臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2009年04月23日

★不動産の価格査定。　欲張る乞食は貰いが少ない。売主を喜ばせる営業には罠があります★

カテゴリ：１戸建て　中古住宅

ほとんどのお客様は、不動産を売ろうとする場合は不動産会社に「幾らで売れるますか」と価格の簡易査定を依頼します。

数千万円もする不動産を、実物も見ないで本当に適正な価格が出ると貴方は思いますか？

誰もそのキャッチコピーに疑問を抱かないのが不思議なくらい日本人は相手を信じ込んでしまうお人良しです。

実際に不動産査定で売り出し価格を、売り主の希望金額に高く設定して相手を喜ばせるテクニックを使う財閥系大手不動産会社のやり口は不動産業界でもずいぶんひんしゅくをかっています。

価格が相場より高ければ当然売れません。　そうすると「売れないので物件価格を大幅に引き下げましょう」と売主に値引き要請をする奥の手がまっています。

つい３ヶ月前に当社にアパートを売りたいというお客様が見えました。

築２０年を超す痛んだ建物に土地が６０坪ついています。早速物件を見に行って簡易査定したところ当社の査定価格は土地の相場１坪４０万円なのでかける６０坪で２４００万円を妥当値として提示しました。

建物は大規模修繕費用が必要となるので評価はゼロ。　そのように簡易査定を出しました。

正確に鑑定評価表を出すなら報告書作成に２万円かかります。

しかし売り主さんは簡易査定のその金額が不満らしく、評判の高く査定する会社に行きました。

するとまず最初に「おいくらで売りたいのですか？」と質問があり、「４，０００万円ぐらいは欲しい」と言うと「４，０００万円は高すぎます。　３８５０万円にしましょう」となり売り出し金額が決まりました。

大喜びの売り主さんは、低い査定を出した当社に不信感をもたれました。

しかし売り出してから３ヶ月間、１度も案内すら入らず売れません。　

価格の見直しを要求され、今度は２，５００万円と言われびっくり。

そこでやむなくもう１社に査定を依頼したところ、何と建物の解体費用２５０万円を引いた２１５０万円を出され、その査定価格にびっくりして当社に再来社されたのです。

不動産の売り出し値は売り主の希望価格ではなく、市場の相場で決めないと売れないことがやっと理解できたようでした。

相手を喜ばせるテクニックを使う会社より、正直に売れる金額をアドバイスしてくれる不動産会社が一番です。

売り主さんの希望価格で不動産市場が動くなら、誰も苦労しません。

不動産はもっともっと高騰してしまいます。

ブログランキング

↓

住まい・不動産ランキング

ブログランキング

横須賀．横浜．湘南．．．．神奈川県内の不動産なら
046-841-5533

臼井不動産の売買専用ホームページ
http://www.usui-fudosan.jp

臼井不動産の賃貸専門ホームページ
http://www.usui-kubiri.jp

住所／横須賀市久比里１－２－７
2-info@usui-fudosan.jp

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう