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(写真:PowerdByCanva2021)「瞑想」(散文詩)「今日も、一日がいつもみたいに終わってしまうのだろうな。」 朝からこんなこと思っている別の自分が、なんとなく顔を出し始めてきている。 「そんなことはない。」と言い聞かせてみても、自堕落な性分のそれは、決して一歩も譲らない。それどころか、頑なに拒む僕の心の隙間に、いとも簡単に入り込み、そこでぬくぬくと成長し始める。そして、次から次へと変化や刺激を欲しがるのだ。だが、騙されてはいけない。目を閉じて、そいつが何を言っても聞き流し、構わないでいることだ。そうだ。聞こえているが気にはとめない状態でいればいい。それについて構わず、何も考えないことだ。ただ、心を研ぎ澄ましていれば、それらの声は歌詞のない子守唄のようにさえ感じられるようになるだろう。 例えば、それは始めは、地獄の釜の中で煮えたぎるものの泡のようにぼこぼこと僕の心を動揺させる。気にすれば気にするほど心は熱くなり、さらに大きな泡が現れてくるので、そこで惑わされず、気にせず放っておくのだ。すれば、心も落ち着いて熱も冷め、泡も次第に落ち着いていく。出ている泡が段々小さくなって、そのうち表面に現れなくなってくるように心が平らかになったなら、そこからが始まりと思えばいい。 心の隙間が閉じた中で、小さくなって眠りこけてしまった魔物は、もう何も話しかけてはこないだろう。 こうして安心して、僕の一日を始められる。(20211128/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.11.28

(写真:PowerdByCanva2021)「超習慣化」ここ最近を振り返ってみて時間さえあればやること それはひたすら文章を書くということペンや鉛筆をそこら中に置いて思いついたら その場で書くことこれって正に超習慣化広告チラシの白紙面要らないレシート 紙切れなどに思いつくまま手当たりしだい紙がなければスマホかパソコンホワイトボードや手の甲にまでそれをノートに写すのか電子データで残すのかはたまた消すかゴミになるのかひたすら書くって こういうこと?聞けば 呆れてしまいそうだが気づけば そんな生活スタイル(20211127/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.11.27

(写真:PowerdByCanva2021)「雑巾」要らなくなったタオルで雑巾を縫うしばらく裁縫もやってなかったが雑巾ぐらいなら造作もないこと裁縫道具は三十年以上使い込んでるものもある糸を買い足せば何でも縫えるミシンなんかは高級過ぎて僕には宝の持ち腐れ糸と針を使って手で縫う自分で使うだけだからほつれないように縫い付ければ見た目は大して重要ではない二つばかりを作ったがなかなかどうして使いやすそうだたかが雑巾とバカにするなよお金を使わず時間を使って物を生み出す自然の理僕たちが つい忘れていること忘れないようにやっているだけ(20211126/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.11.26

(写真:PowerdByCanva2021)「些細なことも大事にしながら」胡椒でくしゃみが出てしまうあれは いったい なぜだろう鼻の中のちょっといった上の方そのあたりが くすぐったい感じ目玉焼きをしていると白身より黄身のほうが固まりにくいのはなぜだろうそれも なんとなく不思議に思う日常なんでもないような些細なことにも疑問が湧くがそれよりもっと大事なことがいっぱいいっぱい目白押しだだけど見栄など張らないし知ったかぶりも恥ずかしいし出来れば正直者でありたいつま先立ちで踵を上げてそのままずっとじゃ疲れるから背伸びなんかはしないようにして地にしっかりと足裏つけて歩いていこう小さな疑問も気に留めながら(20211125/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.11.25

