変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

2014/06/05
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カテゴリ: TV
 同心の酒井が出てこない初めての作品でんがな~あ。代わりは与力の天野が努めますがな~あ、平田昭彦であまり時代劇で見たことがないがな~あ。

「男の毒」なーあ、ちょっとな~あ、今の時代だったら、このような描き方は出来たかな~あ、まだおおらかな時代の作品でんがな~あ。

 総上(ふたがみ)の三五郎の片腕と言われた黒股の弥市は女に対して凄腕で、女の生気を吸い上げて、後は女をたたき売るというしたたかなやつだ。今、おきよ画素の犠牲になるべく仕込まれているのだ。、おきよ、あきらめな、俺に見込まれたら逃げられないと弥市はと引導を渡している。そこに、火盗改めが踏み込んで、お縄にするのだ。
おきよは22才、弥市が盗人は知らず,4ヶ月ほど弥一と暮らしてきたのだ、おきよは、たった一人の身寄りの叔父の伊助の店にかけ込んだ・

 1ヶ月ほど後、おきよは小間物屋の女房になっていた、亭主の直吉は,腰が重くてしようがないのだ。おきよの相手をしたためだ。
伊助は鬼平が本所の銕都や慣れ頃からの知り合いで、天野と伊助の居酒屋を訪れたのだ。
そこに、直吉がやってきた、おきよが強すぎて、持たないというのだ。夜が怖いというのだ・・・
おきよは弥市に植え付けられた、魔性に気づかないで居るのだ、直吉との幸せを念じて神に祈っていた。

そこに、この前にに出会った与平と関係してしまったのだ、与平は旦那がお前が強すぎるとこぼしていたよ、いい体をしていると言うのだ。


直吉が帰ると、おきよは居なくなっていたので、直吉は安堵するのだ
鬼平は伊助から、おきよのことを聞いて,まともじゃないのだろう、弥市がこね上げてしまっていたのだ。
まともな所帯の張れる女じゃないという気がして、それなら金の苦労のない,妾の口を世話したという。
やっとおきよもまともじゃないというので、承知したという、その旦那は女に用のない体になっているんぜ・・というのだ。半年辛抱できたら、おきよの体が固まったと見ていい、嫁の口を世話使用というと、伊助は喜んだのだ。

おきよは藤兵衛の囲いものになった、湯から帰ってきたおきよは経師屋の宗七の顔を見て、驚いたのだ、弥市とそっくりの顔だったのだ。
それから、経師屋が仕事に来た、女中を使い出して、おきよは宗七を誘って,関係してしまったのだ。
藤兵衛が伊助のところに,おきよが経師屋と逃げた,どうしてくれるんだと駆け込んできた。

それから、1ヶ月あまりが過ぎた、宗七も腰が重くて仕方がない・・おきよはわかってるんだよ,私の体のせいなのだよと言う。
おきよは伊助を神社に連れて行き、三、七、二十一日、亭主に指一本触れずに我慢するって願掛けをしたんですと言う,守り通せたら、魔性が消えるんですという。伊助はお前に出来るはずがないという、お前は俺と一緒に暮らすんだというが、おきよが出来なければ死ぬという。

だが、宗七は三五郎の身内で引き込みなのだ、伊三次が姿を見て,鬼平に報告、それで伊三次が尾けるのだ。
宗七は親分のところに言った、源次の指図通りに動けと言われた、これで足を洗いたいと親方に話したのだ。

宗七がかえると、おきよが玉子割って願掛けをしている、そして宗七に願掛けのことを話すのだ、今夜から別に休むというと、そこまでしなくたってと言うが、おきよの意志は硬かった。

伊三次が宗七が弥市の女と一緒に住んでいる、因果な話でというと、鬼平は何ということだと驚くのだ。
宗七は押し込み先の伊勢屋のふすまを張り替えてながら、間取りを調べている、仕事が遅いと源次が催促に来た、女に生気を抜かれて腑抜けになっていると言われる、3日待ってくれと期限を切った。

宗七は家に帰った、おきよは酒を飲んでいた、体の外道が騒ぎ出したんだという・・・・だが、宗七は玉子を吸って、今夜の仕事がすめば、お天道様をまともに拝めるんだと,かまうもんかとおきよと関係を持った。
そのあと、おきよは、願掛けを破ったと放心状態になった・。。罰は俺に当たるんだよ・・・明日の朝、甲州に行こう、子供の授かる湯があるんだとよ・・


そして,集まっていたところに、火盗改めが打ち込んで、三五郎一味は一網打尽となった・
掘り割りに浮かんだ装置の死体を見て、命はこれだと握りしめていた水晶球をとったのだ、おきよのせいだというのだ。

その後おきよは鬼平の計らいで、髪を下ろして、仏門に下り平穏に暮らしたという・・

監督   :土居通芳

長谷川平蔵:松本幸四郎
天野甚造 :平田昭彦
伊三次  :堺左千夫
密偵お葉 :山吹まゆみ

宗七・弥市:藤木悠   二役
おきよ  ;矢野潤子
伊助   :沢村いき雄  おきよの叔父 平蔵の旧いなじみ
藤兵衛  :木田三千雄
総上の三五郎:西川敬三郎  盗賊のかしら 「ふたがみ」と読む
源次   ;中江真司
与平   :成合 晃
直吉   :稲吉 靖、

この作品は「江戸の暗黒街」に収録されたお話でんがな~あ。

監督は新東宝の監督さんだった人ねぇ、こういう際物はいいかもなーあ・・・

ヒロインのおきよを演じる女優さん、知りませんがなあ、だが、役にぴったりという感じでんがな~あ。





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最終更新日  2014/06/06 07:49:56 PM
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