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背番号36(その2)
2代目タイガース非公式サイトです
みなさんこんにちは 背番号36の第2回目です
今回は1954(昭和29)年からになるよ 3名の選手を紹介するんだけど 2代目にとっては初めて聞く名前の選手ばかり 多分ほとんどの皆さんもそうだとおもう
と思ったら3人目の選手は2年以上前に別の番号で紹介してるわ 掲載している2代目が忘れちゃってたんだから 読んでる皆さんも一緒だろうね
では
順に追っていくね 最初の人は野菜みたいな苗字だよ
大根 晃(おおね あきら) 投手
石川県金沢市出身の右投げ投手。金沢桜ケ丘高校時代から好投手として知られていたが、3年時には春選抜大会で甲子園の土を踏むも初戦で浪商に敗退。夏の選手権では県大会準決勝、決勝と2試合連続ノーヒットノーランで北陸大会に臨んだが金沢泉丘高校に敗れて甲子園に行けなかった。
プロ入りして甲子園で試合に出たいという思いから秋に実施されたタイガースの入団テストに挑戦し合格する。背番号は36を着けることになる。
ルーキーとして1954(昭和29)年7月8日の対洋松ロビンス戦で初登板初先発。タイガースの歴史上、石川県出身者として初めて試合に出た選手として記録に残る。(タイガースに初めて在籍した石川県出身者は大根の前に「36」を着けていた横井啓二だが、公式戦に出場していないので、大根が初めて試合に出た選手ということになる)
その試合のスコアが残っているが、金田正泰、吉田義男、藤村富美男、田宮謙次郎、白坂長栄などタイガース史を飾る名選手たちをバックに投げている。
残念ながら1回表は抑えたものの、2回にソロホームランを浴び、さらにヒット、フォアボールでランナーをためたところで交代させられ勝敗はついていない。
1年目はこの試合を含め3試合に投げただけに終わり、0勝0敗、4回を投げて被安打3、2四球、2奪三振、自責点2、防御率4 . 50で、これがプロにおける全成績となっている。
1956(昭和31)年まで在籍したが2年目、3年目は一軍に呼ばれなかった。ファームの試合ではそれなりに通用するが、一軍の戦力とは見てもらえなかったようだ。プロ野球は3年間であきらめ退団している。
その後社会人野球の天王寺鉄道管理局に入り都市対抗で活躍、鐘化カネロンに移っても都市対抗本戦に出ている。
久保 友之 投手
高知県室戸市出身。地元の室戸高校時代も大型右腕として一定の評価を受けていたようだが、制球に難があり甲子園出場はできなかった。
1957(昭和32)年、高校から直接タイガースへ入団し、背番号36を受け継いでいる。1959(昭和34)年まで3年間在籍しているが、まったく一軍に呼ばれることもなく退団する。
その後は民間の会社に就職し、サラリーマン生活を送る。しかし、野球への情熱は冷めておらず、1970(昭和45)年にセリーグ審判部の採用テストを受けて合格し、関西審判部に所属して1996(平成8)年まで審判員を務めた。審判歴1802試合、オールスター審判3回。
久保は2023年7月7日、86歳で亡くなっている
金子 哲夫 投手(再掲)
金子さんについては背番号13-1で紹介済みなんだけどもう忘れちゃってるよね? 掲載したのが2023年8月だから2年以上前だしね なので少し修正して再掲しますね
愛媛県出身で西条高校(秋山拓巳の先輩)。1959(昭和34)年、3年時の夏の選手権に西条高校は初めての甲子園出場。金子はエースとしてすべて一人で投げ切って決勝まで勝ち進んだ。そして宇都宮工業との決勝戦は2対2のまま延長戦に突入。15回表に西城が一気に6点を挙げて勝ち越し、9-3で初出場での全国制覇を成し遂げた。金子は決勝でも15回を完投している。
1960(昭和35)年、甲子園の好投が評価されタイガースへ入団し、背番号は引退した久保が着けていた背番号「36」を継承した。右投げ166センチ63キロという小柄な投手で、夏の甲子園で5試合完投できたのが不思議な感じがする。力投型ではなく打たせてとる軟投型だったらしい。
実際に1年目は1試合しか登板機会はなく、6月28日の広島13回戦で5番手として投げただけだ。しかも打者3人に3安打を浴びてあっけなく降板、自責点2を記録している。そしてこれがプロ野球での唯一の登板になり、その後は一軍へ呼ばれることはなかった。
2年目の1961(昭和36)年はウェスタン・リーグで防御率1位と勝率1位のタイトルをとったものの、もともと軟投派タイプなので先発は一度もない。翌年も二軍にくすぶったまま終わる。
1963(昭和38)年、前年まで高橋孝明が着けていた背番号「13」を着けてみたが状況は変わらず、この年限りで引退している。
まとめ
大根さんと久保さんは知ってるって人が皆無に近いんじゃないかなあ
ひょっとすると審判としての久保さんに記憶がある人はいるかもしれないね 写真あるから
金子さんは秋山拓巳投手の先輩にあたり 西条高校の甲子園初出場初優勝の時エースだったのね 残念ながらプロでは通用しなかったみたいです プロでは1試合だけしか出てないから写真は見つけられなかった
ということで前回同様 個々の選手にコメント書こうにも書きようがないので終わるけど 次回3回目もやっぱりなじみの薄い選手が続くよ
ところで今回の下のイラストなんだけど 以前にも別バージョンで同じ子を使ったの覚えてる? 10月29日の日本シリーズ第4戦の記事だよ! 10月26日の第2戦もそうね
実はこの雰囲気は高校時代の2代目に似てるのよ凄く! ちょっと突っ張った雰囲気も感じ出てるし体型もほぼこんなだった なかなか可愛いでしょ? でも少し視線がきついかな 2代目はもう少し優しい眼をしてました
背番号36-3につづく

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