こなちゃん日記

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2006年07月24日
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私自身もお産の仕方なんて、ぜんぜんわからないでいた。

病院について、すぐに内診。
順調にお産が進んでいますとのこと。
安心して、準備室で待機するが、めちゃくちゃつらい。
トイレいくにも四つんばい、陣痛の山がきちゃうと、
便器にもたれかかって、しばらく休むしかないくらい腰がくだけちゃう。

そんな状態でお昼をまわってしまう。

妊娠中からお産までを一貫したケアをお願いしていたので
ずっとみてくれていた助産婦Hさん登場。


お風呂沸かしておくから、ゆっくり浸かってとのこと。
すごいスパルタ。
階段の上り下りは、想像を絶するほどつらいものだった。
売店では、陣痛の山がきちゃってもう大変!
お客さんやら店員さんやらが、棚につかまって陣痛に苦しむ私を
ものすごく心配してくれる。
今にも生まれちゃいそうなのに、出てこないこなちゃん。。。。

午後、Hさんが作ってくれて熱いヒノキ風呂に入る。
お湯につかると若干陣痛の痛みが、治まる感じ。
だけど、あがってからは陣痛がすぐにくるので
脱衣場でうずくまって休み、また着替えての繰り返し。


足と腰。かなりすばらしく、もう本当に癒してもらい、感謝、感謝だった。
すごいケア。
私の出産した病院の助産師さんは、みんなすごいプロ意識があって素敵だった。

夕食。ほとんと二日間、寝ずでぼろぼろだったのにもかかわらず
出されたお膳をなんとか食べる。

食べたほうが力がつくからと。

食べ終わってから、さらに陣痛がひどくなり
気がつくと、自分でもこんな声がでるのかと思うくらい
けだものの声がお腹のそこから出てくる。
うーっうぅうううううーって。

Hさんが部屋に入ってきて、心音を調べたあと、内診。
子宮口がとうとう全部開いているとのこと。
やっと分娩室へ入れることに!!!
長かったよー、ここまで!!!

分娩室までは、自分の力で歩いていけという。
歩けないよおおおーと私。
だけど助産師さんがもう一人やってきて
私の両脇を抱えてくれ、情けない姿でなんとか分娩室へ入った!
このときのことを今でも忘れない。

分娩室では持ってきていたモーツァルトをかけてもらったけど
ほとんど耳に入らず。そんな場合じゃない!って感じ。
ただ、分娩台の上で横になったり仰向けになったりして
うわーうわーとケダモノのように叫ぶ私。

パパが手を握っていてくれるが、あまりにケダモノなので
急にそばで見られているのが恥ずかしくなり
力が入らないため、あっちへいってくれと頼む。
そこで助産師さんが笑ってしまう!ごめんよ、パパ!!!
パパは同じ室内のソファで傍観。
ときどきアロエや花粉だんごを食べさせてくれる。


陣痛と陣痛の合間は、さすがに疲れていて寝てしまう。
そうこうしているうちに1時間が経過。
主治医が入ってきて、これ以上長引くと赤ちゃんが疲れるので
促進剤うちますとのこと。
ひぇーーーーんそんなぁあああー!
あせって、アロエの黄色いボトルを一気飲みし、
花粉だんごを一ビンくらい一気に口に詰め込んだ私。

あらゆるアクロバット的な体制をやってみたが
それでもうまくいきめない。
Hさんがついに「なっつさん、声をださないで
うんんんんーっと肛門のほうに力を思い切りいれてみて」と助言してくれる。
(ここまでほとんど助言はなかった)

そうか!肛門に力をぐっといれるのか!と思い
そうしはじめたら、赤ちゃんの頭が見え始めたという。

Hさんが、ものすごいピンクの椅子をもってきてくれ
(ラーメン屋においてあるみたいな、真ん中が空いているまるい椅子)
そこに座って最後のいきみ。
地球が割れるくらいのいきみ。

