Das Logbuch von Zeppelin in der Shortland und R'lyeh

　ときには、ぼんやりと一日を過ごしていても良いと思うんですよ。

最近、5歳の女児というVtuberの設定さえ守れない​ プロデューサ（56歳） ​が

「​ ボーっと生きてんじゃねぇよ！ ​」と出演者さんに怒鳴りつける番組が

流行っているようです。

本来、"些末なこと"を取り上げて出演者さんや視聴者の皆さんに

ある種のアハ体験をしてもらう番組は、フジテレビさんによって​ 毎週水曜日の夜9時 ​に

放送されるものであって、公共放送さんによって放送されるものではありません。

　ボーッと生きていても良いと思うんですよ。世間様は「ボンヤリとしているんじゃないよ」と

主張して、ボンヤリと生きていることを最大の悪徳、あるいは無駄と見なして

切り捨てようとするかもしれません。

しかし、そのように檄を飛ばした結果、

あるいは「​ 時間を私たちに預ければ生命が倍になる ​」という「うまい話」を

持ちかけられた結果、私たちが今までもっていた余暇から生まれる時間の

余裕が失われてしまい、せっかちな人が増えてしまったように私には思われます。

　何人にも囚われることなくボンヤリと生きていることは、

思考を整理したり心身の休息をしたりするうえでは、必要なことであるとさえ、

私は感じています。

　辺りが暗くなって、眠気を催したら、早めに寝ましょう。