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先日南山の自然を守り育てる会の菊池さんと坂本さんと会って、里山コモンズ住宅の実践的展開について話し合ったことを報告しましたが、坂本さんが数年前から取り組んでいるという「まちなか緑化」事業の話を紹介します。
このまちなか緑化事業というのは、まちなかの身近な空地に着眼、その空地の緑化を通じて地球環境の保全に寄与していこうというものです。身近な空地というの自分ちの庭や玄関先、お隣との隙間のことで、彼が紹介してくれた東京都公園協会発行(株式会社チームネット企画制作)の小冊子にはこんなことが書かれています。
緑でつながろう
あなたが植える1本の緑の隣に 、
あなたがなぜ、そこに緑を植えたのかを
わかってくれている仲間たちが、
もう1本の緑を植える。
そんな活動を街のなかで繰り返しながら、
緑と緑がつながり、
人と人とがつながっていく。
そして実際のアクションプログラムには、
聞くより見るよりまずは体感から-まずは、あなたが体感することから"まちなか緑化"ははじまります。
「自分のため」からはじめよう-街のため、環境のためではなく、大切なのは、まず、自分のため。
「自分の思い」をつなげあう-つながると、「自分の思い」が「みんなの思い」に変わる。
「思い」から「カタチ」に。街が動き出す-街に緑が増える感動は、次なる「思い」につながっていく。
つながりをつなぎ、次なるつながりへ-緑のつながりが「人の輪」を育み、「人の輪」が豊かさを広げていく。
つまり、地球環境保全は、決して大言壮語を振りかざして頑張らなくても、まずは身の回りの空地を使って自分でできることからはじめるんでもいいだよ。という極めてシンプルな発想に基づいています。
僕たち人間は、得てして観念的にものを考えがちで、自分のことはさておき、身の回りのことにたいして「○○すべきである!」「○○するのはおかしい!」となってしまい勝ちですが、この手引書は、まずは自分で体感することから全てははじまると、肩の力を抜いて自分の家、その周りの環境をみつめてごらんと語りかけてきます。
今、日本全国で「里山保全運動」が盛んです。みなさん居丈高に自分の主義主張の正しさを力説されるんですが、あまり人の話を聞こうとされない人が多いように感じます。自分を信じて主張されるのもいいけど、ちょっと待って。まずは身近な環境に目を向けてみませんか。このまちなか緑化事業は、そんな誰でもいつでもどこでもできる緑化の楽しさと、その効果の大きさを伝えてくれると思います。
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