臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2012年12月13日

★今年の師走は不動産の資金繰り売りが少ない。意外と景気が底堅いのでしょうか？★

カテゴリ：売　地

景気が悪い年は売り物が沢山出て、景気が良いときは売り物が少なくなる法則がある。
今年は意外と売り物件が少ない。　景気のバロメーターとして見れば今年の景気は意外と底堅さを示しているのでしょうか。

今年は不動産の換金売りが意外と少ない。となると、世間で言われるほど景気は悪くないのではないかと考えられる。

企業や個人が資金繰りのために大きい金額を捻出するには不動産を処分するのが一番だ。
不動産に含み利益があればあるほど大きな現金が懐に飛び込んでくる。

不動産を持たないで資金繰りに窮すると、恥ずかしさを捨てて親戚や友人に泣きつき借入をしなければならない。

来年３月は中小企業で、金融円滑化法により借入金の済猶予を受けている会社の危機が叫ばれている。

借入金の返済猶予を受けても立ち直れなかった会社は借入の返済を更に先延ばししてくれないので破綻するしか方法はないのだ。

４月以降、破綻先企業が持つ差し押さえ不動産が競売市場にドッと現れてくるだろう。
色々な意味で、不動産の換金売りや競売物件が増える世の中にはして欲しくないものです。自民党さん、景気の浮揚をぜひお願いしますよ。