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日本アニメ界屈指の名監督の一人、押井守監督が手がけた最新アニメ映画
…っていう出だしで良いのかな?
今日、紹介したいのは “スカイ・クロラ” です。
この作品、TVCMや宣伝活動に力を入れられている印象が強く、
また、そのCMで使われている画像の美しさは非常に魅力的に感じたので
ちょうど封切りして間もないということもあって、見に行ってきました。
さて… どう書いて良いものか、ちょっと困りますね(ーー;)
まず誤解してもらいたくないので念のために書いておくと、
1800円払ってみるだけの価値は十二分にある
ということ。
美麗なアニメーション
、 戦闘シーンの迫力
、豪 華な声優陣
、
登場人物の細やかな表情
等々、非常に魅力的な作品であります。
まぁ、とは言え、セルとCGが混在しているのはやはり未だ違和感を覚えるし、
戦闘機の動きも、現実的ではないような印象を素人ながら受けましたし、声優陣も“本職”でない分、キャラと融合しきれていない面も感じますし、
“キルドレ”という設定ゆえか、表情の起伏が少ないので能面のような印象も受けますし…
モヤモヤっとした感情が無いといえば嘘になるかなぁ、という気が。
それでも、そういったことが些末なことに思えるくらいテーマとしては重い(≒面白い)ものがあり、非常に見応えのある作品ですね。
生の実感というか、生と死の境界というか、自己の存在意味の認識というか…
そういったものを“キルドレ”という存在からは感じます。
。。。うーん。ともかく評価が難しいよなぁ。
そもそもこの作品、あんまり前知識無しで見たのですが、
どうやら原作は現在6作品でているシリーズものの小説一つで
今作はそのウチの第5作を原作としているようなんですね。
(断定しても良いけど、このシリーズを読んでない以上、“らしい”という表現を
オイラとしては採るしかない、ということで断定調を避けています。)
で、作中において、その前にある4作品において書かれていることが
登場人物の関係を考える上で非常に大きな役割を果たしているのですが、
その辺りの説明が映画の中では必要最小限でしか語られてないので
恐らくなら、この辺りが作品の評価を難しくしてる要因かな、と。
言うなれば、 “逆襲のシャア”におけるファーストガンダム
や
“シト新生・Air/まごころを、君に”におけるTV版エヴァ
に当たる箇所を
知らずに見てしまったことによる消化不良感があるのかな、と思うわけで。
主要登場人物のバックボーンを語っているそれらの作品を知らずに
単体の作品と見ても充分に楽しめるものの、やはりそれらを知っていると、
この映画の楽しみは数十倍に膨らむのではないかと思われます。
。。。やっぱり原作を1から読んだ上で、
もう一度見てみた方が良いかもしれないなぁ。
小説を6冊読もうと思ったらかなり大変なんだけどね。
ただ、このシリーズから押井守監督がスカイ・クロラを選んだのは、やはり最後のクサナギを描きたかったからなのかな、という気が。
ということで、この映画を観る上で最も注意すべき事は
“映画館は明るくなるまでは席を立つべきではない”
ということかな、なんて風に思います。
届きました 2009.10.23
エヴァの新作を見に行きました 2009.07.13
レッドクリフパートII 2009.05.12 コメント(2)
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