モクヨウビの夜

モクヨウビの夜

着たおせるのか??


確かに染めものより丈夫そうなので、連続着用に向くとは思います。最初は硬いので馴染みも良くない織物・・
しかーし!!着たおせるほど着ようと思ったら、メンテも重要。。。洗いに出してこそ風合いが増すと聞くと・・やってみたくなるじゃないですか!!?
だから紺や泥黒が多いのでしょうかね?汚れは目立ちにくいですから。。
とは言え、現代は大変空気が汚れています。街に出れば、何かホント真綿のものは薄汚れてしまいます。。色の薄いものは、あちゃ~です。八掛は濃い色にしよう(>_<)と思う位、薄汚れます。。
ベンジン?だめだめ・・・埃・チリ汚れですから、ボヤーンと輪染みになっちゃいます(泣)ブラッシングや、硬く絞ったタオルでパンパン叩いた方が良いです。
少し勉強になった(失敗を繰り返したとも言う)私は、今シーズンはもうそれしか無いのんか?というくらいジャンジャン着て、洗いに出してやろうと決めました!何度も洗い張りはきかないと聞くので、とりあえず丸洗いですがw
古着市場を見ていて感じるのは、明らかに昭和初期までの物の方が、きれいなものが多いです。。生活汚れが無いという意味ですが。。最近の物の方が、使用感は少なくても、衿汚れなどあるものが多い。。。始末してしまっていないからと、今の方が、着ている物が汚れやすい環境なのではないかな~と思っています。

とは言え、経済的な事を考えると、絹ものばかり着たおしに挑戦ばかりしてはいられません。木綿が本当の意味でメンテが楽で、愛着も湧ける着馴染む物があるのだと知りました。ココのお店 太物屋さん を知ってから、なおの事そう思うようになりました。
ソースやケチャップをぶちまける行為をしなくても、やはり着ている物は、それなりに汚れます。ましてキモノは踵まであって、袖も幾ら短くても45センチほどありますからね。。面積分、汚れはすっちゃう訳ですよね。
洗える着物とはいえ、袷のものはアイロンも気を使うし、やっぱりクリーニングが無難でしょう?ウールも私はクリーニングに持っていっています。お値段は600円でしたから、苦労してヘタにアイロンかけるより綺麗でした。(袷ならお値段違うかもしれませんが)ぶっちゃけ、洗って味が出るとも思えません・・
着たおす・・という行為の早道は、木綿のような気がします。
その上で、大事に長く着たおしていける絹紬・・といったところでしょうか?


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