セカイのオワリとイウ名の…

セカイのオワリとイウ名の…

内緒だよ。



もしかしてこれが原因でブログ削除されたりしないよね?
でも、きっとみんな結構興味あることだと思います。特に楽天ユーザーは。


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○劇物のタリウムを母親に飲ませようとして殺害しようとする(警察の調べに対しては否認)

○タリウムで苦しむ母親の様子を楽天ブログに書き綴る

○母親の体調が悪化していく様子を写真(デジカメ)で撮影

○タリウムを薬局で購入(18歳未満は購入禁止だが化学部の実験に使うといい購入)

○県下でも有名な進学高校に通い、女子としてはただ一人の化学部であった。成績優秀。(本人曰く41人中12番目)

○液体や粉末状の薬物をタリウムのほかにも所持。

○インターネットサイトや毒殺のノウハウが書かれた本、死体の写真が掲載された本所持。

○自室から切断された動物の頭部や内臓なども発見された(猫、鼠、兎、鳩)

○さまざまな小動物に薬物を投与していた と供述

○少女も10月20日に薬物を飲んで自殺未遂→タリウムではなく睡眠導入剤だった模様。

○兄が「妹が毒を飲ませたのかもしれない」と相談して事件が発覚

○グレアム・ヤングに強い関心を持ち、自室には本や写真があった。中学時代の文集や、blogにも尊敬する人として記述。

○まわりで手を叩くと鶏のように踊り出すという変な癖があった 本人曰く「楽しいから」

○まわりの人たちの話によると真面目でおとなしい生徒だった

○先生の話によるとほんとに普通の子って感じでした。普通すぎて逆に目立ってる感じでした

○家族は少女が猫を殺したと警察に事前に相談したことがあった

○過去に爆発実験をしたこともあった

○病院でも毒を継続して飲ませていた模様

○父親に親しみを感じていた(パチンコで勝つとお小遣いをくれるので)が、母親は好きでも嫌いでもない と供述

○日記では母親のことを「アトム」、タリウムを「エダ」と表現

○4月にも薬局で「劇物ビス」を購入していた

○他の薬局でタリウムを購入しようとしたが、扱っていないと言われ足踏みしながら両手を振って困っちゃう困っちゃうと駄々をこねた

○親族曰くかなりかわいい子で、家族と仲は良かった とのこと

○見舞に行ったときにコップを洗うふりをしてタリウムを付着させたのでは?との調べ。

○小学校のころ飼育小屋で弁当を一人でたべていたことも。

○小学校のころ虫を教室にもってきてかわいがっていた。あだ名はファーブル。昆虫採集ばっかしてたから。友達と遊ぶ姿は少なかった。

○高校の先生を超える知識を持っていた部分も(ただし間違った知識を掲示板に書いたりもしていたが高校レベルは超えていた)

○文集での将来の夢:切れた神経細胞をできるだけ早く繋げる薬

○中学時代は文化部系の部活動の部長

○取り調べに対し捜査員を「おまえ」と呼ぶこともある

○捜査員は少女と元素名を当てるクイズをしたりして信頼関係を築いている(興味のあることは良くしゃべるそう)

○母親の病状が好転したため、更にタリウムを投与した?

○自ら薬遊び(様々な薬を自分で飲む)行為をしていた可能性あり。

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6月27日
日記を書き始めようと思います。学校の人はこの事を知らないので、嫌な事とかも全て書くつもりです。

6月28日
今日は暑かったです。昨日も真夏のようでした。昨日は水泳の授業がありました。憂鬱な体育の授業です。

7月2日
久しぶりに買い物に行ってきました。買ったものは、以下の通りです。瓶500ml・・・5瓶、瓶750ml・・・2瓶、8/4スプレー・・・1缶、チャッカマンミニ・・・1個

7月3日
今日は本の紹介します。 グレアム・ヤング毒殺日記 尊敬する人の伝記、彼は14歳で人を殺した。酒石酸アンチモンカリウムで、毒殺した。

7月7日
晴れのち雨そして快晴、この間買った酔い止め薬の通常使用量の8倍の量を飲み干しました。なんか浮かんでいる気がします。ふわふわして地に足が着いてない感じがします。

