臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2020年04月02日

電車に乗るのは嫌。東京に行くのは嫌。買い手のわがままで商談が伸びている。

カテゴリ：不動産コンサルティング

連日新聞やテレビはコロナ事件で大騒ぎです。
お陰で契約が伸び伸びになっている物件や、取引がキャンセルになった物件が出始めている。
特異な例では、売り主が病弱なので「東京まで契約に来て欲しい」と言われても、買い手は「東京に行くのはどうも」と敬遠して契約に至らない案件もある。
何しろ高齢者の死亡率が高いのでお金より命が大切と、コロナ肺炎の発生率が高い東京行きを嫌がるお客様が多くなっている。

　売り手が決まり、買い手も決まっている大切な取引が、コロナ事件の影響でいつ正式契約になるか先が読めない取引案件が出始めている。困ったもんです。
最悪の場合は契約がお流れになる確率は高い。

　賃貸も売買も市場動向がすっかり変わってしまった。
いままでは不動産を持つ「売り主有利」の時代でしたが、これからは現金で横面を張る「買主有利の時代」になります。

目いっぱいロ-ンを借りて収益物件を購入した投資家が、支払いが苦しくなり物件を換金処分をしたくても、土地値が下がると借入金の返済（抹消）が出来なくて売るに売れない状況になります。

不動産は株式投資同様に売るのも、買うのもチャンスとタイミングが大事です。

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