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カテゴリ: 作曲家 composer
カラヤン/プッチーニ:歌劇《蝶々夫人》


私は残念ながら蝶々夫人に出たことはないので見るほう専門なのですが、
知人のK氏が結構前にイタリアで蝶々に出たときの話を
覚えている範囲で書いてみます。

そのK氏はボンゾ役でした。
ボンゾは蝶々の親戚で、僧侶なので
蝶々が夫のアメリカ人のピンカートンと同じ
キリスト教に改宗したことを激しく非難し、
結婚式に来ていた客達を連れて帰ってしまうという役です。

まあ、和室の蝶々の部屋に土足で上がってしまうのは
海外ではよくあったことですが・・・
(最近はそうでもないようですけどね)


さて、劇場での稽古中、K氏に話しかけてきた人が。
大道具さんです。
そして、大道具さんは「この柱に、筆で字を書いてくれ」と言いました。
もちろんK先生は引き受けたのですが、
何を書くのかというと手本の紙には 「南無阿弥陀仏」
何に使われるのかよくわからないまま、
K先生はその柱に「南無阿弥陀仏」と書きました。

そして後日、大道具もそろっての稽古のとき、
その柱は 鳥居 に仕上がっていました。
つまり、 鳥居の柱に「南無阿弥陀仏」 です。
しかも、字が下から上に、さかさまに使われていました。

さらに、この 鳥居 をボンゾに持って出るように指示がありました。
ここからは宗教の問題なのでなかなか外国人には理解しにくいことですが
ボンゾは僧侶で、鳥居は神社ですから、日本ではありえないですね。
あと、 鳥居を「持つ」 という感覚も日本にはありませんよね。

結局K氏は、
僧侶の衣装で、
さかさまに「南無阿弥陀仏」と書かれた鳥居を持って


文化って、難しい~。





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Last updated  2006.08.29 23:39:05
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Re:プッチーニ : 蝶々夫人(08/29)  
鳥居の柱に「南無阿弥陀仏」ですかぁ・・・。

欧米人は宗教に関しては日本人よりも敏感だと思っていましたが、意外にいい加減だったんですねぇ。まぁ、演出家の先生に文句など言えないのかもしれないのですが(その舞台が絶対に日本的でないことは理解します)、“フザケンナ!コノヤロー!”(一応欧米人相手なので、カタカナ表記で)と一喝入れてほしかったなぁ・・。

 そうそう、『蝶々夫人』といえば、劇団四季の浅利慶太がスカラで演出した舞台の映像(マゼール指揮)がありましたが、日本人の演出家のクセにどうにかならんのかぁ!って思うようなところが多々ありました・・。 (2006.08.30 00:21:28)

こんにちは!  
mikichannettina  さん
いやはや
それに引き換え、今年のプッチーニ・フェスティバルでの蝶々さんはよかったですよ~
堺Cityオペラのみなさんのおかげで日本人として、鼻が高かったです
ミラノでも、フィレンツェでも、ヴェローナでも蝶々婦人を見ましたが、周りの人の????な視線を浴びながら方を震わせて笑ったこともありますよ
蝶々さんのいとこ役をやらせてもらった時も
あんたら、なんか勘違いしてるでしょうと思いながら、私は私でかってにやらせてもらいました
終幕で、黒子姿で、自害を決意した蝶々さんに白無垢(結婚式のときの上っ張り)と刀を持って現れ、刀を手渡して、白無垢を着せて退場、っていうのもやったことあります
イタリア人の発想にしてはなかなか画期的ですよね (2006.08.31 03:42:41)

☆ラインの黄金仮面さん☆  
欧米人は基本的に宗教に関しては敏感だと思うのですが、神道と仏教の混在が理解できないのではないでしょうか・・・?

浅利慶太がスカラでですか!?知らなかった~どんなのか気になりますね。 (2006.08.31 21:30:42)

☆mikichannettinaさん☆  
白無垢ですか!それはなかなかですね。
黒子というのも日本くらいしかありませんよね?
しかし蝶々エピソードは、mikichannettinaさんはいろいろお持ちでしょうね~。 (2006.08.31 21:32:51)

おまけ  
mikichannettina  さん
ありますよ~
一番のお気に入りは
蝶々さんが子どもを連れてくるシーンで
シャープレスが
「Caro,come ti chiamano?」
と聞くんですが、
もちろん子どもはイタリア人ですから、質問の内容が分かるわけです
でも、まだ小さいのでオペラという状況が今一つ理解できてなくて
「Francesco!」
と返事をしてしまったんですねえ
ちゃうやろ!!!
あと、傑作なのは
1幕でシャープレスが蝶々さんにいろいろ質問するシーン
順番を間違うと蝶々さんは返事に困ってしまうんですねえ
「e, vostro padre?」のはずが
「quanti anni avete?」と聞かれてしまった蝶々さん
一瞬黙ってしまって、でも音楽的にどうしても自分の返事を変えるわけにもいかず
「E’ morto」
と返事してしまったんです
伴奏も止まってまさに沈黙
ほんの1秒ほどだったんでしょうけど、私たち舞台の上にいるものに取っては5分くらいに感じられましたよ~ (2006.09.02 04:03:00)

☆mikichannettinaさん☆  
なる~
子どもは事故ありますよね~
他の人のために訳してみますわよん
(わたくしいたりあごできないんだけど)

>一番のお気に入りは
>蝶々さんが子どもを連れてくるシーンで
>シャープレスが
>「Caro,come ti chiamano?」
かわいいね、なんて名前?
>と聞くんですが、
>もちろん子どもはイタリア人ですから、質問の内容が分かるわけです
>でも、まだ小さいのでオペラという状況が今一つ理解できてなくて
>「Francesco!」
フランチェスコ!(その子の本名でしょうね)
>と返事をしてしまったんですねえ
>ちゃうやろ!!!
>あと、傑作なのは
>1幕でシャープレスが蝶々さんにいろいろ質問するシーン
>順番を間違うと蝶々さんは返事に困ってしまうんですねえ
>「e, vostro padre?」お父さんは?のはずが
>「quanti anni avete?」何歳?と聞かれてしまった蝶々さん
>一瞬黙ってしまって、でも音楽的にどうしても自分の返事を変えるわけにもいかず
>「E’ morto」死にました
>と返事してしまったんです
>伴奏も止まってまさに沈黙
>ほんの1秒ほどだったんでしょうけど、私たち舞台の上にいるものに取っては5分くらいに感じられましたよ~

オペラに事故はつきものですね~ (2006.09.02 23:51:36)

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