赤ちゃんの頭、出てくる。

分娩台に再び戻り、あとはスムーズに出てきた。
痛かったけど、陣痛に比べればなんのそのだった。

こなちゃんが最後、ぽんと出てきた!
泣き声。
7月30日午後11時17分。
すぐに胸を出してあげて、抱っこ。念願のカンガルーケア。

「よくがんばったね。ありがとう」

これが最初にこなちゃんにかけたコトバ。

かなりお疲れだったのか、おっぱいを吸う前に眠ってしまうこなちゃん。
ちっちゃくて、2600g。
骨と皮のようなあんよ。

かっわいいいーーー。

泣けるかと思ったけど、安堵感でただただ心休まる。
でもすぐに切開したところを縫ってもらう。
痛いのと不安なのを察して、Hさんがぎゅーっと
その間じゅう、私の手をにぎっていてくれる。
こなちゃんは、パパがずっと抱っこしてくれていて
パパが一生懸命はなしかけている声が聞こえる。

手術終わって、パパと三人の時間をもらう。
午前2時。
みんなで記念撮影。

病室へ母子ともに移る。
パパもおやすみといって帰宅。

初めての出産と、生まれたての赤ちゃんと二人で眠った。
あんなに疲れていたはずなのに
興奮していたのか、一睡もできなかった。





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Last updated  2006年07月24日 13時54分55秒
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Re:出産の思い出2(07/24)  
minanann  さん
思い出したよ。。。色々!!
そしてナツさんの体験を読んで感動してしまった(T_T)

ナツさんは素敵な助産師さんに出会えてよかったね。
私の病院では、助産師さんは若い人ばかりで頼りになる人は何人か。。。
決まった人が立ち会ってくれるわけではなくて、その場にいた人なので、とても不安だったよ。
でも、とりあげてくれた女医さんがとても優秀で素敵な先生だったからなんとかなったの(^-^*)
出産って一人じゃできないよね。。。
先生と助産師さんがいなかったらできなかった。
そして無事こなちゃんに出会えて本当によかったよね!!
あんなに小さかった子が、いまではすくすくと成長して、もうたっちしたりしているんだもんね。。。
私はこんなに細かく覚えていないけど、記録しておかなくちゃ。。。
ありがとう 貴重な体験聞かせてくれて! (2006年07月24日 19時42分39秒)

Re:出産の思い出2(07/24)  
うーん、やっぱり普通分娩は感動が違うわねぇ!
私は帝王切開だったし、しかも全身麻酔だったkら、ユウの産声すら聞かずにすんでしまった。
ユウと対面したのは、出産後3時間ほど経ってからです。
それまで意識が朦朧としてたから、会えなかったんだ。 (2006年07月24日 22時01分18秒)

すご~い!  
moco5  さん
凄い。リアル。
お産ってやっぱり大変なのねぇ~、でも陣痛の方が痛いのですか??

水中分娩てのは痛くないのかな? (2006年07月24日 22時17分16秒)

minanannさん  
ナツ358  さん
お返事遅くなってしまいました。ごめんね。
そうそう。産院は、私は気に入るところをすごく探して三回目にみつけたところで産みました。
助産師さんは本当に気の合う方と出会えてラッキーだったと思います。昨日は1歳の誕生日で、とても感慨深かったです。出産のことをより鮮明に思い出して一人でひたってました。記録しておくことで、あの思い出を忘れないようにしたいなって思って書いたんだ。
(2006年07月31日 09時44分26秒)

のんのん716さん  
ナツ358  さん
そうですか。帝王切開だったんですね。
みんなそれぞれいろんな出産を体験をしていますね。昨日は娘の一歳の誕生日を迎えることができました。何はともあれ、元気でいてくれるってうれしいですよね。 (2006年07月31日 09時46分28秒)

moco5さん  
ナツ358  さん
痛くない自然分娩なんてないですよ。mocoさん。笑 (2006年07月31日 09時47分09秒)

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