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ずっと日記を投稿していなかったので、近況を綴りながら、今使用しているトイドローン「Mavic Mini」を3月弱使用した感想など書いてみたいと思います。新型コロナウイルスの影響により、参加予定となっていた3月の試合は全て中止で全滅。6大会が流れました。スポーツセンターや体育館が軒並み閉鎖する事もあり、試合だけではなく練習もなかなか出来ない状況です。とは言え、参加出来そうな練習場所を探してちょこちょこ練習させて頂いております。盆太鼓は、オフシーズンの月に1回の練習会を3月にも開催する予定でした。でも練習は狭い部屋に5~6人で集まり、防音のため扉を閉め切って行います。あまり良い環境ではないので、中止する事にしました。4月からはスワンホールの音楽スタジオでの練習が始まる予定ですが、状況次第では利用不可になるリスクもあると思っています。という暗い現状は置いといて、昨年末に購入したトイドローンの話題です。結婚記念日の翌日、12/4に注文したMavic Miniが12/26にようやく届き、暫くはリビングでテスト飛行しか出来なかったのですが、ようやく元日に屋外初フライト。それから屋外、屋内で何度かフライトしています。これまで購入したトイドローンがいくつかありましたが、ほとんど手放しました。もうMavic Miniがあれば全く必要ないからです。(1)901HS マイクロドローン。屋外では絶対に飛ばせません(飛ばしたことありません)。 ドローンの操作を覚えるのに役立ちました。メルカリで売却。(2)VISUO XS809HW 形に惚れました。オプティカルフローもGPSもなく、パワーも弱いので風に逆らって 飛ばすのが非常に難しかったです。 調子に乗って高度を上げ、電波が届かなくなり彼方へ飛んで行ってしまいました。 ロスト。(3)VISUO XS809HW(2機目) 予備バッテリーやプロポ、キャリイングバッグまで購入したのに機体ロストで無駄に もったいないと思い、同じ機体を購入。 電波ロストで操縦不能になるのが恐いので恐る恐る飛ばしていた印象です。 4機目を購入した事で飛ばす事がなくなりました。メルカリで売却。(4)Hubsan H216A X4 DESIRE PRO 初めて購入したGPS搭載機。屋外での安定性が良く、私が持っていた機体では Mavic Miniの次に安定していました。屋内はGPSが届かないので不安定でした。 屋外限定の機体です。 機体とコントローラーを接続するのではなく機体とスマホを接続し、コントローラーは スマホとBluetooth接続するという方式でした。 期待とスマホの間にWi-Fi中継器を設定すると接続距離が伸びたので高度150mでも 電波は充分届きました。電波ロスト時も離陸地点まで自動的に帰還するので、GPS機の 魅力を感じる機体でした。 ネックはとにかくモーターの寿命が短い事。夏場に連続で飛ばしていたら焼き付きますし 少しプロペラが障害物に接触したら焼き付きます。 何度もモーター交換させられて維持費が掛かった印象です。 最終的にモーター交換中に基板を焼いてしまい、新しい基板を購入するも規格が新しく 変わっていて合わず、何故かバッテリー警告が出て離陸できないという状態になって しまいました。飛ばせなくなってお蔵入り。メルカリで売却。(5)XT175 Fairy コンパクトで、ハイパワー&高寿命のブラシレスモーター。GPSだけではなく、屋内でも 安定するオプティカルフローセンサー付きのトイドローンが出たという事で 飛びつきました。カメラも手動ながら角度を変えられます。 屋内でも屋外でも比較的安定した飛行性能でしたが、電子コンパスなどのセンサーが 衝撃や磁気などの影響で狂いやすく、それを正しく戻すにはPCのアプリケーションで キャリブレーションする必要がある、というデリケートな機体でした。 キャリブレーションを行うスマホアプリも一時期ネットに出回っていたので ダウンロードして使いましたが、どうも正しく設定出来ない事があり、センサーが狂うと 急に流れて行ったり「トイレットロール現象」という、円を描くようにぐるぐると 回って安定しない飛行をしてしまうというのが厄介でした。 また、初期不良でプロポの電波が全然届かず、少し離れると電波ロストで戻ってくる 状態でした。仕方がないのでプロポではなくスマホで操作していましたが、スマホだと 高度18.5m以上は高く飛ばせない制限が掛かっているので高高度での空撮が出来ず 残念でした。 最後はセンサーが狂っている時に飛ばしてしまい制御不能になり、戻そうとするも 一歩及ばす川に着水。そのまま沈んでロストしました。(6)XT175 Fairy(2機目) 初期不良はなかったのでプロポで飛ばしています。 それでもアンテナはチープなようで、50~60m離れたら電波ロストしてしまいます。 センサーさえ狂っていなければ、GPS機なので自動帰還しますので安心感はあります。 機体が揺れると画像が揺れるので、静止画しか閲覧に堪えないのはこれまで購入した トイドローンに共通するところです。 Mavic Miniを購入しても、未だ手放さず保持している、唯一の機体です。過去機体は写真付きで一度日記を書いています。https://plaza.rakuten.co.jp/acknight/diary/201905120000/(7)Mavic Mini 現時点で文句の付けどころのないトイドローンです。 オプティカルフローセンサー及びPGS付き。屋内でも屋外でもピタホバ。 ブラシレスモーター。動画のブレがない3軸ジンバル機構。コントローラーからカメラの 向きを変更可能。2.7K(30fps)の動画が撮影可能。 アーム折り畳み式の格好良いデザイン。1年間の機体保証付き。 敢えてマイナスを挙げると値段が高いという事ですが、性能を考えると致し方ないと 思っています。 このトイドローンが優れているのは、専用アプリ「DJI FLY」にも表れている各種設定や 警告などの、細部まで作りこまれた機能だと思っています。 飛ばそうと思っている場所が飛行禁止区域なのか高度制限地域なのか等を自動判別し 警告を出してくれたり、強風警告を出してくれたり。 ジンバルの移動スピードや、可動範囲、など細かに設定出来ますし、効果的な動画撮影を 自動的に行うクイックショットも何種類か用意されています。 他にも書ききれないほど、これまでのトイドローンにはなかったきめ細かな設定や 安心設計が付いており、さすがワンランクもツーランクも上の機体だと思わされます。 https://www.youtube.com/watch?v=sFPHnV3Vie0&list=PLvy2MLQAedQcqg8otHDk1teIqUuuzopzQ&index=18これからトイドローンを始める人は、まずは操作に慣れるために安価なものを購入し、最終的にはMavic Miniを購入するのが最善だと私は思っています。空撮目的の場合です。レーシングドローン目的や、撮影より飛ばす楽しみを味わう、のような方向性の人はまた基準が変わって来ます。
Mar 21, 2020
