変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

2004/08/18
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カテゴリ: キネマ
大友柳太朗の右門シリーズは
「片眼の狼」   1959
「地獄の風車」  1960
「まぼろし燈篭の女」  1961
「南蛮鮫」   1961
「紅蜥蜴」   1962
「卍蜘蛛」   1962
「蛇の目傘の女」 1963
と7本作られてる。この作品以降作られていない・・・



この作品では、右門(大友柳太朗)、村上(進藤英太郎)と変わりないが、伝六が高原駿雄、松が池俊一であります。やっぱり、堺俊二がいいですな~あ
珍しく、村上の妻が登場する。美形で病気がちな妻というせっていですな~あ。名はしづで森美千代ですなーあ。

きれいどころは、久保菜穂子で蛇の目傘の謎の女のお仙、そして桜町弘子は土蔵破りの智吉の恋人だ・・・

ファーストシーンは、江戸の町並み・・ 村上のアップ、役目を終えて家に向かうところを呼び止められる。トラブルの仲裁によばれたようだ・・・ 
行き着いたところは、人気のないところで、数人に取り囲まれる・・
そして、土蔵破りで牢にいる、友吉(木村功)をだしてもらいたい・・・ 断れば、家族に・・と脅しをかけられる・・・ その場は何とか免れたが、家に帰ってみて、子供がいないのであわてる。
子供は、右門と遊んでいたのだ・・ 村上の家庭が登場するのも珍しい・・
実はと右門に打ち明けると、右門のところにも脅迫状が舞い込んでいた。100両謝礼に出すというのだ
それで、二人は上役の加倉井(千秋実)のところに相談に行った。

右門は伝六を連れて、友吉がつかまったところに言ってみる。
ここには、友吉のスケのおりんがいた。おりんを相手にしばらく話をする。

店の女将は「役人から金を貰う奴がありますか」と捨てぜりふ・・
今もこの風潮あるようですなーあ・・・・たかり酒
どうやら、酒と女を出す店のようだ・・・・
まあ、飛田新地や松島新地の小料理屋というところかな~あ

雨の日、牢番が殺されて友吉が破牢する。下りんところへ行くが、おりんは右門のところへ行くとその内を出ていた。

おりんは、土蔵破りの頭領の弥五郎の家に捕らえられていた。
やがて、謎の女の家を逃げ出した友吉は、弥五郎一味につかまって、金のありか白状を城と迫られ、殺される。

右門は、加倉井の命で、村上とともに日光警備のための旅に出る・・ 急ぐ右門・・
聞き出せなかった弥五郎(原健策)は、おりんを逃げるようにし向ける。

おりんは必死で逃げる・・・ その足取りと、馬の早駆けが数回、交互に出る。
女が逃げる、早馬で誰かが駆ける・・・ 

右門の家にたどり着いたが、右門は不在でそこに加倉井が現れた・・・
そして、その翌日、おりんの死体が発見された

これで、金のありかはわかった。
金を掘り出す、矢五郎一味と加倉井・・・ そこに登場するのは、むっつり右門、自分の身を守るために加倉井も弥五郎一味を殺してしまう・・・
すべてが終わり、加倉井と二人になった右門は加倉井にあなたの処置が残っていますという・
 ここからが結構長い・・・ そこへ伝八がお仙をしょっ引いて現れる。
 びいぼう同心のぼやきがはじまる・・金を手に入れたたくて、目がくらんだんだ・・
右門は、かつての尊敬すべき上司だった名誉を守るために、殉死とするのであった。

キーはたばこでしたねぇ・・・・
それに、月と雲のシーンのアップが数度使われてましたねぇ・・ 遊びですな~あ

こうして、映画は結構楽しんじゃうんですわ・・・
邦画の方が楽しいですねぇ・・・

この頃から東映は集団時代劇というのか作られてきている。「十三人の刺客」など、
それに忍法ブームになったんだなーあ・「くノ一忍法」など・・・ という記憶が残ってますわ。





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最終更新日  2005/07/05 11:41:54 AM
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