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こんばんは
今年は秋刀魚がおいしいらしいですね・・・ってダイエット中だわ。
さて、「ヤバイヤバイ」という評判のJAL(日本航空)ですがJALといえば・・・な「沈まぬ太陽」の感想を書きかけてそのままになっていたので、この大長編を浅井なりにサクサクとまとめたいと思います。
1 長いけど読みやすい。文章がうまい。(時々、簡単なことを難解な言葉やレトリックであらわす作家が居ますがそれは文章力や構成力が足りないんだと思う)
2 主人公は非常にかっこよく書かれています。(実際のモデルも居る、とされていますがどうだったのかは・・・)あくまでも小説である、ということを念頭においておいた方が良いかな。文章がうまいので主人公に感情移入しやすくなるので・・・。
3 御巣鷹山事故について書かれた3巻は、涙無しでは読めません。ここがクライマックスといっても過言ではないやも。
4 御巣鷹山事故とJALの体質、というものを結びつける要素はたくさんあるのですが・・・天下り、お金、労使交渉・・・。どれもが現在「問題」とされている事ばかり。民主党にとっては良いタイミングかも?労使関係でたくさんの組合があるのには、民主党も関係ありそうですが・・・
5 基本的には組織とその中の個人の問題がクローズアップされているのですが、組織に入って怖いのは”「思考停止」になってしまう”ことだな、と改めて実感しました。天下りの人とか、そこに媚売ってる人とか。どこの組織にも居るんでしょうが、こういう人が経営に参加し始めたら、その企業は危ない。
ま、JALはつぶれないと思いますけど・・・www
今後も企業に雇われていこうと思う方や、これからサラリーマンになる方や目指してる方にぜひ読んでいただきたいです!生きるには 矜持