(写真:PowerdByCanva2021)「経年劣化」長く風雨にさらされて太陽の光が内側まで溶け込んでそれは完全に劣化してボロボロに崩れていきました昼間の光ばかりでなく朝日や夕日の弱い光も全部ひっくるめてそのようなものなのでこれは たまったものではありませんほかにも同じたぐいのものはすべて経年劣化の末にグズグズになりその形は哀れにも崩れていきましたほぼ全滅の壊滅状態ですつまり何かによって力が加わればバネの部分の反発力に耐えきれずその部分から折れてしまったり無残に割れてしまったりするわけですひどいものは何かが触れただけでヒビが入りますがその後ボロボロと崩れ落ちるのも時間の問題ですこれは加工が簡単で大量生産されたプラスチック製洗濯バサミの最期の姿なのです(20211124/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.11.24

(写真:PowerdByCanva2021)「詩を書くクマ」僕は詩人になれぬ者だって僕はクマだもの人ではないから詩人にはなりたくっても なれない者だけどそれでも詩を書く者数え切れぬほど幾つもの詩を書く僕はクマだもの詩人になんてならない者あえて言うなら詩熊だもの詩人になんてなりたくない者そうだよ僕はクマだもの(20211123/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.11.23

(写真:PowerdByCanva2021)「だったら」誰にも言っちゃだめだよ とかほんとうは言いたくないんだけど とかこれって言ったらいけないけれど とかだったら それは言わなくていいだまって 心にしまっておいてでも ほんとは 言いたくてしょうがないんでしょだったら「言わせてくれる?」って聞くほうが ずっと正直でいいんじゃないの?(20211122/私之若夜=しのわかや)※これは1年前に投稿した記事の再掲です。
2025.11.22

(写真:PowerdByCanva2021)「大切なことは伝わらない」いちばん さわっていい かんしょくはねこの にくきゅうよくさわってみるとりくつはぬきにしてよいだんりょくかんむりにぎゅうぎゅうほんきで にぎればうれしがる よりもがぶりと かみつくたかが にくきゅういたってにくきゅうせつないにくきゅうつかれた ときにはだまってにくきゅう(20211121/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.11.21

(写真:PowerdByCanva2021)「色硝子」ガラス細工のリンゴのオブジェ赤青黄に緑の色合い赤と黄色はいいけれど青いリンゴは毒々しいね毒々しいけど美しくもある青い硝子のリンゴのオブジェ緑の葉っぱが気になるけれどもともと緑が青りんご青いリンゴは緑色ブルーのリンゴは無いけれどグリーンアップルは健在ですいっそブルーは無しにして葉っぱと同じ緑のリンゴ作ってみたらどうだろう(20211120/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.11.20

(写真:PowerdByCanva2021)「アイソレーションⅡ」万華鏡を見ているようにエントランスの天窓から空を眺めるある晴れた日の朝首が痛くなるほど真上に顔を向けて空を仰ぐ 涙は出ない爽やかだがどこか物悲しいのはあの青のせいかこの静かな秋の朝のせいかそれともこれは君との別れの感情が作り出している幻なのか 夢なのか止まっていた時間が急に動き出したように慌ただしく空気は流れ人の声 足音が聞こえてきた(20211119/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.11.19

(写真:PowerdByCanva2021)「ヒビ」ここまで割れればもとに戻せない新しいものに買い換えなければこんなにひどくヒビが入ればどうやったって もとに戻らない鏡に映った空までもどこかぎこちない虚像に変わる鏡に映った僕までがガタガタ割れたモザイクになるヒビはもとには戻せないので接着剤やテープでも二度ともとには戻らないので新しいのに換えるしかない(20211118/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.11.18

(写真:PowerdByCanva2021)「十一月の雨音」雨が降る 雨が降る冷たいが 冷たいが雨が降る ずっと降る午前中 昼過ぎも 夕方も雨が降る ずっと降る 止まないで音がする ずっとする 暗闇で * * * * *冷たい雨が 一日ずっと降り続き雨音響く 十一月の夜雨が降る ずっと降る降る止まないで音がするする ずっと暗闇で※これは、2021年11月9日(火)に作成した詩を手直ししたものです。(20211117/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.11.17

