臼井不動産.横須賀不動産コンサルティング

臼井不動産.横須賀不動産コンサルティング

2016年05月21日
XML
カテゴリ: 住まい
年間にすればマイホームの価格査定依頼は数え切れないほど沢山舞い込む。しかし中には不可思議な依頼者がいて我々を困らせます。

家の図面も権利証も見せず、建物内部さえ見せないで「幾らで買い取ってくれますか?」と質問される。
また「主人が留守の時に査定に来て!」と言うご婦人もいる。ご主人に内緒で離婚による手取金額を計算しているとしか考えられない。





換金処分のため。転勤のため。もっと大きな家に住み替えるため。高台から平地への移動。


そんな当たり前な事情の他に信じられない理由を挙げる人がおります。
「間取りを知られたくない」「権利証は人に見せられない。」「家の中に貴重品が有るから入ってきては困る」
それでは建物金額の査定を出すのに無理があります。
やむなく建物価格をゼロ査定にして、建物の解体費を差し引いた金額で買値を算出する。


「ご主人の留守の時にそっと見に来て欲しい。他人の目がうるさいから」
そんな依頼者は決まって離婚を抱えている奥さんだ。自宅が幾らで売れるのか知りたいだけなのだ。


離婚ともなれば財産の半分を要求するために、どうしても自宅の資産価値を知る必要がある。
そこで不動産会社が便利に利用されるから恐ろしい。


依頼者から話の内容を聞いていて、無駄と知りつつも駆けつけなければならない不動産会社の仕事は無駄骨も沢山あります。

それでも怒らず<にこにこ>して、深々と頭を下げて「ありがとうございました」と言えるようになるには年期が要ります。沢山経験する事が必要です。



★ブログ記事が参考になったらバナ-をクリックしてね★
↓  ランキング参加中です。
にほんブログ村 住まいブログ 土地・不動産へ






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016年05月22日 06時11分57秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: