二日前、義母の退院の日はだった。
早番の仕事を終えへ行くと
介護タクシーの運転手さんが既に手際よく
荷物と義母を車に乗せたところだった。
看護師さんへの挨拶と支払いを済ませホームへ向かった。
義母は後ろの席で不安気だった。
「ここはどこだろう・・・わたしゃ どうなるんだろう・・・
どうしてこんなことになってしまったんだろう・・・
ああ~何も分からない・・・」
「ああっ、あの赤かつは、〇(主人の名)~ 〇~」
「ここは確かいつか来た道、陛下が来られた・・・」
独り言というか、念仏のように唱え続ける。
そして、その合間に、
私と運転手さんの会話に、
「あ~、そうですね~。」 「はい、はい。」
相槌を打つのだ。![]()
運転手さんの経験では、認知症では穏やかな方ですって。
(暴れたり叫んだりしないだけ。)
ホームでは、安全の為、
これから昼間は車椅子の生活を基本に~
という事で、落ち着くまでは「安全ベルト」
(と、ホームの人は言ってた)着用。
これは拘束になるという事で、承諾書にサインをした。
寝る時はベッド畳へ。
元気な義母に、「落ち着く」日は来るのだろうか・・・。
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