シンガポール大遠征 その4
いよいよ4日目。岡山に帰ります。
23時半に迎えのバスが時間通りホテルへ到着。
他のホテルに宿泊するツアー客を順番に乗せて1時間弱で空港へ到着。
チェックインも無事済ませて、後は残ったお金を使い切るだけ・・・。
日付変更線も変わったシンガポール空港。
向こうから長男がさえない顔で戻ってきます。
お金がない・・・。どうやら、落してしまった様です。
(4$=300円弱でそんな顔するなって)
無事飛行機に乗り込み出発です。往路での出来事を考えると・・・
あ~上海の乗り継ぎが憂鬱です・・・。
<往路以上のトラブルがこの後待ち受けていようとは・・・>
相変わらず、機内サービスは最低でした・・・。
到着1時間前位から中国語のアナウンスが続きます。???
途中英語のアナウンスもあり、どうやら霧のため上海に降りられないので、別の空港へ行く模様です。(やっぱり日本語アナウンスはありません)
かくしてどっかの空港へ到着。ここからがサバイバルの開始です。
まず、ここはどこの空港かわかりません。英語でアナウンスされても、そもそも空港名を知らないので、どうしようもありません。
<その1>出国ゲートがパニックで大混雑。中継者、到着者がすべて一旦出国ゲートに殺到しますし、アナウンスの意味のわかっていない日本人客も多数おり、ちょっとしたパニック状態。
たまたま、僕はアナウンスの意味がある程度理解できていたので、航空会社の職員をとっ捕まえて、今後の行程を確認できましたが、もう少し配慮があってもいいんじゃない?
<その2>シャトルバスが来ない。
上海空港までシャトルバスが出ることになっているのですが、このバスが来ない・・・。
1台出て、次が来るまで40分程待ちました。

<その3>中国人のマナーが最低。
やっと来たバスに乗ろうとしたら、建物の中にいた(隠れていた?)中国人観光客がどんどんバスに乗り込む乗り込む「順番なんてくそくらえ」って感じで、我々を押しのけて乗って行きます。
この国には、並ぶと言う文化がないようです。
<その4>中国人のマナーが本当最低。
結局そのバスには乗れず、もう1本後の便(更に待つこと40分)に乗ることに。
次のバスでは容赦せず乗りこみましたが、運転手が定員オーバーを理由に乗車を断っている間に他の中国人客がどんどん乗ってきます。事もあろうか、うちの子供を押しのけて、子供を立たせて乗ろうとしています。自分の膝の上に乗られそうになった長男はさすがにブチ切れ、言い争いをしています。
(各々自国の汚い言葉でバス中に響き渡る声で国際紛争に発展しています)
結局、マナーの悪い中国人客を無理やり座席に立たせてバスは出発です。

高速道路を約1時間弱で上海空港着。ここで衝撃的事実が・・・。
「もう飛行機は離陸しています・・・。」って
別のツアー客の北海道行きは1時間程待ってくれていたため、彼らは帰れましたが、僅か10分遅れた私たちを待たずに機は出発していました。
おい!これだけのツアー客(うちのツアーだけでも20人)が来なかったら、普通飛行機待つだろ・・・(もちろん他のツアーの同便客も乗れていない。)
結局、まだ飛んでいない大阪便で帰るか(大阪岡山間の移動は自腹)、明日の同便で岡山へ帰るかその場で選択です。結局6人は大阪便で帰国。14人はもう1泊することに・・・。
僕も嫁も仕事があるし、子供も学校があるので、出来れば帰りたかったのですが、岡山大阪間の自腹もイタイですし、車も岡山空港にあるので、職場に連絡を入れてOKが取れたので、もう1日上海に滞在することにしました。
<結果的にこの判断が更に悪の連鎖の始まりでした・・・。>
空港では、航空会社職員が宿まで付いてくるはずが、バスが出る段になってホテルの従業員に要件は話したので、後は自分でやってくれとバスを降りるじゃあありませんか。
全くフォローする気なし・・・。
ツアー客の残党14人を乗せたバスは一路上海のホテルに・・・
で・・・「えっここ上海」。ホテルは上海の超郊外の工場地帯のど真ん中。
おそらく隣の工場への出張客用のホテルなんでしょう・・・。
あたりを工員風の人間がうろうろしています。
ちょっとその辺を散策なんて気にはなれない雰囲気です。
航空会社からホテルに到着したころを見計らって明日のバスの時間を連絡するからって言ってた割に、全然電話はないし、ホテルも日本語×、片言英語と中国語オンリー。
なかなか意思疎通が図れません・・・。
連れてきたバスも逃げるように帰ってしまいました。
(逃げられたのかと思うようなコソコソした帰り方だったので、余計にツアーのみんなの不安を煽ったなあ~)
ツアーの中国事務所と東方航空のお客様カウンターに再三電話して、なんとか明日の出発時間を決めて、なんとか食事代も航空会社持ちになりました。
<何が大変って、結局残ったツアー客で、男性は僕含めて二人。これまた、
たらい回しの繰り返しで無駄な時間がどんどん流れていきます・・・。
結局11時過ぎにホテルについて、連絡調整が終わって一段落したのが16時・・・。トホホ・・・>
まあ、ホテル自体はそこまでボロイわけではなく、普通のビジネスホテルって感じで、職員も気さくでいい人ばかりでした。食事も食べきれないくらい準備していただき、ホテルには感謝です。(食事はかなり脂っこかった。これが現地の味か?)
更に、ここへきて次男が発熱。シンガポール最終日にホテルのプールではしゃいでいたのが仇となったみたいです・・・。
さすがに長旅の疲れと、今日のドタバタの疲れで、早々に就寝・・・。
まあ、ある意味ゆっくり出来ましたわ。(了)