんに圧縮されてしまって、今更、ひとつに繋がってしまったのです。


私ね、あんなことがあったから、ゾノは西野さんのことをどう思っているんだろうって、それが想像もできなくて、だから、アトランタの話が進むうちに、いつ西野さんの名前が出てくるだろうって、ずっとドキドキしていたんです。
色々な話をしてくれて、余りにも有名なナイジェリア戦のハーフタイムの話もしてくれたけれど。
最後にね、質問コーナーがあって、その時にこんな質問をした方がいらっしゃいました。
「監督と選手が合わなくて選手が大変な思いをすることは多いけれど、前園真聖にとって一番良かった監督は誰か? そして、ジーコだから中田ヒデの苦労は解消されないようにも思えるが(それはたぶんジーコにはそういう器量がないという質問者の方なりのダメ出しだったような(^^;))代表監督には誰がなったら良いと思うか?」
ゾノはほんの少しの間黙って考えた後、「西野さん」と言いました。そして、「うん、やっぱり、西野さん」ともう一度、念を押すように言いました。金子さんも意外そうだったなぁ(^^;) 私はてっきり加茂さんって言うかと思っていたから、私もびっくりしたけれど、いっきに心臓がバクバクしてきちゃいましたね。色々あったけれど、西野さんなんだ…いや、色々あったから、西野さんなのかもしれない。そういう時間を、彼らは共有したのかもしれない。
そして、もう一つの質問の答えを促されてゾノが口にした答えは「もうそろそろ、日本人が監督をするのが良いと思う」具体的には?「だから、西野さん」。
すかさず金子さんが「西野さんが聞いたら泣いちゃうね」
その前に、私が泣いちゃいました…
理由もいろいろ話してくれて、「それが、今の西野さんのやり方に繋がっていると思う」と。
はい、私もね、彼はもう二度と決して、引いたりはしないと思っている。彼は二度と、やりたいサッカーを諦めたりはしないと思っている。
今のガンバのサッカーこそが、本当に西野さんがやりたかったサッカーなのだと。


そして、このタイミングだったかどうかはちょっと怪しいのですが、「自分にとっては、あのアトランタのチームは本当に最高のチームだった」とも。
ゾノは、自分も辛かったのに、当時、恐らくは自分の本当にやりたいことをやれずにいたのであろう西野さんもとても辛かった事を、ちゃんとわかっていてくれたんだと思います。だからこそ、今でも自分にとってはあのチームが最高だった、と言えるのでしょう。
そんな言葉を聞かされながらも、自分、良く号泣しなかったと思う。自分を褒めてやりたいです、本当に。
想像もできないような濃密な時間になってしまった、日曜の夜でした…。


過ぎてしまった時間は、もうどうすることも出来ないのだけれど。
やっぱりあれこれ、考えてしまいましたね。
あの時、オグが怪我しなかったら?
ブラジルに勝たなかったら?
ヴェルディに移籍しなければ?
ホント、どうしようもないことなんだけれど。
金子さんが、もしも今、過去に戻ってやり直せるとしたらどこまで戻る? とゾノに尋ねたのですが。
結構悩んで出したゾノの答えは「オリンピックの本大会前」。
簡単に言えば、最高のチームが壊れてしまう前。
やっぱりあそこからやり直したいのだそうです。
改めて、いかに彼にとってアトランタというオリンピックが大きなものだったのか、を思いました。
そのあとに大きな大会を経験できなかったから、なんていうケチな理由なんかではない。
本当に、本当に、あの時というものがどれほど彼らにとって大きな意味を持つ時間だったのか。
それを改めて実感しました。
取り戻せない時間と言うのは、かくも美しく、そしてまた、切ないものです…


それにしても。
フリエのことにしてもゾノのことにしても、長年かけてようやく自分の中で風化させたのに、そのたくさんの想いがいっぺんに戻ってきちゃって、努力台無し、水の泡になってしまいましたよぉ(^^;)
でも、やっぱりゾノに会えて良かった。本当に、本当に、良かった。
そして、やっぱりこれからもずっと、彼を愛していると思う。
彼以上の存在なんて、やっぱりないです。
あぁぁぁぁぁぁ、このまま過去に引きずられてしまうのかしら、私
しっかりしよう。今日は月曜日なんだから








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Last updated  Mar 27, 2006 11:46:07 AM
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