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とうとう出ちゃいました。すごいトイドローンが。10/31に発表されたばかりで11/15発売とか。既に紹介動画など上げてらっしゃる人が多いので是非検索して下さい。ドローン大手の中国企業DJI社が、日本の航空法による規制を意識したスペックのトイドローンを出してきました。それが「Mavic Mini」です。現在日本では、本体重量が200g以上のドローンは無人航空機(いわゆるドローン)として扱われ、航空法の規制対象になります。特に都市部など、許可なく簡単に飛ばせません。本体重量が200g未満のものは規制対象から外れる、トイドローンまたはホビードローンと呼ばれる部類になります。「おもちゃのラジコンヘリ」扱いです。もちろん住宅密集地や人混み、その他禁止されている区域では飛ばせませんが、一応「他人に迷惑が掛からないように」飛ばしても良いカテゴリーです。海外ではもう少し規制が緩いので本格的なドローンを重い重量で出してくるメーカーは多かったものの、どうしても200g規制を逃れようとすると「何かを妥協したモデル」にならざるを得ないというのがこれまでの状況でした。ひと昔前なら、屋外ではとても飛ばせないような不安定なドローンばかりでした。その後GPSあるいはオプティカルフロー制御など飛行安定性を求める機能が付き始めましたが、それを犠牲にモーターが軽量のブラシモーターになり非力だったり寿命が短かったりしました。例えば高性能トイドローンの先駆けと言えばDOBBYでしたが、ブラシレスモーターで且つオプティカルフロー制御付きですがGPSはついておらず、RTH機能はありません。また、飛行可能時間が実質10分持たないという話もありますし、価格も高いです。確かはカメラ性能は高くデジタル補正機能もありましたが、ジンバルを付ける余裕はありませんので風にあおられると動画はどうしてもブレてしまいます。私はHubsan H216Aを持っていました。GPS機だったので屋外での安定性は高くRTHも可能です。Wi-Fi中継器を使えば上空150mの高さでの空撮が出来たりとお気に入りの機体でした。ネックは、アームの折り畳みが出来ないのでかさばる点、ブラシモーターなのでモーター寿命が非常に短い点、屋内では安定して飛ばすのが難しい点、カメラ角度は水平固定で、手動ですら変えられない点、などです。お気に入りの機体でしたが、やはり妥協点はありました。私は持っていませんが、Telloは超人気のトイドローンです。機体折り畳みは出来ませんが機体はコンパクト。オプティカルフローセンサーが付いているので、特に屋内ではピタホバ。屋外でも高度に制限はあるもののピタホバです。やや飛行可能距離(高度)が低いので遠くに飛ばせない事や、GPS機ではないのでRTHが出来ない点はやや残念ですが、飛行安定性はトイドローンの中では群を抜いていたと思います。私が現在飛ばしているトイドローンはXT175 Fairyです。アームが折りたためるので非常にコンパクトになり、ブラシレスモーターでパワーもある上、オプティカルフロー制御とGPSのハイブリッドなので屋内でも屋外でも安定した飛行が可能です。屋外ではGPSでピタホバと言えますが、屋内のオプティカルフロー制御は、その場でかなりピタッと飛んでくれますが、ブレなく完全ピタホバという程の性能ではありません。でも充分です。飛行時間は実質15分近くあると思います。やや玄人向けのマニアックな機体なので苦労もありましたが、すごく気に入っています。今不満に思っている点は、電波距離が50~60m前後と微妙な点。アンテナがチープなせいで、もう少し上空まで上げたくても電波ロストしてRTHしてしまいます。あともう1つ欲を言えば、カメラにジンバルが付いていない事。この願望は、もはやトイドローンでは「叶わない願望」だと思っていました。カメラにジンバル機構を付けると重量が増すので、ジンバル付きカメラを搭載させようとすると「何を妥協するんだ!?」という感じです。今年の夏前にMicro Drone 4.0というトイドローンが登場しました。2軸ジンバル付き、オプティカルフロー制御のドローンです。非常に美しい動画が撮れるっぽいです。機体デザインも恰好良く、アームも折り畳み式です。GPSはついておらずブラシモーターですし購入には至りませんでしたが、ジンバル付きカメラ搭載のトイドローンの可能性が見えた1機でした。とは言え全てを満足するトイドローンが登場するのはもう少し先になると思っていました。ところが登場したのです。Mavic Mini。あの人気機体「Mavic 2 Pro」を踏襲したデザイン。アームの折り畳み方も同じです。ブラシレスモーターでオプティカルフローセンサーとGPS付き。そしてこのフル装備の中で、何と3軸ジンバル付きカメラ搭載なのです。風で機体が揺れても動画が激しく乱れる事はもうありません。YouTubeにアップするレベルだと充分すぎるクオリティの動画が撮れるでしょう。本体重量199g。ギリギリです。飛行時間18分。実質15分程度だと思いますが充分です。飛行可能距離2km!こんな小さいドローンが2km先に行くと目視出来る訳ないし怖いのでやりませんが数100m離れてのフライトが可能という事です。コントローラーはMavic AirやSPARKと似たデザインで、下にスマホを挟むタイプ。恰好良いですし重量バランス的にも最適です。ダイヤルでカメラの縦方向をチルト可能。上空に上げてからカメラを下に向けたりも可能です。こんなパーフェクトなトイドローンがこんな早いタイミングで出るなんて。問題は価格です。現在46,200円です。トイドローンの中では高い方です。すぐに購入する事はないと思いますが、発売後のネット上の評価や様子を見て検討したいと思います。すでに目はハートマークですけどね(笑)。【国内正規品】DJI Mavic Mini
Nov 9, 2019
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私がこれまで購入したトイドローンを紹介します。全部で6機購入しました。そのうち2機はロストしました。1機目。901HS。屋内専用です。エアコンの風にも吹っ飛ぶので外で飛ばすのは絶対無理です。飛行時間も約5分ぐらいです。豆ドローンです。初めて購入しトイドローンの魅力を教えて貰いましたが、すぐにステップアップしたくなる商品でした。2機目。VISUO XS809HW。アームが折りたたみ式でコンパクト。カメラはワイドレンズ搭載で、手動ながらカメラの角度も変更可能です。アームを広げるとそこそこの大きさなのに軽い機体なので、風を受けるとそれに逆らって飛ぶのは厳しく、かなり流されます。飛行時間は7~8分でしょうか。GPS等は搭載していないので、高度を上げた時に電波が届かなく、操作不能に。そのまま遠くに飛んで行ってなくなりました。ロスト機体です。3機目。VISUO XS809HW(2代目)。予備バッテリーやキャリングバッグ等だけ残ったのももったいないので、不本意ながら同じ機体を購入しました。でも、再びロストするのが恐くて高高度では飛ばせません。気が向いた時に飛ばす事もありますが、パワーが非力なのと、風に逆らって制御するのがかなり難しいです。4機目。Hubsan H216A X4 DESIRE PRO。VISUOのロストで「フェイルセーフ」の重要性をまざまざと感じた私は、色々調査した結果このドローンがトイドローン最強であると信じ、購入しました。GPS搭載機なので、少々風が強くても屋外で安定して飛ばせます。機体とスマホをWi-Fi接続し、コントローラは機体と接続するのではなくスマホとBluetoothで接続しているという斬新な仕組みのせいで、スマホと機体をWi-Fi中継器で接続する事によって操作距離を飛躍的に高める事が可能です。高度150mからの空撮が出来たので、私が保持するトイドローンで一番綺麗な空撮が撮れた機体です。肉眼で見えなくなるぐらい高く上げてもスマホ画面で上空からの景色が撮れますし、電波ロストした時、バッテリーが残り少ない時、などの時には離陸地点まで自動的に戻って来てくれるというフェイルセーフ機能が、3機目までとは一線を画す性能だと思っています。飛行時間は10分ちょっとぐらいです。但しデメリットもあります。GPSを捕捉出来ない屋内での飛行は全く安定せず、挙動が恐いです。屋外専用と言っても良いです。また、アームが折りたためないのでかさ高く、やや持ち運びが不便です。カメラの角度が変えられないのも少し残念です。あと、モーターの寿命が短いです。細いブラシモーターを採用していて、夏場の暑い時などは予備バッテリーに交換して連続で飛ばしているとすぐにモーターに寿命が来ます。ブラシが焼け付きます。モーター温度に気を遣いながら飛ばす必要があります。私も何度もモーター交換しました。はんだ付けが面倒臭かったです。その際、謝って基板を焼き付かせてしまいました。新しい基板を購入して交換したのですが、基板が新仕様になっていて電子コンパスが別売りに変わっていました。それを知らずに購入したのでエラーになり飛ばせず。別売りの電子コンパスを購入するも手違いなのか届かず・・・のまま今に至ります。なのでこの機体は、飛ばしたいけど飛ばせない状態のままお蔵入り状態です。