'24 3月のちょい乗りは、3月10日(日)に、
お好み焼き三笠に、カキオコを食べに行ってきました。
お店は、岡山ブルーライン虫明インター出口右すぐです。
お店の上の高架は、ブルーランです。
インター出て高架下を目指せばすぐです。
注文は、テーブルに着いて、テーブル横の注文札を
親父さんが焼いてる鉄板の横に持っていきます。
牡蠣丼(\1,000)が来ました。
牡蠣丼と牡蠣汁とサラダに漬物が付いてます。
牡蠣がこれでもか!!ってくらい載ってます。
牡蠣丼食っても食っても牡蠣が減らない・・・。
程なく牡蠣玉(\1,000)が来ました。
こいつも牡蠣がこれでもかっ!てくらい載ってます。
表面のカリッと焦げてる部分は全部牡蠣です。
一体何個入ってんねん。

鰹節と青のり、マヨ、追いソースは各卓にあるので
セルフサービスです。
ああ、お腹いっぱい。
このカードを持っていけば、精算してくれます。
ここの親父さんは、牡蠣漁師なんです。
直営店?なんで、この量が載ってくるんですね。
今日の昼食で、今年1年分の牡蠣たべましたわ![]()

せっかく出てきたんで、ちょっと寄り道して帰りましょう。
邑久長島大橋を渡って長島へ
この島には、2つの国立ハンセン病療養所があります。
1907年7月に、日本を5つの区に分割し、
それぞれの区に療養所を設置することになりました。
第三区域:京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、三重県、岐阜県、
滋賀県、福井県、石川県、富山県、鳥取県、和歌山県
第四区域:島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、
愛媛県、高知県
この第四区域の療養所に該当するのが長島愛生園です。
もう一つの邑久光明園は、第三区の療養所として大阪に
建設されていましたが、1934年(昭和9年)9月の「室戸台風」
により壊滅してしまい、大阪ではなく、ここ長島に再構築され
たものです。
日本で初めての国立ハンセン病療養所、長島愛生園。
1930年に作られたこの建物は、園の運営に関する業務を
1996年まで行い、現在は長島愛生園歴史館として
開館しています。
見学は無料です。
私が見学していた時は、係の人は不在でした。
時間もたっぷりあったので、資料館の映像室のDVDをすべて
見たんですけど、これが一番勉強になりました。
これを見て館内を見て回るのが一番わかりやすいです。
ハンセン病は、らい菌という抗酸菌がおこす慢性の感染症です。
おもに皮膚、末梢神経を侵しますが、眼、鼻・のど・口などの
粘膜、一部の内臓にも病変が生じます。
1873年に菌を発見した医師ハンセンにちなんで、
ハンセン病という病名が用いられています。
昔は有効な治療法がなく、国の政策として療養所への
隔離が行われていました。
現在ハンセン病は薬によって完全に治癒する病気と
なっています。
現在入所している方は、ハンセン病による後遺症を
患っている方です。
資料館ではハンセン病の歴史や、社会的弱者に対する
偏見や差別、患者の生活の様子や、法律を変えるための
運動や事件などが、わかりやすく解説されています。
多くの入所者が上陸した収容桟橋の跡。
入所時、家族などの付添い者もこの桟橋までしか
入ることができず、入所者にとっては社会や家族との
別れの場所でした。
入所するとまずこの収容所に収容され、各種の検査や
入所手続きが行われます。
現金などの禁止物品の取り上げ、消毒風呂への入浴、
持ち物の消毒なども行われました。
持ち物はすべて消毒されており、家族に持たされた時計なども
消毒され、錆びて使えなくなったそうです。
入所者は、まずここで、消毒が完了するまで、
約1週間もすごしていたそうです。 




こちらは監房。
開園と同時に設置され、秩序を乱した者や逃走した者が
収監されていました。

総合案内所の中にある、ハンドリップの珈琲、
地元の野菜を中心に丁寧に作った週替わりの定食が人気の
カフェ「さざなみハウス」。
自家製ケーキやその他ドリンク、モーニングもしていますよ。
オーシャンビューの窓際席がすべて埋まっていたのが
ちょっぴり残念。
島の道路沿いのあちこちに立っているスピーカー。
ハンセン病の後遺症により目が悪い入所者が多いので、
島道のいたるところにスピーカーがあって、
放送が流れるようになっていました。
海の先にぽっかり浮かぶ手影島は、潮がひくと、
道が現れて渡ることが出来るんです。
島の長島神社の鳥居のシルエットと相まって、
何だか神秘的な眺めです。
今日は潮加減がちょっと無理っぽいですね。
島には野生の鹿がたくさんいるんです。
しっかりお見送りしてもらいましたよ![]()
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