臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2020年01月25日

そのアパ－トは買えません。入居者が全員生活保護。半数が家賃未払

カテゴリ：不動産コンサルティング

収益物件　ボロアパ－ト
　毎月収益物件や住まいを売りに見えるお客様は多い。
本日は築５０年になる「２０世帯の中古アパ－トを売りたい」との相談を受けてそのまますぐに下見に行きました。
（不動産の売買はスピ－ドが決め手です）

　古くて家賃が安いアパ－トは、それなりに生活レベルの低い人が住んでいます。
　売りたいという当該アパ－トは20室の内、55％が家賃を長期滞納している恐ろしい物件だ。

　その他全室の入居者が生活保護者であるというのも大きな特徴だ。
部屋はどの部屋も汚く、臭い。これを５．０００万円で購入して欲しいとの要望は、土地の広さが１００坪でも難しい。

立ち退きに要する費用や解体費、測量費を加味すると２５００万円がギリギリの線だ。

　弊社の査定２５００万円なら即金払いで購入すると提示しました。
登記費用や取得税を加算するとそれでも合計５．０００万円の原価計算になる。

売り主さんは２５００万円で売るのか断るのか、家族会議を開いてから返答をいただきます。その結論は木曜日に連絡が来ます。1発回答でイエス、ノウが決まります。

ある銀行さんに借入金の返済なので契約の可能性は80％以上でしょう。

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