5機目。XT175 Fairy。発売された時には「こんなトイドローンを待っていた」という内容でした。ハイパワーで高寿命のブラシレスモーター搭載。アーム折りたたみ式のコンパクトデザイン。アームだけではなくプロペラも折りたたみ式。手動ですがカメラの角度変更可能。GPS付きで各種フェイルセーフがあるのはHubsan同様。それだけはなく、GPSが捕捉出来ない場所ではオプティカルフローセンサーによる飛行制御があります。ビジョンポジショニングとも言い、カメラセンサーで見る地面の画像を基にその位置に留まろうと自動制御してくれる機能です。これにより、屋外だけでなく屋内でも安定した飛行が可能です。何も申し分ない性能です。飛行時間も約15分です。高機能の機体なので結構繊細でもありました。機体ファームウェアはPCとUSB接続して設定パラメータを参照したり変更したり出来ますし各種センサーのキャリブレーションが可能です。でも、磁気に近づけたり衝撃を与えたり・・・と色々な要因でセンサー類が狂うとちゃんと調整しておかないと飛行が安定しないところがあります。この機体は何度もぶつけたり落下したりでアーム接合部が一度折れたり、プロペラが傷だらけになったりなど満身創痍でしたが。また、初期不良でコントローラーと機体が10mぐらい離れるだけで電波ロストになりまともに飛ばせないので、ずっとスマホ操作で飛ばしていました。スマホアプリでの操作だと高度が18.5mしか上げられないという制限がありますのでもっと高いところから空撮したくても出来ないというジレンマがありました。でもこのトイドローンは、挙動が怪しい日に無理して飛ばしてしまい、GPSを捕捉しているのに何故かリターンモードが働かず、風に流されたままフェイルセーフで着陸しようとし、川に着水。そのまま沈んでいってロストしました。6機目。XT175 Fairy(2代目)。色違いで同じものを購入しました。まだ高度何mまで飛ばせられるか確かめていませんが30m以上は飛んだので前機より高く飛ばせられるのは間違いありません。本体記載のバージョンもV1.0からV3.0に上がっており、見た目は同じですが基板の仕様は初期版より良さそうです。
May 12, 2019
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トイドローンの話題ですが、今度は1つ前に購入した機体です。モーター不具合で墜落・故障した機体を修理していたらはんだ付けに失敗したのかショートして基板を壊してしまったので基板を購入しました。https://www.banggood.com/ja/Hubsan-H216A-X4-RC-Quadcopter-Spare-Parts-Flight-Control-PCB-Module-H216A-02-p-1275085.html?gmcCountry=JP¤cy=JPY&createTmp=1&utm_source=googleshopping&utm_medium=cpc_union&utm_content=2zou&utm_campaign=ssc-jp-all&gclid=CjwKCAiAu_LgBRBdEiwAkovNsEks5MDJ-vL4hSca1PMP_rFhVcTtGQ0SHcxxJ6tPQSWQ8b9-pQ94QhoC3YcQAvD_BwE&cur_warehouse=CN届いた基板の回路の配置が元の基板と違うのは気になりながら交換し、電源を入れてみるといつものコンパスキャリブレーションのガイド(機体をグルグル回すやつ)が出ません。何か不具合があるのかと思ってネットで調べると、Amazonで売っている同基板は、サポートコンパスモジュール同梱型でした。その説明文を見て、私が購入した基板は新仕様の基板だと分かりました。また、Amazonではコンパスモジュールが付属しているのに私はそれを購入していないので電子コンパスが効いておらずキャリブレーションのガイドが出ないんだろうと思いました。ネットで写真の形を頼りに別売りのコンパスモジュールを注文。https://www.surehobby.com/ja-geomagnetism-sensor-compass-for-hubsan-h501s-quadcopter-h501s-13-p241454.htm1ヶ月ぐらいしてやっとと説いたので取り付けようとしたのですが、元々Hubsan H216Aにはコンパスモジュールが本体シェルの天井裏側に入っています。新仕様基板はコンパスモジュールが一体型ではなく別基板となったんだと思っていたのにどういう事かと思ってネット検索。するとAmazonでの説明文が依然見た時より追記されていました。新仕様基板に交換する時にはコンパスモジュールも新仕様のものに交換する必要があるそうです。購入したコンパスモジュールを元々付いていたものから交換。でもコンパスキャリブレーションのガイドは出ませんし、アプリもローバッテリー警告を出した状態です。何かおかしいです。基板(コンパスなし)を購入したサイトでユーザーコメントを見ると、どうやら新仕様基板は磁気コンパスの性能が大幅にアップしていて、バインド時のコンパスキャリブレーションの操作が省略されているとの事。あのグルグルガイドが出ないのは新仕様基板の仕様だった事が分かりました。となると疑問は2つ。私が後から購入したコンパスモジュールは新仕様のものなのかどうか。H501S-13という型番でHubsan H501S用のコンパスと書いていますが、他のサイトを見るとHubsan H501S H501A H507A H501C H502E H216A の兼用だと書いていたので購入したのですが新仕様に合致したコンパスかどうかは分かりません。https://netwhole.ocnk.net/product/6298ローバッテリー警告が出ている点。バッテリーフル充電してもバッテリー残量が表示出来ずそのためか離陸も出来ません。また自分の知識では解決出来ない問題にぶち当たり、1つ前のトイドローンが飛ばせないという現状です。モーター寿命がマイナスポイントですが高度150mで空撮出来て安定したGPS性能を発揮するHubsan H216Aはお気に入りなのですが、残念です。
Dec 22, 2018
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トイドローンの話です。この機体、非常にお気に入りなんですが色々と手が掛かりややこしいです。12/5にAndroidアプリの更新版が出ていて、私はそれを12/6にアップデートしました。アップデート後にアプリとドローンを起動すると、ファームウェアを上書きする旨の確認ダイアログが英語で表示されました。承認するとファームウエア更新が実行され、暫くすると成功した旨、表示されました。ところが、そのメッセージの直後、機体とスマホのWi-Fi接続が切れました。ファームウェアを起動したので再接続する必要があるのかと思いましたが、いくら機体を再起動しようがAndroidアプリを再起動しようが、機体のFi-Fi電波がスマホのWi-Fi一覧に表示される事はありませんでした。プロポとバインドすると送受信アンテナの問題で飛行距離は激短ですが一応飛ぶので、Wi-Fi電波のみの障害だと思われます。12/6にAndroidアプリが再び更新版を出して来たのでアップデートしたのですが、何しろ機体とアプリが接続出来ないので何とも出来ません。もしファームウェアのパッチ等が出てもWi-Fi経由での適用は無理なので、もう終わったと思いました。識者の情報によるとおかしくなったファームウェアはWi-Fiとカメラがセットになった基板のファームウェアのようです。基板には端子(?)が付いているので、電子部品に詳しい人なら新しいファームウェアを入手して何らかの方法で接続して上書きするのも可能かも知れませんが、私はハードウェアがからっきし駄目なので、完全に手詰まりだと思いました。真剣に、同じ機体をもう一度購入するか迷っていました。でも早まらなくて良かったです。またもや素晴らしい識者の情報が。Wi-Fiカメラボードのファームウェアをアップデートする方法が出て来ました。