~弾丸ツーリングREPORT~

~弾丸ツーリングREPORT~

2025年04月19日
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カテゴリ: TEAMツーリング

'25 4月の近征ツーリングは、
「三十郎と子供店長に会いに行くツー」と題して
高梁市界隈に行ってきました。



集合場所は岡山県高梁市南町157の
「肉屋カフェ」
その名の通り赤木食品さんは肉屋さんで、



その一角をライダーズカフェとして
開放しています。



所狭しと来訪者がステッカーと
サインを張っていましたわ。



お肉屋さんなんで、カフェに
「肉吸い」があるんです。

肉吸いは肉の吸い物の事ね。



この日は、翌日のイベント出店準備のために、
臨時休業だったんだけど、店の前に止まる
マフラーの音を聞いた御主人が急遽我々のために
店を開けてくれました。

ありがとうございました。



本来は、先に昼食の予定だったんだけど、
肉吸いでお腹もいいことから、
腹ごなしも兼ねて、先に山城へ登りますか。

天守閣へは約20分の山道を
登らなければなりません



全国には、天守が残っているお城が12城
(現存天守12城)あり、備中松山城は
その一つに数えられています。

現存天守12城は
・弘前城(青森県弘前市)【国宝】
・松本城(長野県松本市)
・丸岡城(福井県坂井市)【国宝】
・犬山城(愛知県犬山市)【国宝】
・彦根城(滋賀県彦根市)【世界遺産 /国宝】
・姫路城(兵庫県姫路市)【国宝】
・松江城(島根県松江市)【国宝】
・備中松山城・丸亀城・松山城
・宇和島城・高知城
の12城。中四国が多いな。




また、お城は、その立地から「山城」「平山城」
「平城」と分類され、備中松山城は
「山城」に分類されます。 



現存天守12城の中で「山城」の形態をとるのは、
備中松山城だけであることから、備中松山城は、
「天守の残る唯一の山城」ということができます。



備中松山城は、市街地の北端にそびえる
標高約480mの臥牛山に築かれています。

備中松山城は、鎌倉時代から戦国時代には
「戦のための城郭」として、
江戸時代には「備中松山のシンボル」として、
備中の拠点としての役割を果たしてきました。



天守閣には現在の猫城主
「さんじゅーろー」がいます。



平成30年7月に起きた西日本豪雨災害では
城のある高梁市も甚大な被害を受け、
観光客は激減。



しかし、豪雨災害後、さんじゅーろーが
城に住み着くようになり、地元のテレビや新聞など
多くのメディアに取り上げられると、
備中松山城への来城者数はV字回復。



いまも右肩上がりが続いており、
国内のみならずアジアなど海外からも、
噂を聞きつけた猫好きたちが、
険しい登城道をものともせず
さんじゅーろーに会うために
次々と訪れているんです。



さて、天守閣へ
天守閣では備中松山藩の歴史が
掲げられているんですが、
外せないのが山田方谷さん。



山田方谷(1805年~1877年)は
江戸時代末期から明治時代初期の
漢学者、備中松山藩士です。

学者として藩に仕えていた方谷でしたが、
藩主板倉勝静(1823年~1889年)のもとで
藩政改革を断行し、大きな成功をおさめました。

山田方谷の藩政改革は、10万両(約600憶)の借金を
わずか8年間という短期間で返済し、
さらに余剰金まで蓄えています。



勝静が幕府の老中となると、その政治顧問として
幕政にも関与しました。



江戸幕府で老中を務めていた板倉氏は
幕末に朝敵(朝廷・天皇の敵)とみなされ、
備中松山藩は危機的状況に追い込まれます。



この有事に引退していた山田方谷は呼び戻され、
「無謀な戦いを避け、藩の存続を図るしかない」
と無血開城を決断し、新政府軍に降伏。

この決断により城も守られました。



さて、本日メインイベント
子供店長のラーメン店へやって来ました。

お昼時間からズレて訪問となったので、
並ばずに入店できました。

私たちが入店した後、後続が入って来て
すぐに満席になってました。



「麺とり森田商店」は元々は 米穀販売・製粉業

店主が、ラーメン大好きな息子にも安心して
食べられるように、よい素材のものだけを選んで、
理想的な中華蕎麦の味を追求している
ラーメン店です。



ダシには岡山地鶏や伊吹島産の煮干しや
鮮魚のアラ、野菜などをブレンド。


鶏醤油ラーメンは鶏ガラと魚介のダブルスープ。
奥出雲の老舗『森田醤油店』の醤油を使い
鶏油でまとめた一品です。

チャーシューもレア感を残した絶品でしたぺろり

店主のラーメン好きな息子さんが、
2代目店長として、テキパキ接客してました。

2代目店長は店を始めた時は小学生だったけど、
今は中学生かな?



さて、フォルツア先輩が高梁へ来たら、
「必ずお土産にコレがいるんです。」ってことで
「あおやぎ」さんへ



あおやぎさん人気NO.1の「生どら」シリーズです。
甘いものは併せて高梁紅茶をゲットしてきました。

高梁紅茶の茶葉は標高460mの茶畑で栽培され、
緑茶用と同じ品種の茶葉を使っているのですが、
収穫後の扱いで区分されるんです。


海外の紅茶とは違って、高梁紅茶は渋みがなく、
繊細な甘みも感じられるので、
高梁地域に行ったら必ず
買って帰るようにしてるんです。

さて、時間的には少し早いのですが、帰路につきます。

時間もあるので下道を帰ります。

高梁名物のループ橋経由で広域農道吉備高原線で
無事帰宅しています。

備中藩の山田方谷さんを大河に推す動きもあるなかで
方谷さんの資料館も整備されています。

次回の高梁方面は方谷さん巡りですね。






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最終更新日  2025年08月12日 00時48分21秒


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