(写真:PowerdByCanva2021)「これも朝」車のエンジン音が聞こえるすべてが散文調な こんな朝は静かに呼吸を整えて体内時計のリズムを感じるあっ 止まった始まる前に終わってしまった電車の走る音が聞こえる何となく散文調な そんな朝は努めて呼吸を整える目覚まし時計がピピピと鳴ってるあっ 止まった止めようとしたら 止んでしまった拍子抜けした朝これもまた 一生の中の一度っきりの 僕の朝(20211116/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.11.16

(写真:PowerdByCanva2021)「動き回ったほうがいい」さっきから同じところを行ったり来たりしている全然前へは進めないから一ヶ所で足踏みするのとそれじゃ全く変わらない?そんなことはないだろうだって周りの景色はめまぐるしいほど次から次へと変わっていくよ一ヶ所に止まっているよりは、ね(20211115/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.11.15

(写真:PowerdByCanva2021)「クロード・モネ」今日は光が 生まれた日クロード・モネの誕生日光がモネで モネが光でとにかく彼が生まれた日印象派なんていう名前などよくわからないしどうでもよくてそれより何よりモネの絵が彼の描いた絵が僕は好きで相補い合う色の間から間とも言えぬ隙間から隙間とも言えぬ色の外から差し込み漏れ入る光の粒子よ散歩で日傘をさす女(ひと)よ池に浮かんだ 睡蓮よ光と光をなみなみと湛え時代を超えて語りかけてくる(20211114/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.11.14

(写真:PowerdByCanva2021)「朝が来る」たわむ鋼の鎖から夜の詰まった 結露が滴る冷気をまとう 草木から小さな小さな光の粒がゆらゆら上がって日差しに消える緑とけぶった空の色とが溶けて交わり 朝が来る (20211113/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.11.13

(写真:PowerdByCanva2021)「りんご」りんごを食べた包丁で スルスル皮をむいて食べた少し酸っぱかったけど甘さは程よく美味しかった思えば ここ数年来りんごが美味しく食べられた記憶がないのはなぜだろうりんごはいつでも売っているしその気になれば簡単に買って食べることもできるし食べた記憶は いっぱいあるけど美味しく食べたという記憶がまったく残っていないのはなぜだそれともただの気のせいなのかりんごに聞いても当然 答えは返ってこない(20211112/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.11.12

(写真:PowerdByCanva2021)「夜は冬のごとし」(長歌)誰でもいい話を聞かせてくれればいいそしたら僕は 何も言わず黙って笑顔で 聞いていよう話が嫌なら 何も言わず黙ってそばに いればいいそしたら二人で 夜明けまで明るくなるまで そうしていよう * * * * *孤独でも誰だっていいそばにいてくれさえすれば夜は凌げる(20211111/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.11.11

(写真:PowerdByCanva2021)「心を育てる」もしも心が 育つものなら心にも 水や栄養や光が必要?十中八九 多分恐らく 間違いなく社会 教育 文化は必要(20211110/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.11.10

(写真:PowerdByCanva2021)「揺れてみる」(長歌)揺れている 感じは多分揺らしてる 寝ぼけた自分さもなくば 貧乏ゆすり?でもなぜか心地よいのは 不思議な感じ * * * * *揺れてみる自分で揺れているだけで心地よいのは 不思議な感じ(20211109/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.11.09

(写真:PowerdByCanva2021)「いちにち」朝日が眩しいこんな日はなんとか一日 がんばれそうだ寝覚めに大きな伸びをしてついでに大きな口を開けて欠伸の一つも したならばなんとか一日 がんばれそうだ*やらなきゃいけないことばかりやりたいこともやまほどあるのにさぁて 何から始めようか迷ってなんかいられないか出来ることからやりたいことからやらなきゃいけない仕事からどんどん捌いていかないとあっという間に今日という日が終わってしまうに違いない*空を見上げれば 日差しが眩しい眠気を何処かへ吹き飛ばす 風さあさあさあコホンと一つ 咳払いをして今日も一日 はりきっていこう(20211108/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。 一部修正加筆してあります。
2025.11.08

