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接待と会合と出張が続く一週間が終わり、ようやくのことでおとずれた週末の一日。のんびりと昼前までシーツの感触を楽しむつもりだったのに、躯とココロがまだ仕事モードから変わっておらず、七時には「ぱかっ」と目が覚めてしまった。
ベッドの上で今週起きたことを反芻する。バッグから携帯電話を取り出し、受信メールの画面をぼんやりと眺めた。いくつかの受信履歴が示す、あたしの一週間の足跡たち。
数年に一度くらいの割合で、やたらと異性に好感を持たれてしまう時がある。大抵それはこちらが外的世界にあまり関心の無い場合が多く、それゆえにいつも戸惑ってしまうのだった。
ふつう、好感を持つ人というのは、ウェルカム!な態度で接している、正のオーラに満ちた人だと思うのだけれど、我がことながら、どう贔屓目に考えても負のオーラの方を発散しているときの方が多いように思う。勿論、仕事中はそれなりに律してはいるしできる限り明朗かつ朗らかに接しているつもりはあるけれど、でもそういうのって、判ってしまうものだ。あたしならなんとなく察知してしまう。
人に好感を持たれたら、素直に喜ぶべきだろう。できることなら、「イーニ、ミーニ、マイニー、モウ」なんて悪戯っぽく呟けるくらいの余裕を持って。「きれいだね、かわいいね」と言われたら穏やかな微笑みを返せる余裕を求めてあたしの心は彷徨う。
窓の外は南国のようなスコール。
今年も梅雨がやってくる。