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お盆を過ぎたあたりから、何となく日中の風も秋に近づいているなぁと感じるようになりました。公園では、くまぜみが木の上からバタバタと地面に落ちてきます。まめちゃん家のかぶとむしも、とうとうすべてあの世へ旅立って行きました。でも、たった1匹の雌がたくさんの卵を産んだので、おかげさまで3つのケースに分けてたくさんの幼虫を飼うことになりました卵から育てていると愛着が湧いてくるのが不思議です。まめちゃんも、普段は図鑑で見ているかぶと虫の成長過程が生で見れることがワクワクするようです。幼虫の世話をしていると「おかーしゃん、ようちゅうのしぇわ(世話)してるの? ぼくもおてちゅだい(お手伝い)しましゅ。」と駆け寄ってきます。お手伝いをするどころか、すぐに「ようちゅう、しゃわりたいなぁ・・。」手のひらに乗せて眺めるだけだよ、と釘をさすのですが伸ばしたり、転がしたり、床に這わせたりして観察をしています。ひと夏の楽しみとして飼いはじめたかぶと虫ですが意外な展開に戸惑っている今日この頃です。
2006年08月21日
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かぶと虫の産んだ卵がどうなっているのか気になって、新聞紙を広げて、土の中を調べてみました。すると、生まれたての幼虫から、一度脱皮をしたかな?と思うような大きい幼虫まで、いろいろ出てきました。まだ卵のままの物もありました。「まめちゃん!ほらかぶと虫の赤ちゃんだよ!」と見せると「あかちゃん?ほんとーだーぁ」と嬉しそうです。「しゃわいたいなぁ(さわりたいなあ)」と言いますが、かぶと虫の師匠ハルちゃんママから「手では触らないでね」と言われていたので、見るだけにしました。かぶと虫が家に来てからというもの、図書館に行くとまめちゃんは必ず『世界のかぶと虫』とか『甲虫類』などのかぶと虫が載っている本や図鑑を興味深く見るようになりました。特に男の子は、昆虫に興味を持つようです。夏休みの図書館は『昆虫』と分類されているの棚の前に、男の子が一杯座り込んで、研究しています。かぶと虫を飼うのはまだ早いかな?と思っていましたが、いろいろ経験ができるので、飼ってよかったと思っています。
2006年08月06日
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かぶと虫の雌は産卵すると死んでしまうことを知り、もしかしたら、卵を産んでいるかも・・。と思いながら、土の中を見てみました。すると10個ほどの白い卵が土の中から出てきました。かぶと虫飼育の師匠、ハルちゃんママに早速連絡。「卵は、かぶと虫たちが食べちゃうので分けて育ててね。」というアドバイスをもらい、さっそくかぶと虫の土を買いに行きました。卵だけを取り出す作業をします。「あーっ!たまごだよたまごっ!」まめちゃんが叫びました。「えっ?!」指さす方を見てみると、作業中の新聞紙の上に卵が転がっていました。「手では触らないように」というアドバイスを思い出し新聞紙の角を持ち上げて土の上に乗せ、スコップで移動(はぁ)。悪戦苦闘の末、引っ越しが無事完了。まめちゃんはワクワクしながら「卵がパカッとわえたら(割れたら)、あかちゃんがうまえゆ(生まれる)んだよねー。」と、言いながら霧吹きで水をやります。「あっ!しょーだ!かぶとむしのえしゃもややなくちゃ(かぶと虫の餌もやらなくちゃ)」と言いながら忙しそうにかぶと虫の餌を取りに行きます。飼育箱に餌を置き「かぶとむししゃん、ごはんだよー。たべてねー。」「なぁんでたべないのっ!はやくたーべーてーよぉぉー!」またしても叫んでいます。「かぶと虫はおなかがいっぱいなんだよ。」というと「たべないと、おおちくなえないんだかやー!」(食べないと大きくなれないんだから)と、今度は説教しています。まめちゃんなりにいろいろな事を考えているんだなぁ。と思うのでした。
2006年07月23日
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かぶと虫が我が家に来て10日経ちました。まめちゃんも家族の一員としてとらえているようです。朝起きると、まずリビングにやってきておとーしゃんとおかーしゃんがいることを確認してから「かぶとむししゃん、おちているかなぁ(起きているかなぁ)」といいながら、虫かごを確認しに行きます。たいてい朝は土の中にもぐっていて外へは出ていません。「かぶとむししゃん!おーちーてぇー!」叫び声が聞こえます。「・・・・・どぉしておちてこないのっ!」「おちてってばぁぁあ!」ひとしきり一人で騒いだ後、あきらめてまたこちらへ来ます。「かぶとむしさん寝てた?」と尋ねると「あしゃはねてるんだよねー。よるはおちてるんだよ。 (朝は寝てるんだよね。夜は起きてるんだよ。)」と冷静に答えます。よくわかっているのです。でもどうしても叫ばずにはいられないのでしょう。昨日、雌のうち1匹がひっくり返って弱っていました。そして間もなく動かなくなってしまいました。手のひらに乗せて確認していると「かぶとむししゃん、ねてるねー。」と嬉しそうにまめちゃんが来ました。「うー・・・ん。」死んでしまったことを告げるべきか迷いました。でも、生き物を飼うということはそういう辛い別れもあるのだということを知るいい機会だと思い、「かぶとむしさんは、死んでしまったの。」と告げると「しんじゃったの?」「うん、だからお墓をつくってあげようね。」というと「しょーだね。しょえがいいよね。」と言います。2人で公園の花壇に行き、花の咲いてるところに埋めました。「かぶとむししゃん、どうちたの?つちにもぐったの? しょうしたらしゃー(そうしたらさぁ)、 またげんち(元気)になって、まめちゃんこんにちはっていうんだぁ。」どうやら、土の中に入ると元気になって生き返ると思っているようです。そのあたりの説明は曖昧にしていると自分なりに理解したのか、家に帰ると「おしゅ(雄)は2だいいるけどめしゅ(雌)は1だいだね。」と言いました。かぶと虫が来た事で、親子共々いろいろな経験をします。
2006年07月21日
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いつも公園で遊んでいるハルちゃんのお母さんからかぶと虫をいただきました。ハルちゃんのお父さんが育てているそうで、今年は大繁殖したので、昆虫好きのまめちゃんにくれると言うのです。まめちゃんは大喜び。懸命にかぶと虫に話しかけます。「かぶとむししゃん、おはよう。」「かぶとむししゃん、ごはんをたべないとおおちくなれないよ。」といいながら、かぶと虫を餌に押し付けたり・・。あまり触ると弱ってしまうので、触らないように言うのですが「やぁだぁよぉ」と全く聞き入れません。おかーしゃんが、洗濯物を片付けに行った時です。「いーたーいーよぉぉ!」大きな叫び声が聞こえました。慌てて行ってみると、まめちゃんの腕をかぶと虫がよじ登っています。取ろうとするのですが、かぶとの爪が皮膚にひっかかって取れません。そうこうしているうちに、おかーしゃんの手に登ってきました。これがものすごく痛いのです。やっとのことでカゴに収めると、かぶと虫は“まったく迷惑だ!“と言わんばかりにザザっとすばやく土にもぐりこみ、寝てしまいました。このひと夏、親子で楽しめそうです。
2006年07月13日
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