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本を読みましょう。自分の手が動くままに
読みたい本を読めば良いのです。
「読書は、何の役に立つんですか?」という問いもあるかもしれませんが、
私にとって、読書は数学と同様に、考えるヒントを与えてくれるものです。
数学も、義務教育で学習する「読み書き算盤」のうち、算盤の延長線上に
あるものはさておき、高校や大学で教養として学ぶものには実生活では
役に立たないでしょう。ですが、それが素晴らしいことなのだ、と
私が通った大学で教鞭を執っていた数学の先生はおっしゃっていました。
それに、高校で学ぶ「場合分け」といった考え方は、
複雑に見える問題を簡単なものに分解して解決策を得ようとする
還元主義という考えに通じるものがあります。
読書も同じようなもので、自分の考えと同じところに共感を示したり、
これと異なるところに反発を覚えたりすることで、自分の考えや
他人の考えとの共通点や相違点を見つけることができます。
私は古典を中心に、他の人からすれば少し手に取りにくいと考えられる書籍を
読んでいますが、いきなりそれに手を出すのは大変なものです。
私はEテレ『 100分 de 名著 』で紹介されている本を読んでいます。
古典を手にとるのは難しいと考えている方は、ライトノヴェルから
始めてみては如何でしょうか。時雨沢恵一氏の『 キノの旅 』(電撃文庫)は
1話完結の短編集という体裁を取っているという点において、
比較的読みやすいものと私には思われます。
目の前に転がっている任務(タスク)は自分を成長させる
手段と捉え、少しずつ丁寧に、正面から課題と向き合ってみましょう。
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