(写真:PowerdByCanva2021)「彷徨い人」(長歌)友だちに 会いたいだとか闇雲に 仲間を増やしたいだとかそういうわけでは ないのだが人恋しくて気が付けば よく知る街を彷徨い歩く*何となく人恋しくてわたくしは住み慣れた町で迷い人となる(20221107/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.11.07

(写真:PowerdByCanva2021)「腕時計」若い頃 よくしてた銀色の 腕時計なんとなく 気になって よく外しポケットに 入れていた気づいたら その時は 電池切れ何年も 使わずに お蔵入り * * * * *欲しくって 勇んで買った腕時計大事にし過ぎて ついにお蔵入り(20211106/私之若夜=しのわかや)※これは1年前に投稿した記事の再掲です。
2025.11.06

(写真:PowerdByCanva2021)「太刀魚」この前の 太刀魚の刺し身はぷりぷりで 美味しかったよそれなのに 今夜の太刀魚はごりごりで 噛み切れないほど焼けば少しは 柔らかくなると思って焼いて みたけれど口の中では ボソボソとしてさほど美味しく 感じない普通焼いたら 身もほどけかなりふわふわ するけれど期待していた 食感は残念ながら なかったよこの前食べた 太刀魚は生でも焼いても よかったけれど今晩食べた 太刀魚は多分 煮たって 美味しくないよ(20211105/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.11.05

(写真:PowerdByCanva2021)「がんばれ自分」(長歌)肩こりが 最近ひどく なってきて左の肩から 右肩へ首の筋から 脇腹へ腕全体や 上腕骨頭のてっぺん 付近までなんだかとても こりこりで筋がギシギシ 言ってるよう少し前まで 肩なんて全然こらず こり知らずみんなに自慢していたなそれがなんだか 急激にひどくなっている 状況で多分思うに 運動不足だ * * * * *運動量不足だったら運動をすればいいだけ がんばれ自分この歌は かなりおふざけ あるけれど運動不足は 改善必要体重も増加しているようなのでこの際それも一緒に解消?(20211104/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.11.04

(写真:PowerdByCanva2021)「肴好きのうた」イサキ イシモチ オアカアジカマス カンパチ キンメダイお寿司 お刺し身 炙り焼きサラダ ムニエル カルパッチョ魚を肴に酒を飲み 話に花を咲かせたら皿が すっかり からになりきれい さっぱり なくなってみんな おなかが いっぱいでほんと ごちそう さまでした(20211103/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.11.03

(写真:PowerdByCanva2021)「夕刻雑感」いいのか本当にこのまま何も変わらなくても本当にいいのか今のまま終わってしまっても宅配のトラックが僕の目の前を通り過ぎていくあの荷物を受け取る人たちはどんな人たちなんだろういったいどこから何のために誰が送って来た荷物だろうカラスはねぐらへ帰ってゆくあの山の上の方におそらく巣があるのだろう「今日一日、どうだった?」聞いても答えるはずなどないただただ アーアーと鳴き声だけを残して―――夕刻のこんな忙しい時間帯にいったい僕は何をしているんだろう朝から晩まで―――カラスに尋ねたように自分自身に問うてみる「お前は今日一日を何をして過ごした?」「それでいいのか?本当にいいのか?」繰り返し 繰り返し心の声が聞いてくるので「いいわけなんかあるものか」そう呟いて見上げた空には次から次へと 星が現れた(20211102/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.11.02

(写真:PowerdByCanva2021)「発破」裏の窪地は 石灰のセメントを採る 採掘場岩に隠れた その場所を発破で一気に 吹き飛ばすでっかい地響き 伝わって家も人間も 揺れている猫はびっくり 伸び上がり犬は屋外で 吠えている幼い頃の 想い出は今でも夢に 現れてよなよな びくっと 目を覚ます発破の音は 今はもう全くしてはいないけどたまに実家に帰った時に玄関くぐる瞬間に遠い昔の 想い出が時々 ふっと 蘇り僕の鼻腔の奥深くつんと刺激を 置いてゆく(20211101/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.11.01

