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2010.12.31
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カテゴリ: カテゴリ未分類
結局、娘Kは、金曜に救急車で搬送され、
翌週末に退院しました。

クリスマスを病院で過ごすなんてことは、自分の人生で
想像もできなかったことで、そういうかわいそうな子が
いるということは頭では理解できていたけど、
まさか自分や我が子がそうなるとは、夢にも思いませんでした。


なにもないままでは息子がかわいそうだったので、
母に数時間だけ看病を代わってもらい、
息子を連れて、イブの夜、ショッピングモールで食事しました。


我が子しかおらず、

(それもそのはず。ふつうの家族は家でチキンとケーキで
乾杯している時間でした)

わーい!プレイコーナー、ぜんぶ貸し切りだ!!なんて
はしゃいでみたものの、なんともいえない申し訳ない
切ない気持ちになりました。

帰りは息子のリクエストでお寿司屋さんに寄りましたが、
こちらも貸し切り。

自分の子どもたちの健康管理の不行き届きから、
クリスマスに、こんなさびしい思いをさせてしまった、と。

クリスマスの夜にちょっとしか一緒にいてやれなくて、

けなげな息子は、お母さんと一緒にいられてうれしい、
点滴に繋がれているk(妹)のほうがかわいそう、と、
泣けることを言ってくれました。

病院での帰り際も、今回は泣かずに
明るく手を振って帰ってくれました。



母不在のなか、サンタさんは一応、プレゼントだけは
届けてくれたという形がとれました。


娘kのほうは、準備ができていなかったので、プレゼントは間に合わず。

でも、病棟のお医者さまや看護師さん、保育士さんらが、
サンタやトナカイに扮して、ベッドに訪れ、
歌ったり、ベルで演奏をしてくれました。
サンタ

病状の安定している子は家に帰っているので、
ひっそりとした夜でした。

サンタさん御一行から、去り際、
「お母さんもがんばってください!」と激励の一言があり、
この演出も、疲れている心に響き、泣けました。


そしてその翌々日、バイタルサインも安定してきた娘は、
無事に退院できました。


これで今回の入院騒動のお話しはおしまいです。


退院からまだ間もなく、時間のないなか、
怒涛のように書き綴った今回の顛末ですが、
何が言いたかったかというと、

今年のクリスマスは、病院で過ごした私と娘でしたが、
散々だったかというと、そうとも言い切れないということです。

辛い入院生活でしたが、そこではいつも誰かが
私たちのことを気にかけていてくれて、
あたたかい思いやりの心を届けてくれていて・・・。

1歳の娘にはまだ伝わらなかったかもしれませんが、
実はとても幸せな毎日だったようにも思えるのです。


大切な仕事を早々に切り上げざるをえなかった時も、
カメラマンさんや編集長らは、無理しないように、と
娘のことを気遣ってくださいました。

3歳の息子を早朝から最後まで12時間も保育園に預けっぱなしに
しなくてはいけなかった時も、保育園の先生たちは
とても息子と入院中の妹のことを気にかけてくれ、
息子もみじめな思いをせずに済んだようです。

娘の次に心配だった息子もまた、
「おかあさん、ぼく保育園、楽しいから大丈夫だよ」と、
私を励ますようなことを毎日、電話で言ってくれました。

祖父母たちも、遠巻きながらも、あたたかいお味噌汁や
お弁当を届けてくれて、祖父母たちなりに、気遣いを
見せてくれました。


転院された主治医の先生までお見舞いに来てくださり、
今の病気、持病、そしてこれからのことなど、
いろんなことをジョークまじりに娘の枕元で語って、
元気づけてくれました。

看護師さんも、みなが寝静まった夜、
眠れずにいたら、話を聞いてくれました。


娘の異変を知らせるモニターのアラートが鳴り響く、
不安で孤独な夜にも、ひとりぼっちではないと思えました。


ふだんだったら、あたり前と思ってしまうようなことでも、
心労で疲弊し、傷ついた心には、ストレートに響き、
周囲の思いやりや優しさに心から癒され、励まされました。

きっと、今回の入院の思いでは、心の宝箱の中で眠り、
いつかふとした時に、悲惨なクリスマスの思い出ではなく
人々の思いやりに育まれた、幸せの象徴として、
あたたかく思い出されるんじゃないかな、と思います。


どうぞみなさまもよいお年をお迎えください。

K


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Last updated  2010.12.31 14:06:21
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