7月8日
僕の前の席のカネダ君は僕の事を嫌っています。
僕と顔が遭うと直ぐに背けますし、
僕の机をまともに運んでくれません。
今日は僕の机を尻で押しながら運ぶ彼と、目が合いました。
手で触りたくないようです。
カネダ君は中学校の頃の僕の知人と顔が似ています。
彼等は何時も僕をからかっていました。
僕の物はよく無くなりましたし、
それらは彼等の手の中で見つかる事の方が多かったです。
でも、3年生に成るまでは彼等だけが僕の話し相手でした。
仮令其れが如何に僕にとって嫌な行為であろうとも、何時も欠かさず僕の名を呼び続けてくれたのは彼等でした。
そんな彼等の内の一人と、カネダ君は本当によく似ています。
今度は僕が猫の役をやる、君は鼠をやってくれ。

同日
髪の毛を切りました。
もう十分短かったのに、鏡の前に立つと自分を止められなくなります。
爪の時と同じです、あれは20本切っても切り足りなく感じます。
今回の出来栄えは、余り良くありませんでした。
短すぎです。

7月9日
今日は土曜日だけど学校がありました。
3時間授業で昼休みは無いので、弁当は部室で食べる事にしました。
鍵を借りて、独り教室の片隅に腰を下ろしました。
電気は点けず、薄暗い中で平らげました。
暫く本を読んでいましたが、誰も来ません。
ふと、鍵を借りる時の事を思い出しました。
あの時先生は「部活動か?」と聞き、
僕は其れに「はい、そうです。」と答えた筈です、
若しかして、今日は部活動は休みだったのでしょうか?
僕は其れに気付かず来てしまった?
少し恥ずかしいです。
とりあえず、何か行ってから帰ろうと思います。
扉を開けて中を眺めます。
酢酸鉛、過酸化マンガン酸カリウム、塩化鉄・・・
急に後ろに人の気配がしました。漸く誰か来てくれたのでしょうか。
期待して後ろを振り向くと、其処に居たのは
先生でした。
僕と目が遭うと直ぐに何事も無かったかの様に帰っていきました。
彼の目には、僕がどの様に移って見えたのでしょうか?
薄暗い部屋で独り薬品を弄る僕…
胸の辺りがざわざわします。
先輩の使っていた試験管に、蟻が集まっていました。
紅くて小さい蟻、ホルム(form)と呼ばれる方の蟻です。
艶々した体が透明な管を上り、青い液体の中へ落ちます。
何匹も何匹も、吸い込まれる様に其の身を浸します。
誘われて、惑わされて行く先は、死だけだというのに。
其の内の一匹が僕の指先を上ってきました、
何とも親しげな印象を受けます。
僕は其れを摘み上げ、青い液体の中へ落としました。

7月11日
君と一緒になれて本当に良かった。
僕等は何時までも一緒だよね。
大好きだよ。僕はずっと君の望む様にしてあげる、君を守っていてあげるよ。
僕は君の保護者だもの、君が作り出した人格が僕。
役目を果たすよ。僕は君の為に、幾等でも尽くす。
僕は君の兵隊、僕は君の玩具、僕は君の所有者、僕は君の幻想、
君は僕の恋人、君は僕の理想、君は僕の安らぎ、君は僕の場所、
君は僕であり、僕はであり、其れでいて互いに違う存在であり、
互いに求め合い、互いに慰め合い、互いに他を必要として生きている。
片方が相手を作り、もう片方も相手を作る。
薇仕掛けの人形師の様に、必要とし必要とされる仲でありながら、
一つの体しか僕等は与えられなかった。
今居る僕と隠れた君、
二人で居られる場所は夢の中だけなのか。

同日
頭が痛いです。
エフェ錠の副作用でしょうか?
周りで女子の甲高い声が響いているのが聞こえます、
其の音が耳に入る度に、後頭部に鈍い痛みが走ります。
僕は耳を塞ぎました。でも、まだ聞こえてくるみたいです。

「だってぇー」     
                     「クスクス」
     「キャハハッ」  
                            「あはは」
「うそォ、マジで?」
          「ほんとだよー」     「本当にあいつが…」

