いろいろにっき。

いろいろにっき。

不妊治療・・・27歳冬~


一大決心をし、ブセレキュアをもらってくる。
以前、卵巣膿腫の治療で使っていた時は保険も効いたので2~3千円位のもんだったのに、不妊治療ですから・・・保険適用外です。
1万円近いお支払い・・・

その他にも、IVF前に必要な検査(ダンちゃんと私)に3万円以上掛かった。
おぉ・・・財布がからっぽ。。。


11月21日、生理初日。ブセレキュア開始。相変わらず喉に流れ落ちる薬液の苦いこと・・・涙

11月25日、生理5日目。hMG注射開始。痛いらしいとは聞いていたが、本当に痛い!その後5日間続けて注射。
注射開始後3日目に内診。医師の様子が変。。。「うぅぅ~ん・・・ちょっと大きすぎるねぇ」と一言。
hMGが効き過ぎていたらしい。卵が成長しすぎていたようだ。急遽注射の量が減らされる事に。

最後のhMGは11月29日。そして夜、hCG注射。これが一番痛かった!!!


そして12月1日、採卵。朝ダンちゃんに連れて行ってもらう。
採卵は何と分娩室で行われる。
手術着に着替え、分娩台へ。心拍計が付けられて、点滴も始まる。
看護師さんは私を和ませようとしてか、しょうもない話(ケンタの肉質の話やら何やら・・・)を続ける。
尿のカテーテルが入れられる。しかも麻酔効く前!心拍計がピコピコうるさくなる。そりゃそうだ・・・超痛かったもん(涙)

その間に、隣の分娩台に妊婦さんが運ばれる。はーはー、ひーひー言っている。今にも産まれそうらしい。
ちょっとビビッてしまった。
そうこうしているうちに医師と培養師さん登場。麻酔薬を点滴から入れられ、すぐにトリップ。
多分8時半頃の出来事。

その後意識がはっきりしたのが10時20分頃。
再度内診をし、採れた卵子の数を聞く。10個も取れたって!あ~~!!良かった!
そのままお昼頃まで回復室にて点滴しながら休み、おしまい。


12月2日、あまりの腹痛で動けない。仕事を休む事に。
12月3日、仕事へ行くも、腹痛が酷くて早退する事に。

12月4日、採卵した卵子の状態を聞くために病院へ電話。10個採れたものの、移植できるような状態の受精卵は2つだけ、との事。
その後病院へ。採卵後の卵子の説明を受ける事に。10個採れたが、精子をふりかけた後の受精卵の状態が良くなかった。
数個は受精すらせず、また数個は受精後の分裂の途中で成長が止まってしまった、そして残ったのが2個。
その2個の受精卵は、決してグレードの高いものではなかった。素人目にも分かる程に、分裂の状態がおかしかった。
でも私達にはこれしかない。
初めてのIVFで、移植までこぎつけられただけでも幸運なんだと・・・そして内診室で移植の準備をする事に。

そしてまた、意識ぱっちり状態で尿カテーテル導入。相変わらず痛かった(涙)
その後、よく分からないうちに移植終了。画面にその様子が映っていたらしいのだけど、何がなんだか分からないうちに終わってしまった。
そして30分程度そのままの体勢で休み、会計してかえる事に。
21万円のお支払い・・・
黄体ホルモンの薬ももらって帰りました。

移植の翌日からもお腹が痛みました。
そして12月6日。起きてみるとお腹が出ている。腹囲82センチ。OHSSと診察。卵巣が腫れて、腹水が溜まっていました。

判定は12月22日。それまでお腹が腫れて、擬似妊婦体験をする事に・・・(笑)
OHSSの為、2日おきに通院する事に。

判定日まで、毎日が緊張とストレスでいっぱいでした。
成功率3割いかない治療だという事は十分に分かっているつもりでも、それまで耐えてきた精神的肉体的苦痛、
多額の費用の事を考えると、「ダメでもいいや」的な気持ちにはどうしてもなれませんでした。
トイレに行く度にドキドキして、判定までの2週間で精神的にボロボロになっていました。
夫婦喧嘩も何度したことか・・・

12月20日、お腹が痛いと思いながらトイレへ行くと出血。判定日を待たずにリセット。
そんな簡単なもんじゃない、1回でうまくいくなんて考える方がバカなんだ、分かっていても涙が止まりません。

リセットしたけど22日に病院へ。生理がきました、と伝えても「まだ分からないから」と言われ、尿検査を・・・
どうしてこんな事しなくちゃいけないんだろう・・・そう思いながら尿を採りました。

診察室に呼ばれ、「残念でしたね、また次回頑張りましょう」と一言言われ、私の1ヶ月間の戦いは終わったのでした。

かなり落ち込みました。仕事をかなり休み周囲に迷惑をかけ、治療費もかなりかかった。そんな事よりも身体の痛みと心の痛み・・・

大分落ち込みました。この先どうしよう・・・?そんな事ばかり考えていました。

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: