変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

2010/08/20
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カテゴリ: キネマ
 日活映画で、川島雄三監督作品でんがな~あ。
主演の2人は、新珠三千代と三橋達也で、後には東宝のスターですなーあ
芝木好子の「洲崎パラダイス」の映画化ですねぇ

この地は現在では、江東区東陽一丁目あたり、古くは「深川洲崎十万坪」といわれたところだかなーあ。

まだ赤線が消える前のお話ですねぇ
橋を渡ると、州崎パラダイス、特飲街だーあ。
この手前に、飲み屋千草という店があった。
男達は、パラダイスに繰り出す前に、この店で景気漬けに、一杯引っかけていくのだ。


女中入用の張り紙を見て、男女が飛び込んできた。行き場無くて、女がふらっと男を連れてはいって来たのだ。女は店で働き出した、男はそば屋の出前持ちになりしばらく別れて働いていた。
女は、店に来る客と出来てしまった。男が甲斐性がないからだ。
だが、また、男とよりを戻して出て行った。
女は、パラダイスで働いていたことがあった女だったのだ。

と言う映画だが、出てくる人間模様が面白いのだ。
さすがに、川島監督ですがなーあ。
廓上がりの女を新珠が演じ、まつわりつく男は三橋達也だ。
そして、女と出来る甲斐性のある男は、河津清三郎だ。

そば屋の女店員は、可憐な芦川いづみだーあ、ちょっときれいに描きすぎてるな~あ。
男の出前持ちは、小沢昭一で、鼻歌を歌いながら、出前をしているのが、ぴったりのようだなーあ。

1シーンを取り上げてみた。男に会いに、女がそば屋に血相を変えてくる。だが、男は出前に出ていていない。女店員が銅座と椅子を出す、座って女は待つ。だが、沈黙が不気味なので、店員はラジオをかけた。

このシーンに感心してしまったがな~あ。

じっくりと、会話のやりとりを楽しみたい映画ですがな~あ。





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最終更新日  2010/09/06 09:25:04 PM
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