方法は、PCからファームウェアのイメージとファームウェア更新のためのツールをダウンロードします。そしてツールを起動し、手順に従ってmicroSDカードをフォーマットし、そこにファームウェアのイメージを仕込みます。作成したmicroSDカードを機体に挿入して電源を入れると、自動的にファームウェアを更新してくれるのです。素晴らしい。機体裏側のカメラの隙間から見える基板のインジケータの色を確認し、ファームウェアの更新が完了した事を確認したらmicroSDカードを抜いて機体を再起動。これでWi-Fiが飛ぶようになりました!microSDカードは自動ブートでファームウェアを更新を行う設定のままになっているので再びツールでフォーマットしておきます。但しここまでの手順だと機体とAndroidアプリの接続は出来ますがカメラ映像がスマホ画面に表示されなくなりました。とりあえずGPS捕捉数やバッテリー残量など必要なパラメータを画面で確認出来るようになったのは有難いので「次の更新に期待!」と思っていました。一応写真撮影や録画をしたらmicroSDカードにはちゃんと保存されるらしく、リアルタイムで画像が見えないだけで何とか使えるというのもあったので。でもAndroidの人はスマホアプリの最新版をサイトから落とせるという情報がありました。GooglePlayからではなくURLからダウンロード・インストールし、そのアプリを起動するとファームウェア更新のダイアログが。嫌な記憶が蘇りますが逆らわず承認し、ファームウェアのアップデートを実施。すると、見事スマホ画面にカメラのリアルタイム画像が表示されるようになりました。ようやくこれまでの状態に戻りました。早速屋外でテストフライトしてみました。GPSを捕捉してGPSモードになるまでには長時間掛かりましたが、10分ぐらいまでば何とか捕捉出来ました。さすがのピタホバ。横風が強かったので必死に耐えながら定位置を確保していました。でも高度を上げるとやはり18.5mでリミッターが掛かっているような動き。これは以前のままです。今の課題はGPS捕捉時間がやたら長い事と、高度18.5m制限がある感じの2点。これらさえクリアすれば、このトイドローンは非常にお気に入りです。
Dec 15, 2018
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12/5の更新版をアップデートした後でアプリを起動したらファームウェアのバージョンアップをする旨のダイアログが出ました。承認するとアップロードを始め、暫くして完了のメッセージが。でも、その後スマホがXT175のWi-Fi電波を全く認識しなくなりました。電源のオフ/オンを繰り返したり色々しましたが、両周波数ともうんともすんとも言わず、スマホと接続出来ません。そして12/6の更新版が出ていたのを先ほどアップデートしましたが、何しろ本体のWi-Fiを認識しないのでアプリを更新しようと関係なく、今は接続出来ない状態です。どうなっているんでしょう。。。つや消し赤のV2.0です。ファームウェアは「ACSimtoo V3.2.2I MiniJul 19 2018」です。
Dec 7, 2018
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11/23に初めてGPSモードで飛ばす事が出来てから、何故か昨日まで一度も飛ばせませんでした。飛ばせないどころか、GPSを全く捕捉せず、いつまで経ってもゼロのままなのです。今朝は自宅でプロペラを外してフライトモードなど設定の調査をしたり、コンパスキャリブレーションをスマホアプリでするのではなくPCに接続してMission Plannnerで実施したりしました。今日の目標はGPSを捕捉出来ない原因調査です。夕方から出掛けました。目的地に到着して電源を入れ、暫くするもやはりGPSはゼロ。GPSモジュールの不具合なのか電波干渉なのか、とにかくこのまま帰れないと思い、その場で本体カバーを分解して基板を剥き出しに。GPS基板をメイン基板から離してみたり裏返したり色々してみたら捕捉数が僅かに上がりました。GPSを捕捉しないのは基板のどこかが原因で電波干渉していると思いました。ひとまず再びカバーを付け、角度を変えたり裏返したり軽く振ってみたりしましたが、徐々に捕捉数が増えたり、いきなり0になったり戻ったりします。もう一度カバーを外し、何となく捕捉数が多いような気がする状態にしてまた閉めました。GPS捕捉数はやっと9とか10に。でもHDOPが2.2とかなのでGPSモードになりません。GPS捕捉数は11個ぐらいで落ち着いたのですが、HDOPが2.18とかから下がりません。駄目元ですが、ここでコンパスキャリブレーション行為を実施してみました。スマホアプリで何か設定するのではなく、単に機体をクルクル回転させるだけです。まずは水平のままクルクルと回転。次に頭を下に向けて立たせた角度でクルクルと回転。そして次に、大体頭が北を向くようにしてから機体を前転orバク転させる方向に回転。気休めのつもりだったのですが、これでHDOPが2.15とか僅かに下がりました。藁にもすがる気持ちなので、この行為をずっと続けていたら、2.14、2.13、2.1、2.08、・・・と徐々に下がって行き、やっと2.0を切りました。そしてGPSモードになりました。満を持して、という事で離陸。ピタホバです。今回はスマホアプリでのコンパスキャリブレーションや加速度計のキャリブレーションは一切行っていません。プロポによるハの字キャリブレーションもしていません。効果があるかは私には分かりませんが、単にHunsan H216Aを飛ばす前のようにクルクルと機体を回しただけです。二度目となるGPSモードでの離陸だったので、まずは電波がどれだけの高さ届くのか試すためにスロットルを上げました。すると、電波とストしていませんが高度18.5mのところで制限が掛っているかのように全くそれ以上浮上出来ません。一度RTHさせてから再び試してみても、やはり18.5m以上は上がりません。Misson Plannnerでその制限を外せるのか分かりませんが、調べてみようと思います。離陸時は自動的に1.5m上昇すると書いているので、もしかしたら20m制限なのかも知れませんが。とりあえず、これまでGPSモードで飛ばせなかった明確な原因が分かった訳ではないですが今日ちゃんと飛ばせた事は素直に嬉しいです。その後、GPS捕捉数は13~14個ぐらいで安定していました。HDOPもずっと1.6とかを示しており、先ほどまでが嘘のようでした。薄暗くなって来ましたし寒かったのもあるので今日のテストはここまでにして帰宅する事に。帰りの車の中でもXT175とスマホの電源を入れてGPS捕捉数を見ていましたが、11~13個ぐらいで安定していましたし、自宅の駐車場に車を入れるまでもGPSモードでした。玄関を入ったところさすがに捕捉数が0になりましたが、今までが嘘のようにGPSを捕捉出来るようになりました。原因は不明ですが。。。
Dec 1, 2018
