ドクター・モローと呼ばないで
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ハヤカワから復刊した「シャドー81」がすご過ぎる。 まだ半分しか読んでいないけど、「ストーリーに引きずり込まれる」という意味を体験できる稀有な小説だ。 トニー・ケンリックの「スカイジャック」という爆笑もののハイジャック小説があって、「またあんなの読みたいなぁ」と思って「シャドー81」を手に取った次第です。 子供の頃、本屋の新潮文庫の海外作家コーナーには必ずと言っていいほど本作があってカバーのヴィジュアルだけは印象に残っていた。今回のハヤカワ版もオリジナルを踏襲しているようだ。 詳細な描写と緻密な構成、それに加えて圧倒的なストーリーテリングで読む者の心をわし掴みにしてしまう。本当に無我夢中でページをめくっていて、気づくとなぜか両手に和紙を握っていたりする。 読んでいて知ったことだけど、ジェット戦闘機って灯油でも飛ぶんだって。調べてみたら成分が一緒みたい。じゃあ、ストーブにジェット燃料入れても問題ないのか? 残り半分が楽しみだ。
April 29, 2009
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