陸前高田市の松を京都の『五山送り火』のまきにする計画が中止になった問題は、賛否両論あると思いますが、私は残念に思います。
まきそのものに、放射能が検出されなかった事実を考えると、子どもの安全の為にいう意見を尊重して中止に踏み切ったのは、どうかと思います。
被災地周辺の若い母親の方達は、もっと危険な状況でありながら、子どもを守る為に、日々戦っておられる状況だと拝察申し上げます。
まさに国難であるのです。
そんな状況に、痛みを分け合う気持ちもなく、家族を亡くされた方達に、すこしばかりの安心(あんじん)を持って頂こうとしないのは申し訳なく恥じております。
保存会の理事長様の苦渋の選択をされた辛さは伝わってきました。かなり悩まれた事と存じますが、京都市長が、人事みたいに、『判断には、常識を疑う。』と言ってましたが、当然、ありうる判断ではある訳で、それより、行政のトップとしての勇気ある介入をされなかったのが残念であります。
先週に、ある会で、甚大な被害に遭われた宮城県登米市長の被害状況を話される時に、市長が挨拶にお見えになっておりましたが、中止になった事に、大半は批判的な時に、同じように、怒りに満ちた声明を出すだけで幕引きには違和感を感じております。
陸前高田市の地元で、無事にまきが焚かれて、天高く炎が昇る様をテレビで拝して、安堵感を持ちました。