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料理長53歳さんCalendar
昔の職場の先輩なんですが・・・
今月の検診に行って会計をしようと待っていたら、この先輩の方のお嬢さんと偶然お会いしたのです。
楽々「どうされんですか?」
お嬢さん「父が入院しているんです」
楽々「えーっ、お元気と聞いていたのに・・・」
お嬢さん「この夏から少し体調がすぐれず、夏は暑いから無理しないようにと言って外出なんかを止めていたのが悪かったのか・・・。母と同じで呼吸が苦しいというので肺の方なんですが・・・」
楽々「それでは、すぐにお見舞いしましょう」
お嬢さん「ありがとうございます」
というわけで会計を済ましてお会いしました。ご本人はテレビで相撲観戦中でしたが、鼻には酸素吸入用のパイプがありました。
あれこれとお話すると「夏場から少し体力が落ちていたのか、呼吸が苦しくなって医者にかかってこちらの病院を紹介されたのです」とのこと。
丁度連休だったので、親戚一同があつまり前日まで自宅療養とのことでした。
自宅に戻れるのですから、「良かったなぁ」と思っていましたが、お元気な時分を知っているだけに弱られているのはわかります。
そして、今日は改めてお見舞いに行きました。
病室を訪ねると違う方の名前があったのでナースステーションで「退院されましたか?」と尋ねると「連休に自宅に戻られたけれど今日からまた入院されてます。病室が変わりました」とのこと。
早速新しい病室に伺うと遠方からご長男夫婦も来られていて、前回お会いしたお嬢さん夫婦も来てました。40分ほどお話したのですが、「自宅に帰ったのは良いけれど熱が出て・・・。どうも前回同様に肺炎になりかけてたのかも・・・」ということでした。
病院で点滴したりして持ち直しているようでお元気な様子でした。しかし、お話をすると「もう、おしめしてますよ。慣れましたけど・・・」との事でした。
いつかはこの世を去るのは皆同じでけれど、奥様に先立たれて、お1人住まいが暫く続いたのが堪えたのでしょう。団地の一軒屋に住むというのは、高齢者には大変なことなんですね。マンション住まいが良いのでしょうが、人生の大半を一戸建てで生きてきた方にマンションというのは辛い決断のようです。
楽々の老後を考えるといつかは自分も選択する時が来るのかもしれません。
さて、病室を後にして廊下を通って他の病室を見ると「連休」というのに高齢者がベッドに横たわり寝ておられます。不思議なことに大半の人が口をポカンと空けて眠っています。鼻呼吸よりも口呼吸になってしまうのでしょうか?
連休に家族の下にも帰れないで入院しているのは寂しいことでしょう。
高齢化社会というのですが、かつて日本の高度成長を支えた人々が病院に横たわっているのを見ると何か寂しい気持ちになりました。
元気で町を歩き、買い物したり、他人とお話したりと楽しみのある方は良いのですが、病気で入院していると大変です。
在宅療養なんて言葉は簡単ですが、ご家族の事を考えると本当に大変です。
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