Serene state of mind

Serene state of mind

2015.02.26
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カテゴリ: ライブレポ
大変お待たせいたしました。5.5KB超えにつき色文字少な目、本文中敬称略
(2015年2月7日 at神戸文化ホール)

この日は白服の 塩谷哲 と黒服の 佐藤竹善
1. Superstition
2. I Saw Her Standing There

"こんばんは SALT&SUGAR です""実は6年ぶり"―6年前は13年ぶりだった
アルバムが2枚(+ライブ盤1枚)―で"来年でデビュー20年ですよ""早いな~"
にもかかわらず"今日は満員ありがとうございます"

今回SALTは神戸に来れて嬉しいという
"港町だからかな~"
神戸や横浜はジャズ文化が根付いている+この会場は"ピアノと歌だけでも会場全体が楽器になる"
自分の楽器を持って行けないピアニストにとっては、楽器との相性・出会いが大事
"こういうときSALTはピアノを女性にたとえます"
今日のピアノはスタンウェイ…"外人ですよ" ヤマハは"日本人"
S&Sはオリジナルもあればカバーも。色んな曲を2人で表現している "MCちょっと長め"

「Superstition」はSALTのアルバムでは7拍子でカバー、それで歌った
"手拍子してたらひっくり返る"
2曲目は―ビートルズの1stアルバムの1曲目
→"19年の間で数少ないオリジナル5曲から"作詞:竹善、作曲:SALT
3. ココロ・スタート
ベラ・ノッテ
―「わんわん物語」の曲。SALTがアレンジ―ちょうどパリに行っていて帰ってきたばかりで、その時彼が言ったのが
"オレ前世パリジャンだった"―パリのエスプリ
"エスプリって何?""ブラジルのサウダージみたいなもの"
NHKで番組をやるようになってから"エスプリ効いてますね、先生""喋りって慣れですね"
昔SALTはライブでは喋れなかったものだが、今や有森也美との番組も―彼女はバレエやダンスに親しんできたものの、ピアノは全くできなかったというが、番組の期間中に懸命な練習で上達した話 (詳細は裏話につき企業秘密とのことです)

"SALTのトークも…""先生次第ですよ"
かつて竹善はどうしてあそこまでペラペラと…と思っていたSALT

S&Sの2枚目より
小田和正のトリビュートに参加、自分達だけマニアックな曲
「愛を止めないで」がヒットする前の隠れた名曲"小田さん今67歳ですよ"
当時 オフコースはなかなか売れなかったが、音楽性は曲げなかった
ちょっと難しいコードを使っただけで売れないとか気持ち悪いとか叱られ…そんな時期を経て今がある
5. ひとりで生きてゆければ
"友はまた一人消えてゆくだろう~で終わる曲"
→"ご年配の人がいたら懐かしいと思うかも"
小曽根真と…"この土地が生んだ人。だから嬉しいんですよ、お兄ですよ"
小曽根のメディアデビューが家のピアノだった話。彼率いるNo Name Horsesと共演…
"その名演をSALTのピアノ1本""難しいんですよ""皆さんは楽しく"
6. The Continental
ハーモニカを手に…7. ピアノ・マン
咳込む竹善"歌のシーンがバーなので、煙草の煙にやられた!という感じを"―小説のような詞
また咳込む"前もピアノ・マンでむせた…ハーモニカのせい?"
三鷹では埃っぽいなんて言っちゃったが…

今から22、3年前のクリス・イートンのゴスペル"キリストのために歌われていたら全てゴスペル"
8. Wonderful World
"S&Sもそろそろ新しい曲書いた方がいいんじゃないですか"
"20周年…やりたいね""レコーディングもしたいですね"
SALTは48歳…"何かといえば48の時代""SLT48―まあ6月までですけど"
"じゃあ50歳になったら何かやろう""「50歳て、あなた」!?"
竹善とSALTどちらが先に禿げるか?…SALT"ボクね、禿げたらスキンヘッドにしますよ"
"ジャズの貴公子と言われたあなたがスキンヘッドにしたら一休さんですよ"
→S&Sのデビュー曲。当時、ドラムがスティーヴ・ジョーダン。
当日、スタジオに4時間遅れて来てそれから20分位彼女に電話していた話
9. Diary