   「うわっ、しんじられない!」   「マジかよ!」

               「キモ過ぎだし、」

此れ等はどこから聞こえてくるのでしょうか?
教室の中?それとも、僕の中?
頭が痛いです。目の前がグルグル回ります。
考えるのが辛いです、考えた所で如何にも成りません。
どちらも悪い結果です。どちらであっても僕は逃げられません。
ずっとずっと檻の中。

7月12日
今日は保育体験実習に行きました。
其処の保育園で四歳児の世話をしました。
彼等はとても可愛いです。
彼らは僕を必要とし、求めてくれます。
僕に存在価値を見出してくれるのです。
僕にも価値があったなんて、
今まで受けた悲しみが少し慰められた気がします。
帰り掛けに「さようなら」と彼に声を掛けたけれども、
彼はずっと前を向いたままで、此方を見てくれもしませんでした。
僕は聞きました「どうしたの」とでも、結局彼は何の反応も起こしませんでした。
ずっと前を向いたままでした。
まるで僕なんか存在しないみたいに。

7月14日
道を歩いていた野良犬を蹴ったら、キャンキャン喚きながら、地べたを這いずり回った。あはは、まるで本当の犬みたい。

7月16日
今日は図書館に行って本を借りてきました。「死体を語ろう」や「日本列島毒殺事件簿」、「薬物乱用の科学」、「有機科学入門」等を借りました。

7月18日
お昼頃、買い物をし歩いていたら道端に血まみれの猫の死体が落ちていました。頭が潰れていて、中から脳髄がはみ出していました。

7月19日
ネット上の性別は、籍上のものとは違うものが使われることが多いのでしょうか?だとしたら、僕の罪も少しは許されると思います。

7月23日
そんな事は在りえないけれども、もし、一度だけ生まれ変われるとしたら、僕は植物になりたい。大きな喜びは無いけれど、代わりに深い悲しみも無い。

7月26日
暗闇の大木に揺ら揺らと紅い光を馳せて蝉が光る茶色く干乾びた其の体に命の残り火を燻らせニイと啼く木々の沈黙の中其の声は雨の様に僕の下へと降り注ぐ

7月28日
僕の中に居る彼女の存在を感じなくなりました。消えてしまったのでしょうか。とても寂しいです。

7月30日
唐突だけど、僕は酒鬼薔薇少年が好きではありません。自作の詩だという「懲役13年」は、神曲等の有名な詩を切り貼りしただけの代物ですし。

8月5日
テトラヒドロゾリン―目の充血、鼻づまり改善薬『ABC点鼻スプレー』『ナーベル点鼻・点眼』『リン酸コデイン―鎮咳剤』『コデイン』『リンコデ』『リン酸コデイン』

8月6日
西友は薬品の品数が少なくて、思った様には行きませんでしたが、テトラヒドロゾリンを5mg/10mlで含んでいる物として、バイシン1箱を手に入れました。早速飲んでみました。

同日
今まで様々な生物を僕は殺戮してきた。彼等で遊ぶのは楽しかったが、同時にとても疲れた。何故なら、残った肉塊の処理だけでも数時間は優に要したから。

同日
僕の周りの、僕以外の全ての人にオキシトシンを嗅がせたい。

8月9日
もしも人間が悪魔であるなら・・・種族そのものが邪悪な存在であるなら・・・その対極にあるべき『善』とは何だ?

8月10日
赤いマントで興奮するのは、牛じゃなくて観衆。牛は色が見えない。

8月14日
Benzene Hexachloride―ベンゼンヘキサクロライド―を昨日合成しました。 別名ヘキサクロロシクロヘキサン(HCH)とも呼ばれる、有機塩素系の殺虫剤の一つ。

8月19日
薬局から電話がありました。問屋が“酢酸タリウム”と“酢酸カリウム”を間違えたらしいです。直ぐに取り替えるそうですが、待ち侘びています。

8月24日
酢酸タリウムが届きました。薬局のおじさんは「医薬用外劇物」の表示に気付かず、必要な書類を通す事無く僕に其れを渡してきました。

8月25日
変な夢を見ました。僕が彼女を食べる夢です。僕は彼女を手、足、胴体、頭の順に食べました。細い腕は魚みたいに痙攣していて、引きちぎれても未だ動きました。

同日
昨日から母の具合が悪いです。全身に発疹が起こり、特に顔面に症状が強く出ています。今日は皮膚科へ行きましたが、医者もただ首を傾げるばかりで原因は分からないそうです。