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BinaryStarWatchingさんからアドバイス頂き、プロポ操作とスマホアプリ操作の両方でMission Plannnerフライトモードがどのように変化するのかと、スマホアプリ上のモード表示がどうなるのかについて細かく調査しました。PCとXT175をUSBケーブルで接続して実際モーターを回す必要があるので、プロペラを外して確認しました。現象は記録出来ましたが、謎な部分が多過ぎて頭で整理出来ていないというのが現状ですが。まず、Mission Plannnerのフライトモードには、1~6のフライトモードが設定してあるプルダウンリストがあります。選択されているフライトモードのプルダウンリストが緑色になっていると思われます。但し、その上に「現在のモード」という事で、フライトモードがテキストで表示されています。この2つが違う場合があり、どちらが有効なのかについてまず分かりません。またプロポ操作とスマホ操作でフライトモードの動きが全然違います。(1)プロポ操作Unlockボタン(左ボタン)を押下するとプロペラが回転を始めますが、その時のフライトモードは6(何も名前がない場所)を指します。そのままスロットルを上げて離陸するも変わりません。RTHボタン(真ん中ボタン)を押下すると3(Loiter)に変わります。GPSを捕捉していないのでRTLは効かないのですが、RTHボタンを長押しするとフライトモードは1(RTL)に変わります。もう一度RTHボタンを押下すると3(Loiter)に戻す事が出来ます。また、Landingボタン(右ボタン)を押下すると2(Land)になりモーター停止。ここまで書くとUnlockボタン押下時の謎のフライトモードは置いといて、プルダウンリストが緑になる場所でフライトモードを表しているように見えます。但し「現在のモード」はLand時以外全く変わりません。また、スマホアプリの表示はLand時のみ「Landing」で、それ以外の時は常に「Optical」でした。GPSを捕捉していたらGPSになると思いますが。(2)スマホ操作プロポ操作と全然違います。まずプルダウンリストが緑になっている場所は終始4(Loiter)です。3(Loiter)との違いが何なのかも分かりませんし、何故プルダウンリストの緑表示が変化しないのかも分かりません。次に「現在のモード」ですが、プロポ操作の時は「Land」時以外変わらなかったのに対し、スマホ操作の時には変わりました。離陸ボタン押下時に本当に離陸するかどうかの確認ダイアログが出ますが、ダイアログが出た時点で「現在のモード」は「Stabilize」に変わります。キャンセルしてもそのままです。「Confirm」して離陸させても「現在のモード」はStabilizeのままですが、スマホの表示は「Optical」に変化します。RTHボタン押下時にはGPSを捕捉していないので使えない旨の表示が出ますのでフライトモード等に何の変化もありません。もしGPSで飛行させていたら「現在のモード」がRTLになるのかも知れませんが未確認です。Landingボタン押下時には「現在のモード」もスマホ表示も、どちらも「Landing]になります。以上が調査結果ですが、正直「だからどうすれば良いか」が分かりません。昨日屋外テストフライトをしていた時にフライトモードが「Alt Hold」等になったり離陸時に風に流されてしまったりする現象がコンパスやジャイロのキャリブレーション不良によるものなら良いですが、分かりません。また、プルダウンリストが緑になる場所と「現在のモード」との乖離にどういう意味があり、どちらを信じれば良いのか(?)についてもよく分からず悩んでいます。コンパスやジャイロの校正不足により安定飛行出来ないのは分かりますが、GPS捕捉数との因果関係はあるのか(単にGPSモジュールやモジュールの接続状態の不良なのか、等)が全く分かっておりません。今日も屋外でGPS捕捉数の確認も含めたテストフライトをする予定です。
Dec 1, 2018
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今日は有休を取得しています。色々用事を済ました後、午後からトイドローンのテストフライトをしていました。結構頻繁に屋内でスマホ操作をしていたら安定して飛行していたのですが、また今回屋外で納得のいかない挙動を示しました。まずはスマホアプリ上で「Compass calibration(電子コンパスのキャリブレーション)」や[Accelerometer calibration(加速度センサーのキャリ部レーション)」が成功するも、画面に・Gyro cal failed・Compass offsets too highのメッセージが出て飛ばせなかったりします。メニューに戻ったり入ったりして試しているとテイクオフ出来る時があるのですが、離陸しても単に高度維持するだけで、そのまま風に何の抵抗もなく流されるだけです。これって、以前起きていた現象そのままです。いくらスマホアプリで2つのキャリブレーションをしても症状が変わらないので諦めかけていましたが、1つ気になった事が。フライトモードが「Alt Hold」と出て来る事があります。その後表示は「Optical」と変わりますが、これはFairyアプリの仕様であって、実際は「Alt Hold」モードになっているのではないかと。私はAPM互換機のフライトモードについてあまり理解出来ていませんが、OpticalやGPSモードは「Loiter」とか「Pos Hold」が正しいのではないかと思っています。ちなみにスマホアプリでこれらのフライトモードを戻す事って出来るのでしょうか??オプティカルフローセンサーが全く機能せず流されていくような挙動は、フライトモードによるものだと推測しました。試しにコントローラーで接続してみました。そしてスマホアプリでもう一度2種類のキャリブレーション。それに加え、コントローラーのスティックをハの字にして緑色のランプを点灯させ、謎のキャリブレーション。するとどうでしょう。離陸させるとオプティカルフローセンサーが正しく機能し、必死に風に逆らいながらもピタホバしました。すぐに着陸させ、再びスマホ操作に切り替えました。離陸させるとさっきまでが嘘だったようにピタホバです。コントローラー操作に切り替えてフライトモードが上手くいったからなのかハの字キャリブレーションが効いたのかはよく分かりませんが、とにかくコントローラー操作を挟んだお陰で正しい動きになったようでした。Opticalモードとは言えやっと安定して飛ぶようになったので「どこまでの高度で電波が届くのか試してみよう」とスロットルを上げ、上昇しようとしたところでバッテリー残量が足りなくてfailsafe。何と間が悪い。。。(涙)今日はここまででした。XT175のフライトモードをスマホからどのように切り替え可能なのかと、OpticalモードやGPSモードはAPN互換機で言うところのどのモードなのか(いつくかのモードを包含して名前を代替しているように見えます)を知りたいところです。また、これら一連のテストフライトの間、GPSを一切捕捉しませんでした。0個です。11/23はGPSを捕捉してGPSモードでピタホバ出来たのに11/25はGPSを全く捕捉出来ず。そして今日11/30もまたGPSの捕捉が出来ません。これもフライトモードによるものなのか。。。謎です。ちなみに2.4GHzのWi-FIアンテナはなるべく電波干渉を減らそうと取り外しました。スマホも機内モードでモバイル通信を完全に切った状態でスマホとXT175をWi-FI接続しています。
Nov 30, 2018
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何だかトラブル続きの私の新トイドローンですが、まずはHubsan H216Aの話から。モーター故障からの墜落を修理していたら基板を破損してしまいWi-Fiが飛ばなくなったのでBanggoodで注文したのが10/23の朝。10/23中に発送され、予定到着日は11/22でした。昨日です。予定到着日と言えども1ヶ月は余裕を見た日数だと思ったのですが、いつまで経っても届かないので「本当に11/22になるの!?」と思いましたが何の事はありません。未だ届いていません。明日から卓球の試合のために愛知遠征で、試合後にHubSan H216Aで空撮したいと思っていたのに、それが叶わず残念です。保険の意味ではありませんが、モーターの寿命や屋内で安定しない点、折りたたみ出来ないのでかさばる点など不満点のあったこの機体に比べ、それらを解消すると思った新ドローンも注文しておく事にしました。それが「SIMTOO XT175 Fairy」です。こちらはSURE HOBBYで購入。注文したのは10/26です。あとから注文したにも関わらず、9日後の11/4には到着しました。でもこのXT175。期待通りに飛ばす、ずっと苦労しています。経緯は書きませんが、先ほど屋外でテストフライトして来たので現状を記します。プロポからの操縦は電波距離が伸びません。プロポのアンテナが外れていたのをはんだ付けし、機体のアンテナを外に出した事で距離は僅かに伸びましたが、それでも10mは届かない印象です。テスト飛行やセルフィーぐらいしか用途はありません。