(写真:PowerdByCanva2021)「月の歌」月の終わりは月末という月の始めは月始めというこれは暦の上でのことでそれなら 本当の本当に月が壊れて消えてしまう月の最期を 何と言おう * * * * *今夜地上に 落ちてくる大きな大きな 流れ星が実は 彗星の欠片でなく月が爆発した後にできた残骸だったらどうしよう明日宇宙に飛び散る筈のたくさんの塵のひと粒が昨夜の夜空に浮かんでた満月だったらどうしよう * * * * *はてさて 本当の本当に月が壊れて消えてしまう月の最期を 何と言おう(20211031/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.10.31

(写真:PowerdByCanva2021)「森のもののけとバーベキュー」バーベキューの 炭火から鉄板の上の お肉から煙がしゅーって 吹き出して例の匂いが 漂い始めた後ろの家の お庭からふらふら匂いが とんでって森の中から そいつにつられてもののけたちが やってきた僕にはそれが見えるけど後ろの家の住人には多分 なんにも見えてないある晴れた日の午後三時過ぎ真っ昼間からのもののけ騒動騒いでいるのはもののけとそれが見えてる僕だけで傍から見れば楽しげにごちそう食べてる昼下がり(20211030/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.10.30

(写真:PowerdByCanva2021)「保存ラップの歌」ラップを腕に巻いたって腕の鮮度は保てないラップを顔に巻いたなら息が出来ずに苦しくてラップをお腹に巻いたって蒸れてあせもが出来るだけラップを足に巻いたとて走り歩けばズリ落ちてラップを頭に巻いてみても白髪は絶対減らないしラップを体に巻き付けてぐるぐるぐるぐる巻き付けて体全部を巻き込んで蛹みたいになったって綺麗な蝶には変われない(20211029/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.10.29

(写真:PowerdByCanva2021)「ながらの詩作」エプロン付けて手を洗い鍋に 鍋つゆ注いだら包丁 まな板 軽く洗って野菜を切っては鍋に放り込み冷蔵庫から 肉 魚出しては鍋に放り込み豆腐を入れて ネギ入れてしばらく待ったら出来上がり待ってる間に詩を作るこれじゃ「ながら」じゃないじゃんね(20211028/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.10.28

(写真:PowerdByCanva2021)「喧噪ながら長閑な」ピーヒョロ ピーヒョロ鳶の声が響く秋空は晴れ渡り梢の上には四十雀がツピ ツピ ツツピと鳴いているいつもと違う焦ったような何か追い立てているかのような鳴き方をする山雀やいつもと変わらぬ雀のような声もあちこちでしている様子午前十時の部屋にいて窓を開ければこのような鳥の声ばかり聞こえてくる喧噪ながら長閑な時間だ(20211027/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.10.27

(写真:PowerdByCanva2021)「毎日毎日」日が出るとすぐ目を覚まし日が高くなると動きまわる日が傾くと家路に向かい日が沈む頃 ねぐらで休み 朝を待つ毎日は これの繰り返し昼行性の僕ならばだいたいこれの繰り返しこれしか出来ない僕だけど何か問題ありますかこれは自分のリズムであって生きてる内容自体ではないただそれだけでは つまらないから詳しく書いていないだけで本当はいろいろやっている見えない部分もあるということ(20211026/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.10.26

(写真:PowerdByCanva2021)「急な冷え込み」「寒い とにかく寒いのだ 手はかじかむし 長袖を着ても 重ね着をしても どうにもこうにも 寒いのだ 寒いのだ とにかく冷えるのだ 腹巻きをしても 少し厚手の靴下を履いても 手や足を こすり合わせても 寒い とにかく寒いのだ この寒さ 誰か なんとかしてくれないか」と しかたがないので 暖房を入れる 十月下旬の朝のこと 今年の冬はどうなるのだろう(20211025/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.10.25

