ちょっと暖かいと思ったら、今日はまたまた雪が降りそうな天気です。もともと午後は能を観にいくことにしていたので、ちょうど良かったのですが、そうでもなければ、一日中、こたつで丸くなってるだけだったかも・・・
さて「月の砂漠をさばさばと」ですが、北村薫さん作品で、さきちゃんという9歳の女の子と、そのお母さんをめぐる12の物語です。新潮文庫で読んだので、巻末に梨木香歩さんの解説がありました。梨木さんは初めてこの北村薫さんの物語を読んだ際に、作者の北村さんが、この物語に出てくるお母さんに良く似た若い女性に違いないと思ったと書いています。
この感じは良くわかります。北村さんはしばらく素性を明らかにしなかったので、若い女性だと思っていた読者が多かったようですが、それは単に「北村薫」という、男女どちらともとれるペンネームで、主人公が若い女性であるというだけでなく、作品の隅々に女性らしい何かが潜んでいる感じがするからなんですね。
「スキップ」「ターン」「リセット」の「時と人」三部作で、すっかり北村さんの作品に魅せられてしまったのですが、そこにも共通する人としての優しさ、みたいなものを感じます。
児童向けに書かれたということなんでしょうね。絵本のような展開で、短い物語なのですぐに読めてしまうのですが、とっても後味の良い本でした。おーなり由子さんの絵もイイ感じです。
梨木香歩さんは西の魔女が死んだと、あと一、二冊しか読んでいませんが、この本に魅かれたというのは納得いく感じです
************************************************************おまけ・・・このところのマスコミの報道など、どうにも疑問を感じていまして、そのあたりを埋めてくれそうなサイトを照会しています。
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