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ふぅ・・・今日はこれくらいにしておくか
あぁ、いつもすまんな。わざわざ我の修行に付き合ってもらって
そんな事は無い。私にとっても良い修行になるしな。それに・・・
それに?
・・・いや、何でもない
なんだ、気になるではないか・・・
教えないよ。それじゃあ、私は先に戻るが・・・
シュヴァルツ、先ほどの打ち合いで、何か迷いのようなものが感じられたんだ。悩み事があるなら、私でよければ相談に乗るぞ?
・・・いや、今は特にない。その時は頼りにさせてもらう
そうか・・・それなら良いんだが・・・それじゃ、私は先に戻るぞ
あぁ・・・
(悩み事・・・確かに無い訳ではない・・・ただ・・・)
(鈴稟との関係の発展についての悩みとか、本人に出来る訳がなかろう・・・!)
(レミエルに唆され、なんだか 際どい下着 も買わされたが・・・どうしろというのだ・・・)
(駄目だ、そんな姿を鈴稟に見られたら多分死んでしまう)
どうしたシュヴァルツ?顔真っ赤にして一人でブツブツと
ぬぁ!?
俺のセリフだよ。いきなり大声出して・・・どうかしたのか?
い、いや・・・特になんでも・・・
・・・ん?その装い、主は今から修業か?
あぁ。炎が使えないからな。刹那に剣の稽古つけてもらってるんだ
そうか・・・
それじゃ、俺はもう行くな~
(・・・悩みといえば主もだ・・・どんどん強くなっていく・・・)
(無論主が強くなっていくのは好ましい事だ・・・だが・・・)
(我は・・・主が傷つくのが嫌で、主達の力になりたくて力を得たというのに、我の必要意義が消えて行く気がする・・・)
(主が強くなって、我の力を必要としないほどに強くなったとしたら・・・我は・・・どうすればいいのだろうか・・・)
(カサッ)む?チラシ・・・?何だこれは・・・
・・・え?続くの・・・!?(何
紫色の理由 2010.11.07
帰還、そしてまさかの・・・ 2010.11.02