8月26日
お腹が痛いです。原因は解っています。タリウムです。昨日、それの水溶液を誤って指に付けてしまったのです。直ぐに手を洗ったのですが、指先は白く濁ったままです。

8月27日
寝ても起きても気持ち悪いし、指先とか脚とかが痺れてきたので、解毒剤を作りました。タリウム中毒の治療はプルシアンブルーと塩化カリウムの経口投与によって行なわれます。

8月31日
暗い部屋で、蝋燭の炎を見る。ゆらゆら、ゆらゆら、おもしろいよ・・・

9月4日
生き物を殺すという事、何かにナイフを突き立てる瞬間、柔らかな肉を引き裂く感触生暖かい血の温度。漏れる吐息。すべてが僕を慰めてくれる。

9月12日
今日も母の調子は悪いです。2,3日前から脚の不調を訴えていたけど、遂に殆ど動けなくなってしまいました。二階にある僕の部屋まで来る事も出来なくなりました。

9月13日
今日は体育の補修で500mを泳ぎました。カフェ錠を飲んでいたので、比較的楽しく泳ぐ事ができました。

同日
アトロピンの抽出朝鮮朝顔の根もしくは葉を熱湯で湯掻き、炉液をケン化させる。アルカロイドが沈殿するため此れを濾過し、希硫酸を加え硫酸アトロピンとする。

9月19日
現実の方が大変になってきてしまったので、暫くブログの更新を停止します。すいません。

9月26日
明日、母は入院します。未だ原因は不明のままです。残念な事に母は余り良い保険に加入していないため、生活は少しばかり苦しくなるでしょう。

9月27日
隠れる事は喜びでありながら、見つけられない事は苦痛である。見つけられることは危険である。しかし其の逆に、自分が存在していることを確認するためには、誰かに見つけられるしかない。

9月28日
母はよく泣くようになった。僕に“毒を造って欲しい”“誤って飲んだ事にして貰いたい”とぼやく。自殺衝動が出始めたようだ。

10月2日
母は入院した。父が呼んだ救急車で連れて行かれた。入院先は近くの病院、布製の担架で運ばれて行った。父も同伴した。少し悲しそうな顔をしていた。

同日
銀色のベルを揺らせば涼しげな音が鳴るだろう銀色の刃物の先で命が震えている此れはどんな音色を奏でているのか。母の顔を暖かいタオルで拭いてあげた。

10月3日
今日は病院へ行ってきた。祖父母と兄と僕とで母の見舞いに訪れたのだ。先客として叔母さんが居た。まあ、呼ばれて行ったのだから当たり前ではある。

10月某日
今日は調子が良い。何でも新しい薬を貰ってきたという。病名も分かった、ストレスによる多発性神経炎だそうだ。検査で何も出なかったからそう判断したらしい。

10月某日
星が空から落ちる。兔たちはオーブンの中で草むらの記憶すらも硬化させる。500mgに増やしたステロイドの影響だろうか、顔の腫れが目立っていた。

10月某日
人は輪になって踊る。丘の上で死体を数え、微笑みながら飲み交わす。撃ち殺された男の匂い、引き裂かれた女の匂い。

10月某日
部屋が変わっていた。4階のB棟、3人部屋だ。

10月某日
血圧は上が115、下が85であった。殆ど戻ってきたところだ。しかし病状は悪化している。日直の先生も異常を察し、集中治療室へ連れて行った。

10月某日
特に変化なし、今日も昨日と同じように写真を撮って帰った。長男に目つきが怖いと言われた。寒気がするって、僕は“毎日この顔を洗面台の前で見ているんだぜ。

10月16日
叔母が言うところによると、母は幻覚を見始めたらしい。居もしない虫や、ドアの傍の白い陰に悩まされていると言う。

同日
今日の朝、先生に筆記用具を借りた。其の時泣きながら母の話しをして、同情を得た。人って案外簡単に騙されるものなんだと思った。

同日
蒼ざめた馬の通る道に、規則は存在しない。暗闇を進む足跡は草木を枯らし、死を招く。其処に生命は宿らない。在るのは寂しい同じ形。





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