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浪花マン @ Re[1]:第89話 『カスピ海よりも深い訳』(06/30) たま姐 うぃw 続きますww 楽しみ…
ball-ball @ Re:第89話 『カスピ海よりも深い訳』(06/30) そうでしたか。。。この一回で終わってし…
浪花マン @ Re:( ゚Д゚)(06/30) ちゃらこん ( ´ノД`)コッソリ ちゃらこんと…
浪花マン @ Re[1]:第89話 『カスピ海よりも深い訳』(06/30) あこさん カスピ海よりも深ぁ~~~い…
浪花マン @ Re[1]:○┓ペコリ(06/05) ちゃらこん 書いたww

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2008/02/10
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カテゴリ: 僕ガキ
「こんのクソガキがぁ、ブチ殺したるわぁ~!」

 ビシバシくんはすぐさま立ち上がり、僕の胸ぐらを掴んで殴ろうとしてきた。

思いっきり殴ったはずなのだが、こんなすぐに立ち上がってくるとは、やはりビシバシくんはただ者ではないようだ。

 しかし、ケンカは”やられる前にやれ”が必勝のセオリーである。

僕は殴られる前に、ビシバシくんの鼻めがけて、パチキ(頭突き)を放った。

グシャッ…。これまた、大当りだ。狙っていた鼻っ柱に見事にヒットした。

この日に宝くじを買っていたら、もしかしたら3億円が当っていたかもしれない、惜しい事をした…。

 そんな夢物語はさておき、僕のパチキを鼻で受け止めたビシバシくんは、鼻血を流しながら後ろにのけぞった。

 ”チャンスだ”今この瞬間を逃したら、勝ち目はない。そう確信した僕は、後ろにのけぞったビシバシくんの髪の毛をわし掴みにした。



これぞテツの父親こと”最強親父マーチャン”に、小学校の頃教わった僕の必殺技だった。

名づけて”髪の毛掴んで膝キック”である。まさに読んで字の如しだ。

 そしてそのまま、何度も何度も蹴りを入れ続けた。止めれば逆にやられてしまう…、そんな思いが僕をそうさせた。

 どれくらい蹴り続けただろうか、フっと我に返った僕は、蹴るのを止め、掴んでいた髪を離した。

 ドサッ……。ビシバシくんは、その場に倒れ込んだ。

 勝った……!?

 僕がビシバシくんに勝った……。

「おぉぉぉぉ、やったどぉ~!ビシバシくんに勝ったどぉ~!」僕は新入生チームの方に向かって大声で叫んだ。

勝てるなんて、これっぽっちも思っていなかったので、メチャクチャ嬉しかった。

「やるやんけユキぃ。ビシバシくんに勝つなんて、凄いやんけぇ」テツも我が事のように喜んでいた。

 そんな勝利の喜びを味わっていると、僕の後ろで何かが動く気配を感じた。



「お、おばえ…。シャレになばんど、ボゲぇ……」言葉にならないような声でビシバシくんは言った。

 この人はゾンビなのか…。あれだけ蹴りまくったのに、立ち上がってくるなんて…。僕は心底震えあがった。

 しかし、やはりそれが精一杯だったらしく、ビシバシくんは立ち上がったまま、一歩も動く事はなかった。

 これで僕の勝利が確定した…。


 …つづく



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Last updated  2008/02/11 05:39:30 PM
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