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Feb 17, 2005
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カテゴリ: 株式投資講座
こんばんは。

先週末から風邪で寝込んでいて、まだ頭がぐゎんぐゎんしてます(泣)
今や風邪が大流行のようなので、みなさんくれぐれも気をつけてくださいね。

病み上がり第一弾の今回は、またまた初心者向け株講座ですっ。

今までに何度か株講座を開かせてもらったので、うちのサイトに来てもらった
みなさんは、株に対する漠然とした恐怖とか不信感とかって少しは減って
もらえたかな?

ということで、今日は株のホラー話を少々...


不安を取り除くのが目的やのに、何でホラーやねんっ

ホラーじゃなくて、ホラ話でしたって落ちやろっ

って?


逆に危険を避けることができるんじゃないかな、と思ったんですよぉ。
それに、ホラ話でしたっていう落ちもないですし。
まぁ、聞いてくださいな。

では、

株ホラー 『信用アリ』

普通に株を買っていて大きな損を出すのは、買った株の値段が下がったとき。
これ当たり前ですよね。
もちろん、売らなきゃ、いつまでも損は数字の上だけのものだけど、
それは別として、とにかく30万円で買った株が値下がりして10万円になったら、
損は20万円、さらに、その会社が万が一倒産しちゃったら、損は30万円。
だから、逆に言うと、普通に株を買っていれば、買った分のお金しか損はしない
はずなんですよ。




知りたい? 


まぁ、知りたくないと言っても、今や本屋さんでこの方法を紹介する本が
山ほど並んでいるので、すでに知っている人も多いとは思いますが...

ただ、その本のタイトルに、『とっても簡単』とか『必ず儲かる』とかいう、
言葉がいっしょになっているところがミョーに怖いんです。

何を隠そう、その方法が、信用取引です。

くれる制度なんです。

信用で借りられる額は証券会社によって若干違うけど、だいたい証券会社に
預けているお金と株の総額の3倍くらい。

つまり、ある程度の株(もちろん現金でもOK)を持っていれば、それを担保に
何倍もの株が買えてしまい、持ち金よりはるかに大きな勝負ができるのです。

手続きはとっても簡単、保証人ももちろん不要、簡単な書類をちょこちょこ
って書いてポンって認印を押すだけ。
口座開設よりももっと簡単にできちゃいます。

短期で売買する場合は、買ってもすぐに売るから、そのたびごとに全額を
受け渡ししていては、持ち金に対しての取引の効率が落ちるので、
この信用取引を利用するのです。

また、信用取引には信用売りといって、自分が持っていない株を売ることが
できます。

例えば、下がると思った株があれば、証券会社から株を借りてきて、
売るんです。
つまり、現在100円の株を証券会社から1000株借りてきて(10万円)、
その株が50円に下がったときに同じ株を1000株買い戻して(5万円)、
株を証券会社に返せば、その差額(5万円)が自分の利益になる
という仕組みです。

でも、このとき、思ったとおりに株価が下がらず、逆に高騰したとします。
しかもストップ高が続き、買い戻すことすらできない(泣)
そのときは、上がった株価に見合っただけの証拠金を足さないといけません。
なぜなら、借りたときより株価が上がっているので、その分だけ、担保も
足さないといけないからです。これを追証といいます。
これが最初の恐怖。

さらに、もし、その銘柄が連日のストップ高で買い戻すことができなければ、
日に日に追証が積み重なり、やむなく高値で買い戻したときには、
とんでもない損失が...
なんてことも珍しくありません。こわぁ~~

この、追証に耐え切れず、一時的な高騰とわかっていながら、いやおうなく
多額の損失が確定するという大きな恐怖。

もちろん、信用は買いも売りもできるので、上と逆のパターンの恐怖も
あります。

株で大儲けした話、大損した話には、この信用取引によるものが少なくない
です。

もちろん、信用取引には、リスクをヘッジ(回避)するという本来の
なくてはならない役割があり、それ自体が悪いものでは決してありません。
私も必要に応じて、これらのリスクヘッジ策をとることもあります。

要は、どんな便利な道具でも使い方しだいで大きな怪我をすることになる
ということです。
私の知人のお父さんがこれで財産をなくし、夜逃げ同然になったと聞いた
こともあります。

なんか、今回はいつになくまじめな話になっちゃいましたねぇ。

でも、多くの方がうちに来て株に興味を持ってもらえるのはうれしいんだけど、
それこそ、信用取引だ、デイトレードだ、と魅力的な言葉に引きづられて、
よく理解せずに初めてしまい火傷しちゃうのは、私がこのブログを初めた本意に
反するので今日はちょっと、まじめにお話してみました。

それと、上の信用取引についての説明はちょーダイジェスト版なので、
言い足りない部分もいっぱいありますし、ごく一部の側面しかお話して
いない点ご理解くださいね。
だから、詳しく知りたい人は、本を買ってよぉ~く勉強するようにしてください。

とにかくテキストは、その辺にごろごろしていますので...


【信用取引に関する書籍一覧】

↑このタイトル凄すぎっ(泣笑)、くれぐれもご注意を


それから、凹んでいるときに暖かい言葉をかけてくれたみなさん、ありがとう。m(_ _)m
もうちょっとがんばってみようかと思います。







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Last updated  Feb 17, 2005 08:31:54 PM
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