薬局長2年生の『ふぁお兵衛』の雑記帳

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ふぁお兵衛

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April 6, 2025
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カテゴリ: 健康
薬局の閉店間際に、中年の女性の患者さんがやってきた。
必要数の漢方薬が足りず、「不足分は後で送ります」といつもの様に話し始めたら、なんだか様子が変!
「ポストまで取りに行けない。」「誰かに持ってきてもらうのもダメ」「取りに来れない。今あるだけ欲しい」
ちょっと理解できないな、と私が思っている事に彼女は素早く気付き、・・・・・長い話が始まった。


27年前に、ご主人をなくした事。
「手を洗わずにはいられない」などの、症状が出始めた。
仕事をしたくても、できない。
精神科を受診したが、副作用で、薬が服用できない。
何もかもが怖い。


結果、「生活保護」を受けている。
どこの薬局に行っても、「生保」だとわかると、態度が変わる。私の態度がそうではなかったので、話始めたらしい。

ともかく神経質な様子があらわ。
しゃべる事が治癒につながれば良いが、
原因を探して、治ろうとする過程を踏んでいるのだろうか?
何をやってもダメだったのだろうか?
お手伝いする医療機関は無いのだろうか?
このままで、生きていくことに疑問は無いのだろうか?
自分の考えに固執しないで、他の考え受け入れる気は無いのだろうか?

問わず語りに続いた話で、すでに閉店時間を40分オーバー。

話を聞くのは、薬剤師の仕事の一部だが、もうヘトヘトで、食欲すらなくなった。

それで済めばよかったが、翌日、食事以外の時間は、すべて眠っていた。昼間寝ているのに、夜も眠った。まあ、食欲は戻ったが、私には、この人の病気の知識も、治す力も不足している。

こんな時、薬剤師はどうすればよいのだろう。
「降参」と白旗上げるかな。それじゃ駄目だね。





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Last updated  April 6, 2025 03:51:52 PM
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