「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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10万打記念フリィ小説 【続2】
この話は【夏の泡】の続編となっております。
先に【夏の泡】をお読みいただいた上で
こちらに目をお通しください。
僕を救っていたのは彼奴の孤独さでした
+青碧+
「ナルト。サイダーでも飲むかのう」
男の指さす方を見つめると、駄菓子屋の店先に子供達がたむろしていた。
立ち寄った小さな街は生まれ育った里にどことなく似ている。
自分の家の近くにもあのような駄菓子屋が確かに在ったはずだった。
「暑いからのう。喉も渇くだろう。のう?」
そう自分に向かって笑う保護者代わりの男を足早に追い越し、くるりと振り返って首を振る。
「いらね。俺ってばサイダー嫌いだし」
喉も別に乾いてない。
ぶっきらぼうにそう言って足を早めた。
実際に喉は気持ち悪いほどに乾いていたけれど、それでもサイダーを飲む気にはなれない。
「お前、昔屋台でワシにサイダーをせがまなかったか?」
男は自分の隣に並び、怪訝そうにそう言って頭を掻く。
半分にした棒アイス。
あれも確かにサイダーの味がした。
「気のせいじゃねーの?俺ってば炭酸好きじゃねーし」
「お子様だのう」
「うっせーってばよ」
隣で男がゲラゲラと笑う。
乾いて張り付いた自分の喉からは、少しの笑いも出てこなかった。
「サイダーなんか嫌いだ」
サイダーが好きだったのはあの夏の日まで。
暖かな思い出として胸にあるのは、皆で飲んだあの夏の日までのこと。
彼女が彼奴を目で追って笑う。
幸せそうに、はにかんで笑う。
その幸せを彼女の隣で拾い噛み締めた。
彼奴が独りじゃなかったらと。
もしそうだったらと考える自分に薄ら寒さを感じていた。
彼奴が独りだったから。
だから
でもそれ以上にそのことが
蝉が鳴く。
サイダーの泡が弾けては消える。
確かにそこに
羨ましいくらいに確かにそこに
「居たはずなんだ」
旅に出る直前の最後の夏の日に、彼女と二人でサイダーを飲んだ。
久しぶりに飲んだそれは冷やし損ねたせいか生ぬるかった。
妙に静かな空間で、サイダーの泡だけが弾けて消える。
あの日と同じに、消えていく。
甘すぎるね
彼女が静かにそう言った。
あの日と同じ笑顔でそう静かに笑っていた。
あの日、隣で見つめていた。
拾い噛み締めた横顔の先に、不覚にも少し涙が出た。
虚無と喪失の違いは今になってようやくわかる。
だから今度は
きっと自分が
「迎えに行くから」
サイダーを飲まなくなったのは、そんな理由。
あの夏の日を探している。
side NARUTO - 青碧(せいへき)
【KING FISHER】
香稚 ハル様
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