(写真:PowerdByCanva2021)「眠気」(長歌)さきほどの眠気はどこへ いったやら大分頭も スッキリし言葉もぱっぱと 思いつくいつもこれなら 楽だけどそうは問屋が 卸さないうっかり寝込んで しまったら多分朝まで 目が覚めず大変なことになるだろういいことばかりは ないはずでいつもそんなに 甘くないそれでも我慢出来ないとそうなったなら その時は覚悟の上で 寝ればよいだけ * * * * *眠い時 やはり眠れば楽になり頭も冴えて ことは捗る(20211024/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.10.24

(写真:PowerdByCanva2021)「コントレイル」真っ青で 何もない十月の 晴れた空真っさらで 純粋な 気持ちなら大丈夫 それでいい真っ青に 晴れた空真っさらな 僕のまま真っ直ぐに 行けばいい(20211023/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.10.23

(写真:PowerdByCanva2021)「霧が晴れたら」 久々のよい天気だが、山の方には朝から霧がかかっていて…。青空は見えているのに、重い景色だ。すっきりとしない心の中も、少し霞がかったようだ。それでも、きっと、しばらくすればすっかりなくなるに違いない。朝の霧は晴れると言うし…。 そうだ。この霧が晴れる頃には、読み残していた物語と書きかけの詩を片付けて、ちょっときれいになった気持ちで、図書館にでも行ってみようか。 朝霧が晴れたらそんな気持ちになる―――素敵な本との出会いの予感。(20211022/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.10.22

(写真:PowerdByCanva2021)「スコア」(長歌)いつだって元気になれる 詞が好きだ寂しいときや 辛いとき嬉しいときや 笑うとき みんなと一緒に遊ぶときいつでもどこでも 声に出し好きな音楽を 口ずさみ音やリズムに のりながらうたを楽しむ 時間が好きだ * * * * * このスコアをピアノで弾いてくれないかそしたら僕が歌詞を作ろう(20211021/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.10.21

(写真:PowerdByCanva2021)「けれども」もう既に夕方になったけれども、今日一日一体何をしていたのだろう。疲れてしまったけれども、ブログの記事でも書こうかと思う。あまり良い文言が浮かんでこないけれども、何とか惰性で書いてみた。これは詩とは言えない文章だけれども、とりあえず詩ということにして投稿した。しばらく様子を見ていたけれども、特に何も反応が見られなかった。もう一度読み返してみたけれども、誤字や脱字などは特に無いようなので安心した。文章自体は問題ないようだけれども、今更ながら、つまらない文章だということに気づいた。あまりにも頂けない内容だけれども、誰ひとり文句を言う人はいなかったのでよかった。試みに「けれども」という接続詞を使って文を書いてみたけれども、結局おもしろいものは書けなかった。みなさんのご厚意に甘えてもよいのだけれども、これ以上は気が咎めるので、ここでお暇(いとま)することにした。(20211020/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.10.20

(写真:PowerdByCanva2021)「夢を」(長歌)追いかけて 追いかけてみた夢を見て 希望を抱いて顧みず 周りも見ずに夢だけを 理想を目指して追いかけて 追いかけ続けた夢を見て 夢を見続け前を見て 振り返らずに夢だけを 追いかけてみた ただひたすらに * * * * * * *今日の夢 明日の夢も同じ夢ただひたすらに 追いかけてゆく(20211019/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。 一部修正加筆してあります。
2025.10.19

(写真:PowerdByCanva2021)「水循環」(長歌)降り続く 冷たい雨はしとしとと 地面を濡らすひたひたと 木や草花を柔らかく 優しく濡らす秋めいた 空気を装い今日もまた 寒さを増してたおやかに 降り続く雨はしっとりと 山を濡らしてひっそりと 川を下って 海へ旅に出る*降り続く雨は流れて川となり海へと注ぎ また雨雲に(20211018/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.10.18