Wi-Fi電波は、2.4GHzはアンテナが真ん中付近で断線寸前だった事もあり不安定です。断線寸前だったところを切断して長さが半分ぐらいになりましたが、画像が乱れたりするのでいまいち使えなさそうな印象です。私の持っているWiーFi中継器は2.4GHzにしか使えなさそうなので、今はこの選択肢はなさそうです。5GHzの方はまともに動作しました。そんなに長距離は試せていませんが、数10mは充分届きました。Opticalモードは正常です。GPSモードですが、フライトコントローラーとGPSユニットの間に電磁シールドを挟む等の対応で捕捉時間が飛躍的に短くなったとお伝えしたのですが、今日は全くでした。最初「GPSを捕捉しなくなった!?」と思う程でした。ずっとゼロだったので。暫く経ったり、Opticalモードで飛ばしていると少しずつ捕捉数が増え、やっと待ってGPSモードに切り替わりました。これまでGPSモードがまともに動作した事がなかったので非常に不安でしたが離陸させて低空でホバリングさせてみましたが、ピタホバしました。これまで離陸させた途端風に流されていったのは何だったのか分からないですが、初めてまともにGPSモードで飛ばせました。GPS捕捉時間は気になりますが、とりあえずホッとしました。RTLも正常に動作したようで、ちゃんと離陸地点に戻って来ました。以上から、今の私のXT175を飛ばすならWi-Fi 5GHzでスマホからの操作しかないという結論に至りました。スマホからの操作だと、ボタンモードでもジョイスティックモードでもジャイロモードでも操作に対する反応が弱くなっていますね。プロポだとしっかり動くのに、安全性の面からなのか動きが緩やかです。逆に、風が強い時に逆らうのがしんどそうに感じました。GPSモードだと操作感度の設定が可能なので、もう少し過敏に反応するように設定を変えて試してみたいと思います。
Nov 23, 2018
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ブログにコメント頂いたモンタブロスさん、BinaryStarWatchingの情報を参考に、私のXT175が思うように飛ばない現象の原因を色々探ってみています。お二人から「プロポ側の問題じゃないか」というご指摘を受けました。実はプロポを振るとカラカラという音が鳴るのは以前から気になっていましたが、恐らくスマホフォルダのパーツをプロポ内に収めた時に部品が遊んで出る音じゃないかと勝手に推測し、無視していました。でもコメントを頂いたので「まあ一応」と思ってプロポを分解したらびっくりしました。アンテナが外れてますけど(^^;とりあえずはんだ付けし、他の方の動画を参考にプロポ外にアンテナを出してみました。機体側のアンテナも外に出しているので両方とも感度が上がり、これでプロポでの操作もまともに出来るんじゃないかと期待してテスト飛行。でも駄目でした。屋内のOpticalモードですが、少し距離を離すとfailsafe発動で着陸。気持ち改善した気もしないでもないですが、基本的に実用に耐え得る操作距離とは程遠いです。Wi-Fi経由でスマホでの操作をしてみると、遥かに長い距離が届きそうです。理由は分かりませんが、送信側か受信側か両方なのか、電波距離に問題がありとても実用的ではないので、屋外で飛ばす時にはスマホでの操作をする事にします。まずは昼間のGPSモードで、挙動がどうなるかを試してみます。
Nov 21, 2018
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11/4に到着した新トイドローンですが、現時点で大満足な状態になっていません。現在、どのような状態なのかを書き記します。XT175はつや消し赤色バージョン(V2.0)です。PCとUSBケーブルで接続してMission Plannnerで確認すると、電子コンパスは正しいです。方角も傾きも正確です。主要パラメータは全て出荷時に戻しています。買ってすぐの頃、訳も分からずにパラメータをいじってしまい、バッテリー残量の表示やバッテリーfailsafeの動きがおかしくなってしまい落ち込んだ時期もありましたが、BinaryStarWatchingさんにフォロー頂き、今は問題ありません。Opticalモード(オプティカルフローセンサーで飛ぶモード)での飛行は安定しています。誤差程度のふらつきはありますが、基本的にはピタホバするべく飛んでいます。問題があると思っているのはGPSモード全般と、Opticalモード/GPSモードに関わらない操作可能距離の根本的な短さです。まずGPSモードについて。屋外でいくら待ってもGPS捕捉数が増えなかったり、何とか10個ぐらいになってもHDOPが2.xぐらいから下がらないのでいつまで経ってもOpticalモードから変わらない状態でした。これは、ドローンを飛ばしている人なら一度はYouTubeでご覧になった事があると思う鉄板さんの動画を参考に、GPSの感度を良くするための電磁バリアを挟む手法により、GPS捕捉時間の劇的な短縮や、捕捉数の増加が見られました。これは本当に驚きました。ところがおかしいのです。GPSモードからOpticalモードに格下げされる事もなく、ずっとGPSモードになっているにも関わらず、全くピタホバしないのです。方向転換したりグルグルと円を描くようにローリングするような動きもせず、ただただ風に流されてスライドしていくような動きです。オプティカルフローセンサーもGPSも付いていない安価ドローンを飛ばした時に、当て舵を行わないと勝手に風に流されていく、まさにそんな状態なのです。コンパスやジャイロが狂っているような動きには思えず、GPSによる飛行位置の維持を一切してくれている感じがしない、というのが素直な印象です。屋外で飛ばした回数が少なかったり、飛ばした時間帯が夜間だった事も多いので、もう少し時間を掛けて昼間に検証は繰り返したいと思いますが、それにしても酷いです。明るい時間帯にGPSモードに切り替わってから離陸しても離陸後風に流れて(あらがう動きがゼロのような状態で)スーッと動いていきます。ちゃんとGPSを捕捉していたら明るいか暗いかに関わらずちゃんとピタホバしてくれるのがGPSモードだと思いますし、現にHubsan H216Aは夜間に飛ばしても安定していました。私のXT175は、GPSモードに何からの問題を抱えているように思えて仕方がありません。次に電波距離についてです。XT175にはプロポ用の受信アンテナと、スマホとの通信を行うWi-Fiアンテナの2系統があると思っています。Wi-fiは2つの周波数に対応しているので細かくは3系統かも知れませんが。自宅のリビングで飛ばしている時には全く気づかなかったのですが、プロポでの受信距離は本当に5mとかのレベルまでしか届かないような印象です。少し距離が離れるとノーコンになりfailsafe発動です。電波ロストしたからという理由はスマホ画面に表示されず、単にfailsafeとだけ出るので理由が分かりませんでした。もう涼しい時期なので本体温度が高いからとも思えませんしコンパス等の異常なら離陸後すぐにfailsafeが発動するのではないでしょうか。屋外でも、目の前を飛ばしているとずっと操作していてもfailsafeにはなりません。前や上などに移動させ、プロポとの距離を少し取るとすぐにfailsafeが発動する事から電波ロストで間違いないと見ています。プロポ用アンテナの不良が原因ならスマホによるWi-Fiでの操作に切り替えたら操作距離が伸びるかも知れないという推測があったのですが、GPSモードで風に流されてしまう現在の状態に対しスマホ操作を試みて失敗し茂みに突っ込んだりしてしまったのもあり、ちゃんと検証出来ていないという現状です。前腕部に位置するWi-Fiアンテナが電波干渉を受けておかしくなりfailsafeが発動しているのではないかというご意見を貰ったり、プロポ用受信アンテナがかなりチープなのと、もしかしたらそのアンテナすら向きが悪かったり外れたりしている可能性もコメント頂いたりしましたが、まだ自分でその確証を得るところまでには至っておりません。現在のGPSモードが効かないように思う動きと操作距離が極端すぎるほど短い現象を解決しないとまともに屋外で飛ばせません。。。とりあえずプロポ用の受信アンテナがどうなっているかの確認と、GPSモードの動作検証をもう少しやってみようと思います。
