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2006.01.13
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カテゴリ: 子供のこと
12年前の今日長女は生まれた。

在胎週数 : 30週と1日
出生時間 : 4時10分
出生時体重: 1392g

極小低出生体重児としてこの世に生まれた。

26週の定期産科受診で、子宮口が3cm開いていると言われた。
緊急入院。
すぐに子宮の収縮を抑制する薬の持続点滴が始まった。


私は絶対安静で尿の管を入れられた。
収縮止めの点滴の副作用はきつかったが、子どものために頑張った。
でも、29週と6日で薬物性肝炎になり、収縮止めの点滴を切ることになった。
その2日後この世に生まれた。

生まれた時、本当にか細い声で
「おぎゃー。」
と泣いた。この声は今でも頭の片隅にはっきりと残っている。
私はその声を聞いて涙が止まらなかった。

「早く産んでしまって、ごめんね。」
と心の中で長女に何度も謝った。

普通28週から30週で肺ができるのだが、長女は肺ができていなかった。



初めての長女の写真を、主治医のS先生が持ってきてくれた。
S先生とは一緒に働いた仲間であり、私の切迫早産の治療もして下さった。
また、長女の主治医でもあった。


C:Documents and SettingsOwnerMy DocumentsMy PicturesHP H18年1月6_01_13IMG.jpg


人工呼吸器につながれ、心電図、点滴を2箇所とられ、いろんな器械を付けられていた、このポラロイド写真が長女の生まれて初めての写真だった。


産んで1週間は涙が止まらなかった。

「泣いちょる暇なんかないんよ。子どもが頑張っちょるんじゃから、親としてやれることをせんといけんじゃろう。今、ごりえさんに出来る事は、母乳を出すことじゃろ!!」
と言われた。
私は泣くのをやめた。
一生懸命に母乳を搾った。

長女は1ヶ月間人工呼吸器につながれていた。

頭蓋内出血を3箇所起こした。
呼吸器をはずしても、何度も息をとめ、そのたびに除脈(脈が遅くなること)を起こした。
酸素がなかなか切れなかった。
未熟児網膜症と言われた。

そのたびにS先生は夜中でも来て治療をしてくれた。
看護師さんからもよくしてもらった。

その甲斐があって、4月20日退院した。


退院後もなかなか体重が増えない。
成長が遅い。
歩き方がおかしい。
痙攣様の動きをする。
風邪をこじらすとすぐ肺炎になる。
いろいろなことがあった。

幼稚園の入園前の健康診断で、園医の先生から「小さく生んで大変じゃったろうけど、ようここまで育てたね。」と言われ、涙があふれた。
今までずっと普通に産んでやれなかったことで自分を責めてばかりいたのが、急に心が軽くなった。

幼稚園の入園式、卒園式、小学校の入学式は人一倍泣いた。
未熟児で産んで、まさかこんな日が来るとは思わなかったからだ。


今の長女が元気でいられるのは、先生をはじめ多くの人たちのおかげだと思う。本当に感謝している。
誕生日には、いつも長女にはそのことを話して命を大切にして欲しいと言っている。


元気で明るく心優しい女性に育ってほしい。
そう願いながら、毎年長女の誕生日には、ここまで元気にして下さっ多くの方々に感謝をし、長女を授けて下さった神様に感謝をしている。








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最終更新日  2006.01.13 15:00:13
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