明石・淡路ツー <その3>です。
淡路サンセットラインを北上します。ちょっと曇ってて、サンセットとは行きませんね。

16:45 北淡震災記念公園「野島断層保存館」到着。
閉館時間が17:00だったんでぎりぎりセーフでした。
閲覧は17:30までとのこと。助かりました。
保存館のこの形、ユニークな造形ですが何故かは後でわかります。

中は断層が丸ごと保存されています。
入り口周辺は断層で水路がバラバラになってます。
液状化による噴砂の跡もありました。

このマーカーが断層前は一致していました。
見事に斜め上にずれてます。
右端の水路分屈曲したってことです。

本当に断層ごと囲ってます。
下の写真の真ん中あたりに液状化後の噴砂痕があります。

断層保存館の終点部から始点部を覗きました。
途中の植え込みもそのまま保存されています。
水やり用の散水施設も設置されてました。
この断層形ってどこかで見覚えが・・・。
これが、この保存館の入り口のモニュメントとなっているんですね。

この保存館のすごいところは、断層をそのまま保存しているところと、被害を受けた民家をそれごと保存している所です。
館の外に見えるのが、その被災民家です。

右端のガラス張りが保存館。
赤いマーカー上を断層が通っています。
壁のずれが、そのまま断層のずれです。

メモリアルハウスとして保存され、震災の語りべが行われています。

ハウス内はキッチンは震災直後の状態を再現されています。オーナーさんは、震災後しばらくはこの家で生活されていたそうです。

奥に見えるのが保存館。
壁の割れ目から赤いマーカーを繋いで断層が通過しています。
この家が辛うじて、断層から外れていたために、倒壊を免れたことがわかります。
これ、家の中を断層が通過していたら、この家どうなっていたんでしょう・・・。

それにしても、民家一軒そのまま、保存するなんて大胆ですよね。
下の写真の上端の民家はメモリアルハウスです。
「逆アングル」で・・・。
これを丸ごと保存してるんですから・・・。

やっぱり、こうして間近でみると、あの時を思い出しますね。
17:30 閉館ぎりぎりまで見させてもらって、保存館を後にします。
更にサンセットラインを北上して、「淡路IC」から明石大橋に入って、あとは山陽道を西進して帰路つきました。
なんとか晩御飯までに帰宅。
かなり駆け足でしたが、どうしても行ってみたかった淡路スポットは踏破しました。
ツアラーの皆様。
次回は5月24日(土)の予定です。
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