Nov 19, 2018
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トイドローンの話です。7月に購入して3ヶ月ほど遊んでいたHubsan H216Aですが、モーター不良で落下し、部品を破損してしまいました。モーター交換など修理をしていたら、また誤って基板を壊してしまったらしく、今は基盤を注文して届くのを待っている状態です。このトイドローンは非常にお気に入りなのですが、マイナスポイントがいくつかあります。一番の残念なポイントは、モーターの寿命が非常に短いという事。夏場は放熱対策をしないと高温になりブラシが焼き付いたりします。プロペラがどこかに接触して通電中にモーターに負荷を掛けてしまったりしても焼け付きます。丁寧に飛ばしていたとしても、遅からず寿命はやって来ます。GPS機なので屋外で飛ばした時には安定していて、Wi-Fi中継器を使えば高度150mでも飛ばす事が出来、動画はブレがあるもののトイドローンとしてはかなり綺麗な部類の静止画が撮影出来ます。但し、屋内などGPSを捕捉しない場所でのフライトは不安定で、小まめに姿勢制御しないとフラフラと流されてしまいますしコントローラの操作に対する動きもあまり安定しているとは言えません。あと、細かい点で言えばアームが折りたためないのでコンパクトに収納出来ず、少し大きめのキャリングケースで持ち運ぶしかない事や、カメラ角度が調整出来ず真正面に向いたままなので上空から見下ろすような動画は取り辛いというのがあります。購入した頃は、GPS搭載でフェイルセーフも充実しているのでトイドローン最強機体だと思って疑わなかったHubsan H216Aですが、とにかくモーターの寿命だけどうにかして欲しいとずっと思っていました。そんな頃、とうとう世に出てしまいました。オプティカルフローセンターとGPSを両方搭載したトイドローンです。屋内ではオプティカルフローセンサーにより地面の画像解析をして安定した飛行をしますし、屋外ではGPSを捕捉して同様に安定飛行すると共に、電波ロストやローバッテリー時に離陸地点に戻って来るというフェイルセーフ機能も搭載しています。そしてHubsan H216Aの不満点は全て解消。カメラの角度は手動ながらチルト可能。モーターはトイドローンではすごく珍しいブラシレスモーター。ブラシが接触しないので摩耗や焼け付きはなくメンテナンスフリーな上にハイパワー。アームは折りたたみ式でコンパクト。さらにプロペラまで折りたたみ式。前置きが長くなってしまいましたが、それが「SIMTOO XT175 Fairy」なのです。更にこのトイドローンが優れている事は「Mission Planner」や「APM Planne2」で扱うAPMというドローンのフライトコントローラーの仕様に準拠してて、micro USBでパソコンに接続してソフトを立ち上げるとセンサーやキャリブレーションの確認が画面で出来る上、自動飛行やその他飛行パラメータのカスタマイズが出来るという、もはやトイドローンの域を超えたスーパートイドローンだったのです。せっかくそんな機能があるという事でソフトをインストールしてPCとXT175を接続し、パラメータを覗いたり、最適な設定にしようと色々と試行していました。その時、やっちゃいました。バッテリー関連のパラメータをいじった時にミスったようで、上手く動作しなくなりました。具体的には、スマホの画面上に出るバッテリー残量が「-%」と表示しなくなったり、「100%」と出てそのままだったり、100%と出ているのに赤字になり、バッテリー残量が少なくなった旨の警告で強制着陸したり離陸不可になったり。いくら設定を触っても元通りに戻りませんorzもしここに訪れた方で、XT175とMission PlannerかAPM Plannner2を接続してパラメータを確認出来る方は、是非設定がどうなっているか教えて頂けたら幸いです。パラメータ名称はMission Plannerのものを記載しています。1.初期設定 (1)フェイルセーフ ・電池 電池電圧低下 リザーブされたMAH (2)バッテリーモニタ ・モニター ・センサー ・APM Ver ・電池容量(mAh)2.設定調整 (1)スタンダード パラメータ ・Battery Current sending pin (BATT_CURR_PIN) ・Battery monitoring (BATT_MONITOR) ・Battery VOltage sensing pin (BATT_VOLT_PIN)
Nov 7, 2018
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7月上旬にこのトイドローンを購入しました。飛ばし始めて数日でモーターを2つ交換。1つは完全に動かなくなり、もう1つも動きが怪しかったです。そのまま1ヶ月以上経ちましたが、最近飛行安定性が低くなって来たのが目に見えて分かりますし、モーターのパワーが上がらないのも実感しているので、4つ一度に交換しようと購入し、先ほど交換が完了しました。本体を握りながらプロペラを回しましたが、手に伝わるパワーは交換前と全く違います。ここまでモーターがヘタっていたのかと分かりました。ネットやYouTube動画を色々見ていても、この機種はモーターの寿命がネックだという情報がすぐに見つかります。200g未満という重量制限のある「トイドローン」のカテゴリーと、10分前後の飛行時間を両立させるために、かなりシビアなバランスで構成された機体だという事が分かって来ました。モーターは大きくブラシモーターとブラシレスモーターがあります。ブラシレスモーターはハイパワーでメンテナンスフリーなのですが重量が重いので、トイドローンに装備されている事はごく稀です。H216Aは直径8.5mmの細いブラシモーターを採用しています。ブラシモーターは内部で部品が接触しながら回転しているので、ブラシが摩耗するという特性上、消耗品です。高温になると熱でブラシが溶けたり焼き切れたりするので、ブラシモーターは温度を気にする必要があります。H216Aは約10分の飛行時間を実現するために、大容量バッテリーを採用しています。そのお陰で機体重量は162g。この重量を小型のモーターで飛ばす訳ですから、モーターを相当酷使しているのです。ブラシモーターですしいつか寿命は来ます。でも、寿命を延ばすための策はいくつもあり、私もまだまだそれを知らなかった事もあり、今回モーター交換となりました。もっと考慮すべき点は沢山あり、次回交換まではもう少し持たせたいと思っています。以下に数々の対策を列挙します。1.機体改造による対策 (1)モーターへの負担軽減 ・モーターに負担を掛けないためには、機体重量を軽くするのは有効です。 ボディシェルに穴を開けるなど、肉抜きによる軽量化などです。 機体重量が軽くなるとモーターにパワーを掛けなくても飛べるようになるので モーター温度も制限出来るでしょう。 但し肉抜きすると剛性が落ちるので、過度な肉抜きはリスクを伴います。 ・あるいは、Hubsanはバッテリーのコネクタが共用になっている事が多いので、別機種の やや少容量のバッテリーを使用するという手もあります。 但し飛行時間が短くなるので難しいです。 ・もう1つ有効な手段として「ベアリングの交換」があります。 動力軸にはそれぞれ2つずつ金属製のボールベアリングが付いているのですが、それを 国産のベアリングに交換する事で嘘みたいに滑らかになり、モーターへの負担を大幅に 軽減するという情報があります。8つで2,000円ちょっとで購入可能です。 (2)モーターへの空冷対策 モーター上部のボディシェルを切り取り、モーターに風が当たりやすくしてる人が多く、 216Aユーザーの常套手段のようです。 また、アルミ缶を長方形に切り取ってモーターに接触させ、プロペラからの下向きの風が モーターに当たりやすくするための空冷改造を施す方も。以上は機体そのものへの対策ですが、運用上の対策も沢山あります。2.