朝四時に起床して、ホテルを五時前に出発して、荒川登山口から六時に登山開始です。
目指すは 縄文杉
です。運良く、雨の心配は無しでした。
屋久杉
搬出のために大正時代に敷設された トロッコ道
を歩いて行きます。
京都嵐山の住民である私達の家族は、トロッコと言うと、今や地元嵐山の観光名物のトロッコ列車を連想してしまいますが、昭和四十年代の半ばまでは、村があり、小杉谷集落跡には小学校の校庭や人家の石垣が残り、心血を注いで生きる為の生命線だった線路跡を歩いているのを実感しました。
ガイドの管さんが平たんな山道でなく、往復十時間を超える道程をさして、登山前に『ピクニックでもなければ、ハイキングでもありません。』と言われたのが、私には長い距離、険しい登山道、強風の中を渡る橋の恐怖以上に、枕木の上を心して踏みしめるようにも言われたように重く胸に響きました。
屋久島の森の魅力は、 着生
と教えて頂きました。これだけは、全てを忘れても覚えといて下さいとの事でしたので、あえて書きました。自然の生命力は素晴らしいです。
あまり、講釈を並べるより、是非とも行って、体感してほしいです。それが感想です。
家族で、列を成して、互いに励ましあいながらの登山は、日常生活では忘れかけていた家族の絆を蘇らせてくれました。

