~弾丸ツーリングREPORT~

~弾丸ツーリングREPORT~

2024年07月28日
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カテゴリ: 家族で弾丸?

​【青春18きっぷで行く京都路】の2日目です。

ホテルでゆっくり朝食食べて、遅い出発です。
泊付の醍醐味やね。

朝イチは三十三間堂からスタートです。



本堂は、和様入母屋(いりもや)本瓦葺の総ヒノキ造り。
南北118.2mという長大な伽藍はまさに壮観!



奥行16.4mの平屋建てながら、かなりの迫力です。



本堂を正面外側から見ると、柱の間数は三十五あります。



三十三間堂の通し矢は、お堂西縁の南端から120メートルの
距離を弓で射通し、その矢数を競ったものです。

特に江戸時代に流行した「通し矢」は夕刻に始めて翌日の同刻まで、
一昼夜に何本通るかを競うもので、軒下を通すことから「通し矢」と
呼ばれるようになりました。

通し矢は軒天井に当たらぬよう矢を射抜く必要があるので
強弓を強く射なければ軒下を射通すことができないことから
弓術家ひいては武家の誉れとして、各藩が自らの威信をかけて
武芸者を送り込み、特に尾張、紀州の二大雄藩による功名争いは
人気を呼び、京都の名物行事となりました。



弓術家達の誉れとされた通し矢。
その伝統を今に伝えるのが「大的大会」です。
現在は1月15日に一番近い日曜日に「楊枝のお加持」大法要と
共に行われています。
古の通し矢とは異なり本堂西側の射程60mの特設射場で矢を射る
「三十三間堂大的全国大会」として行われます。

新成人参加者が振袖袴姿で行射する場面は
この大的大会の光景なんです。



お堂の中央に鎮座されている巨像は、
国宝の「千手観音坐像」。

1000体の千手観音立像に囲まれて中心に
いらっしゃることから「中尊」とも呼ばれています。

像高335cm、手の数42本の木造千手観音坐像は、
鎌倉時代に大仏師湛慶(たんけい)が弟子と共に完成させた
大作

この大きな千手観音坐像の裏側には、
等身大の観音様がいらっしゃいます。

表からは見えませんが、内陣の裏側へ回った時に
見ることができます。

この千手観音坐像と、背中合わせの等身大の観音様は
一心同体!

あわせて1体とされているため、
三十三間堂の千手観音は合計1001体と数えられています。



三十三間堂といえば千体観音。
国宝「千手観音立像」が有名です。
中尊の左右にそれぞれ500体(前後10列×50体)、
計1000体の千手観音様が並ばれた姿は、圧巻です。

千手観音立像には手が40本あり、中尊と同じく
穏やかな表情で合掌しています。

特に注目すべきポイントは、1000体すべてお顔が
微妙に違うんです。



京阪乗って出町柳まで来ました。



今日は、下鴨神社の「みたらし祭り」の日なんですね。



その前にちょっとかき氷でブレイク。
今日も猛暑です



正式名称は賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)。賀茂川と高野川が合流する場所に鎮座します。

賀茂川の下流にあり、古くから賀茂御祖神社を表す際は「鴨」の文字が使用されたことから、

下鴨神社(しもがもじんじゃ)とも呼ばれます。




京都を拓かれた神様として信仰され、平安京遷都以降は
国家鎮護の神社として、皇室や朝廷からも篤い崇敬を受けました。
現在では国宝の本殿2棟をはじめとした多くの文化財や、
太古からの植生を残す「糺の森」など、古代の息吹きを
今に伝える京都の古社です。



井戸の井筒の上に祀られていることから
井上社と呼ばれる社殿前の御手洗池では、
賀茂祭で斎王代の禊が行われ
土用の丑の日には「足つけ神事」(御手洗祭)が行われます。

御手洗池の底から湧き出る水泡をかたどったのが
「みたらし団子」だといわれてます



土用の丑の日にこの池の清水に足をつけると
疫病や脚気にかからないと信仰されています。

御手洗池は、7月の土用になると池の周辺や川の底から
清水が湧きでるところから、
鴨の七不思議にかぞえられています。



受付でお供え料をおさめてロウソクを受け取り、
靴とロウソクを手に持ち、御手洗池へと向かいます。



御手洗池にかかる輪橋の真下からいよいよ水の中へ。
真夏とはいえ、この御手洗池は地下から湧き出る
冷水が流れていて、涼を感じることができます。



その冷たさに心身共に清められていることを体感できますよ。



最終地点の御手洗社(井上社)前の祭壇にロウソクを献灯、
そして無病息災を願います。
ここに祀られている瀬織津比売命(せおりつひめおみこと)は
罪、穢れを祓ってくれる神様ですのでしっかりお祈りをしましたよ。



池から上がったところでご神水をいただきます。
この水を頂けば無病息災、延命長寿にあやかることができますよ。



旅の最後は、お気に入りの東洋亭で、
ハンバーグステーキを頂いて帰りましょう。

前菜のまるごととトマトサラダは、
一つ一つ丁寧に湯剥きしたトマトをよく冷やし、
ツナサラダの上にのせ、朝作りのドレッシングを
かけた東洋亭の人気メニューです。

これ旨んですよ。
スパークリングワインで頂きますぺろり



ビーフシチューソースとハンバーグ、シチュー肉を
一つ一つ丁寧にアルミホイルで包み、
鉄板の上でパンパンに膨れ上がった状態でやって来ました。



アルミホイルを開けた瞬間のソースの香りと
ジューシーなハンバーグがたまらんね。

赤ワインで頂きます



無事帰岡。

途中京都→姫路の新快速の乗った車両の空調が不調で
凄く暑かったトラブルはありましたが、
姫路で買い足したビールでクールダウンしながら帰ってきました。

青春18きっぷでリーズナブルにしっかり楽しめました。






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最終更新日  2024年09月21日 10時52分37秒
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