一気に雰囲気を変えてクラシック。
Queenのフレディ・マーキュリーはオペラにも造詣が深く、この曲の和声はまさにクラシック。ピアノで弾くとそれがハッキリ…
10. Love Of My Life
竹善"昔は、Queenの音楽にこんなにいろんな音楽が含まれているとは知らずカッコイイ~と思っていたが、改めて思うとすごい"
SALT"知識として知っているよりもまず伝わる音楽があった"
竹善はSALTにカッコいいライブ音源を聞かせたことがよくあったが、ある時SALTがストラヴィンスキー本人が指揮した音源を実に嬉しそうに持ってきたとき、クラシックもロックもジャズも同じだな~と思った。
発表当時は酷評されても、しっかりしたものがあると後世に残る…ゴッホも死んでから評価された。
Queenが出た頃、某イギリス誌が酷評した―が、世界的なバンドに。
実は日本で一番に売れた…Bon Joviも"青森にも来た"
ベンチャーズも…
S&Sも"全部の音楽を楽しく伝えられたら"
→S&Sのきっかけになった 11. Let Love Lead Me
12. Morning

S&Sは2人だけなので参加型もある。
去年、クリスマスアルバムでファレル・ウィリアムズの「Happy」をカバー。世界中でカバーされてファレルが泣いていた話…
コーラスデモンストレーション"SALT1人だけじゃ佳境なのにみすぼらしい""皆さん歌ってくれないとボク1人で歌うのはさみしい"
コーラス練習+"手拍子がドラム代わり"
13. Happy
14. All I Wanna Do

【アンコール】
SALTが回ったツアーの話―それがDVDになる
"いつか大河ドラマの音楽をやってほしい"
ドラマに限らず映画にも…竹善"そうだったら僕、どんな形でも出ますよ"―"歩くだけならボク映画に出てますよ"
ウォーキング中に撮影に出くわし、混じったかも、と思ってラジオで喋ったら後日DVDになったときファンが見つけて写真を送ってきた話
→神戸は大阪とは違う思い入れがある。"来れてよかった、ありがとうございました"
15. Come Together
"最後にイナバウアー …美味しい神戸牛食べるぞ~"
16. You Raise Me Up

【Harmonica】2015.jpg

今、手元 (というか音楽プレイヤー) にS&Sの1stアルバムがあります。
S&S結成当時、私はSING LIKE TALKINGと"再会"したばかりで、翌年に初めてライブに行くまでSALTさんがどういう方か知りませんでした。 (2009.8.23 参照)
正直、これだけ聞く限りではまだよく分からないのですが、2009年にお2人が"対等なデュオ"だとおっしゃっていたときから、まさに2ndアルバムのタイトル「 Interactive 」な音の化学反応を深く感じられるようになったように思います。
そして今回、SALTさんのアドリブと竹善さんのスキャットのバトルから、Interactive加減というのか―が、より深化したように思いました。
それは歌だけでなくトークも…と妙な点に食いついてすみません。
2015年はSLTの「 Anthology 」リリースという大仕事で始まりましたが、S&S結成20年となる来年は、しばらくぶりにSALT&SUGARの年になるでしょうか
―と、いうことは、私もファン歴20年ということに…ひぇ~…

この原稿をタイプしていたのは竹善さんの「 北郷想 」秋田公演があった週末。
私も東北(秋田)人の血を引いているので、いらっしゃった皆様が楽しんでくださったなら私も嬉しいです。
ただ―真冬に私が秋田に行ったら、しもやけがひどいことになりそうで…





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最終更新日  2015.05.23 12:25:05
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