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料理長53歳さんCalendar
平成21年 新年の干支に思う
(正々堂々、迷乱を治める年)
関西師友協会
平成21年の干支(かん・し)は、己丑(コ・チュウ、つちのと・うし)であります。正しくは己丑の年、俗に言えば、うし(丑・牛)年です。
この己丑の年は干支ではどうなるのか、又この年、我々はどうすれば良いのか。
安岡正篤干支学を参考に述べますと
まず「己」という文字は、10干の第6番目・つちのとで古文によりますと、三つの横線と二つの縦線とからなっており、糸筋を整える・糸の乱れを正して、治める、という意味を持っています。つまり麻のごとく乱れた、物事の 紊乱
状態を紀律すべであることを示しています。
また、「己」はキとも読み、「紀」と同じく「 己
を正す」ことを本義としています。即ち、己を正しくして、筋を通す、物事をよく整理して、筋道を正すということです。
何事も決断をせずに放って置くと、糸の縺れたように何が何だか分からなくなってしまい、尋常一様の手段では解決出来なくなることを戒めているのです。
従って、国家であれ、会社であれ、家族であれ、何事につけても、紀(規)律・法則・道というものを、鮮明・明確にしていくことが大事であります。
また、「己」は「 起
」にも通じ、屈曲したものが伸びる、 起
ちあがる・奮起・奮い起つ、という意味も持っています。
一方、「 丑
」の字は、又と|との合字で、右の手を挙げて伸ばした象形文字といわれます。母の胎内にいた赤ん坊が、体外に出て、今まで曲がっていた手を伸ばす、あるいは、手の指先に力を入れて強く物を取るという所から、「始める」「結ぶ」「掴む」という意味を持っています。
また、「丑」は、糸偏をつけると「 紐 」で結ぶ・束ねる・統率する意味があるとされます。団体にせよ、個人にせよ、生命体のさまざまな要素・要因を結び合わす、結合・結束の意味で「 紐結 」「紐情」などの熟語もあります。
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