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拝大五郎

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Mar 25, 2010
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カテゴリ: 最近読んだ本
苫米地氏の『フリー経済学入門』
フリー経済学入門
Amazonより



世界を支配する「フリーミアム」の解説書】ってある通り、
「フリー」経済学をもっと深堀している本です。

そもそも「無料」だったら経済学が成り立たないわけで、
根本的にはフリー経済学なんて存在しないんだけど、
そのあたりの謎解きをしているのが前半。

これはクリス・アンダーセンの『FREE』の日本語版。
あっちほど沢山の事例を紹介することもなく、
スッキリと分かりやすく要約してあります。


レベルじゃないフリーの裏側を解明します。

このあたり、眉唾と見るか、サスペンス的に面白おかしく読むか、
はたまた真面目に捉えるかは読者次第ですが、
私は、あながち外れてないと思いました。

例えば、菅直人財務相が子供手当に所得制限をという話が出た時、
「納税者番号制」を導入しないと無理だと言ったアレです。

その視点に立てば、Google中国の問題も違う側面が見えて来ます。

もっと言えば同じ様なプロパガンダである「環境」も同じ。

オバマになって30年ぶりに原発がアメリカに作られ、
ハトポッポが20機の建造計画をぶち上げるなど、
ゴアさんの持ち株を調べてみれば面白い話ですわな。

『フリー経済学入門』 を読んで
「フリー経済」なるものを学んだ上で、
フリー経済そのものを悪だと決めつけはせずに、
上手に付き合っていきましょうってことです。


今日のツイてる

2.電車の時刻表がかわって、少し遅くても乗り継ぎが良くなった。
3.カミさんに送り迎えしてもらった。
4.ちょっと面白いオファーがあった。
5. 『フリー経済学入門』 読了。

最後まで読んでくださったあなたに、全ての良き事が雪崩のごとく起きます。






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Last updated  Mar 26, 2010 02:01:38 AM
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