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映画視聴記録2015〜2016

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2001年【米】Blow
テッドデミ監督
(デヴィッドマッケンナ/ニックカサヴェテス脚本)

『両親の悲惨な家庭生活を見て自分は貧しくならないと子供心に固く誓ったジョージ(ジョニーデップ)。青年となり、ヒッピー文化が興隆する1960年代のカリフォルニアに移り住んだ彼は大麻売買の元締めデレクと出会い、末端の売人に。やがてメキシコから安く大麻を調達しようと企んだジョージは小型機をチャーターして現地へ。これが成功し、瞬く間にドラッグ・ディーラーとしてのし上がり、巨万の富を手に入れる。しかし、いつまでもツキは続かず……。』(wowow online より)

久しぶりに地顔の青年ジョニデを観た気がする。
金髪ボウボウでヒッピー風だけどイケメンである。

さて、キレイなジョニデが演じるのは実在のジョージユング囚人。
アメリカに麻薬をはびこらせる道をつけた人物だそうだ。
ラストで実際のユング氏が登場するが、内田裕也みたいな風貌のジイサンだった。

母にドラマ「ブラザーズ＆シスターズ」のお姉さん役の人(レイチェルグリフィス)、
ジョージが結婚寸前まで行った恋人に、フランカポテンテ、
麻薬を買いつけに行ってめぐり合った妻役に、ペネロペクルス、
この配役がなかなか見物。
ついでにコロンビア人?のボス役に「ミディアム」デヴァロス検事役のミゲルサンドヴァル。

フランカポテンテがあまりキレイだと思ったことが今までなかったが、
非常に感じの良い美人だった。
彼女の演じた恋人は、急性のガンで亡くなってしまったのだそうだ。

お母さんがかなり嫌味な、ワガママで情の薄い人として描かれていて、
嫁さん(ペネロペ)も、ジョージが売人やめて堅気になって地味な生活になると
途端に愛想を尽かす派手好き女。

それにひきかえ、ジョージとお父さんとは共通して、
心の優しいヒトの良い性格。
(レイリオッタが善い人やってる！というだけでインパクトある。)(笑)

結びに、娘恋しの妄想と恨み言とヒトの良さそうな本人のショット。
100パーセント、ジョージに肩入れして描かれたこの映画を、

観たとしたら思い切りムカついているに違いない。(´▽｀;)

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