(写真:PowerdByCanva2021)「拝啓」窓から差し込む 光が眩しい外から聞こえる 小鳥の囀り季節から届く 風の便りにはお元気ですかと 懐かしい君の微かな声まで そっと添えられて眩しくてつむる 瞼の内側涙が溢れる 心の内側傾き始めた 夕陽に照らされはるかな記憶が 蘇ってくる(20211017/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.10.17

(写真:PowerdByCanva2021)「Poker」(長歌)ポーカーは 得意な はずが油断して 長丁場へと 逃げられて引くに引かれず 引きずって負けが込んできて 悔しくてたかがゲームに 熱くなりポーカーフェイスは どこへやら相手に心を 見透かされ勝算などは 無いのだがもう一度だけと 泥沼化する*純粋に 駆け引きだけを楽しんで無欲なくらいが 運はついてくる(20211016/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。 部分的に修正加筆してあります。
2025.10.16

(写真:PowerdByCanva2021)「雨とコンクリート」コンクリートの歩道の窪みに雨が残した水溜りロングコートを装う君の沈む瞳に涙がきらりパンツスーツにしようと試み鏡の前で立ち止まり本気モードの予想を頼みにボートレースに行こうと思いオートレースにやっぱり変えて風が運んだ 吹き溜まりとんだデートで後悔の極み後に残った わだかまりコンプリートな台詞を決め込みここでどうやら 行き止まり(20211015/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.10.15

(写真:PowerdByCanva2021)Solitaire(長歌)真夜中のひとり遊びに 火がつけば―――駒を動かす 計算とうまく取り除く 算段とクリアーしたい 欲求と解けないパズルの もどかしさ心の中で 混じり合いまた 幾度なく やり直し行き詰まって ふと 気が付けば静かに窓が 明るみ始める *眠れずに 秋の夜長を 持て余す ひとり遊びも たまには よいもの(20211014/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。 一部修正加筆してあります。
2025.10.14

(写真:PowerdByCanva2021)「蛇口は夜も眠らない」学生時代の下宿の蛇口はいつも少しだけ水が滴りポタッ ポタッ ポタッ同じリズムを夜通し打ち単純なリズムを刻む水滴の音は朝までずっと続いてそして僕はと言えば音を聞きながら眠れないそんな夜ばかり 過ごしていたんだそんな夜・夜・夜を過ごしていたんだ(20211013/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.10.13

(写真:PowerdByCanva2021)「変わらないもの」(長歌)変えてみた 生活スタイル変わらない 自分にスマイル変われない 純な僕がいる変われずに 気持ちが滅入る変わろうと してみたところ変われずに 落ち込む心川端に ただの石ころ悲しくて それを眺める ブルーなこの頃 * * * * * *少しだけ いつもと違う一日が 始まる前の 期待と不安(20211012/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.10.12

(写真:PowerdByCanva2021)「詩ほどの関わり」〈長歌〉それぞれが 抱え持っている 事情などここで気にする ことはないお互い何も 知らないし深く知り合う こともない想いのうちを 言えるなら言って少しは 楽になろう言いたくないなら 言わないで詩(うた)に匂いを 含ませて互いの気持ちを 感じ合い少しは楽に なろうというもの * * * * * *邪道だと言われようとも楽になるために詠ってみるのも一興(20211011/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.10.11

(写真:PowerdByCanva2021)「幻想詩」(長歌)~舞う羽音 迷う瞬間(とき)~満月の 冷たい光に 誘われて海から生まれる 精霊が遙か遠くの 故郷へ 淡い静寂と悠久の音楽を奏で飛び立てば 青い霧(ミスト)が 空に描かれる*満月の夜に精霊は海原に時を散らして帰路へ辿り着く(20211010/私之若夜=しのわかや)※これは以前投稿した記事の再掲です。
2025.10.10
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