運用上の対策 (1)フルスロットルを避ける 上昇する時など、私は調子に乗ってレバーを一気に倒し、フルスロットルで上昇させて いました。でもこれはモーターにものすごく負担を掛ける行為だと分かりました。 これからは、上昇させる時にも無理をさせないようにしたいと思います。 (2)モーター温度の計測とインターバル ブラシモーターが熱に弱いというのは情報として分かっていました。 でも、具体的になにかしていたかと言われたら何もしていなかったと思います。 スマホも熱暴走するような灼熱の河川敷でガンガン飛ばしているのに、バッテリーが 切れたら予備バッテリーに交換して続けて飛ばすとか。それは非常にリスキーでした。 一度飛ばした後はモーターの温度を計測し、高温ならインターバルを開ける事が非常に 重要だと知りました。 非接触型の温度計を持っているトイドローンユーザーは多く、私も真似をして購入しました。 Amazonで1,500円程度で購入出来ます。 これからは、モーター温度に気を付けながら飛ばしたいと思います。 (3)焼き付き防止策 当然モーター温度が高いとブラシの焼き切れ等が発生し寿命が一気に落ちるか すぐにお陀仏という事も考えられます。 私は、着陸時に河原の小石にプロペラをガンガン当てて止めてしまいました。 ただでさえ猛暑で連続飛行の中、スロットルがオフでない状態で強制的にプロペラを 止めてしまったのでそりゃ焼き付きます。すぐにモーターが回らなくなりました。 プロペラガードの装着も考えられますが、機体重量を更に上げるリスクにもなるので そうではなく、離着陸でプロペラを接触させない気遣いをしたいと思います。 また、砂や埃がギアに噛んでしまったりモーター内部に入ったりするとモーターに負担が 掛かって焼き付きの原因になるので注意が必要です。以上、色々書きましたが、出来る事から対策し、モーター寿命をなるべく長く保てるようにトイドローンを楽しもうと思います。先週飛ばした時は機体がブレブレですし、上昇が重たいですし、上空での旋回も風を受けるとおぼつかないという状況でした。多分そのまま飛ばし続けてたらいつか墜落していたでしょう。次に飛ばす時、どれだけ機体安定性が戻っているか楽しみです。
Aug 29, 2018
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もう購入して1ヶ月ほど経つので今更ではありますが、何度かフライとしての感想などまとめたいと思います。去年の秋にマイクロドローンとも呼べる手のひらサイズの小さなドローンを購入しました。今やこのサイズのドローンにもオプティカルフロー制御(ビジョンポジショニング)搭載の機体も登場しましたが、昨年はそんなものはありませんでした。屋内でもエアコンなどの風に流されていくレベルの軽さですし、屋外なんてもっての外です。屋外で飛ばした事は一度もありません。でもラジコンヘリを飛ばす楽しみは十分伝わったので、これをきっかけに「もう少しマシなドローンを購入して屋外で楽しみたい」と思い、ドローンの基礎について少し勉強し、半年ぐらい検討しました。航空法で正式に無人航空機(ドローン)と定義されるのは機体重量が200g以上のもので、200g未満のものは航空法の規制対象外となる事。それらを「トイドローン」「ホビードローン」と呼び、趣味で飛ばすラジコンの範疇になる事。もちろん他人に迷惑を掛けるような行為はいけませんし航空法で規制されていなくても市町村の条例などで禁止されていたりする事もあるので、何でもアリという事ではありませんが規制は緩いです。という訳でまず購入候補の第一条件を「トイドローンである事」とし、重量200g未満の機体から購入するものを探しました。まだ屋外でフライトした経験のなかった私は、最低限の機能だけ比較条件とした上でデザインと値段を重要視した基準で今年の4月末に購入したのが、VISUO XS809HWでした。アーム折り畳み式の機体は格好良く、1万円を切る安価でこんな機体が購入出来た事は非常に嬉しい事でした。屋内で飛ばした時の感触も良く、大満足なトイドローンでした。ところが、実際に屋外で飛ばしてみないと分からない事が多かったです。昨年秋に買ったマイクロドローンに比べると機体も大きく150g程度あるので屋外でも強風じゃない限りそれなりに飛ばせるのではないかと思っていましたが、非常に難しい事。無風か微風なら慣れてくればそれなりに飛ばせます。但し風に流されないように風上に向けて機体を動かすようにレバーを倒す必要があります。字で書くと簡単ですが、本来動かしたい操作+風にあらがう操作の両方を同時に行う必要があり特に向きを変えるために旋回した時などは大変です。強風の時には、ほぼ対風の操作しか出来なくなり、とてもじゃないですが空撮どころではありません。油断すると風に流されて飛んでいきます。もう1点とても重要な懸念点がありました。電波ロスト時やバッテリー切れ時などのリスクとそれに対する機能(ファイルセーフ機能)です。まずは電波ロストの件。機体とスマホ、あるいはプロポ(送信機)はWi-Fi電波で繋がっていますが、操作可能距離を超えると操作は出来ません。VISUO XS809HWの場合、機体とスマホをWi-Fiで接続します。カメラ映像はスマホのアプリで確認が可能で、アプリから機体操作も可能です。但し、機体を目視で確認しながらスマホ画面をタッチして操作するのは非常に難しく、その代わりに送信機(プロポ)が付属しています。機体操作はプロポのレバーで操作するので操作性は高いですが、機体とスマホのWi-Fi接続とは別に機体とプロポをバインドしてWi-Fi接続する必要があります。機体は、スマホとプロポの両方とWi-Fi接続しています。電波の飛距離は大体50~100mぐらいだと思います。それを超えると操作が効かなくなります。操作が効かなくなるとどうなるのかと言えば、一応高度を維持しようとホバリングするのですが風に流されても何も対応しないので、もし上空高く飛ばしていたとしたらそのまま風に流されてどこか遠くに飛んでいきます。機体ロストです。Wi-Fi電波を遠くまで届くようにするためにWi-Fi中継機(Wi-Fiリピーター)なるものがあります。Wi-Fi通信する両者間を中継するように働き、電波強度を上げる機器です。安価なので購入してトイドローンを飛ばす人は非常に多いです。ですが、VISUO XS809HWがWi-Fi中継機を使えるのは機体とスマホの接続のみです。機体とプロポの間を中継する事は出来ないので、プロポで操作する限り、50~100m以上離れると電波ロストのリスクがあるのです。電波ロストは突然やって来ます。遠くあるいは高く飛ばしていたら突然「あれ?コントロールが効かないぞ」という状態になるのですが、慌ててもどうしようもありません。接続が元に戻らない限り、どこかに飛んで行こうか墜落しようがただ見てる事しか出来ないのです。次にバッテリー切れの件。当たり前ですが、バッテリーは暫く飛ばしていると切れます。トイドローンだと10分持たない機体が多いですし、長くても15分未満の機体がほとんどです。ストップウォッチで測るのも目安にしかなりませんし、そもそもいつもバッテリーが満充電という保証もありません。また、気候などの条件で持ち時間にばらつきがあります。VISUO XS809HWの場合は、バッテリーが残り少なくなるとアーム下部のLEDランプが点滅し一応知らせてくれます。でも「残り少なく」って何パーセントなのか分かりませんので、あとどのくらい持つのか予測出来ません。少し無理して飛ばそうものなら、帰還前にバッテリー切れを起こし、戻って来れなくなる事もあります。広い平坦な場所でしたら墜落地点に取りに行けば良いのかも知れませんが、それが出来ないところで飛ばしている事が多いと思います。機体ロストに繋がります。これらのリスク対応(フェイルセーフ機能)は、自分が機体ロストして初めて重要だと気づかされました。単にデザインや値段だけでトイドローンを決めてはいけません。「風に流される」というリスクに対応するためには、最初に書いたオプティカルフロー制御(ビジョンポジショニング)を搭載したドローンであれば大丈夫です。これは、真下に向けたセンターにより自分の飛行位置を認識し、機体が流れているようならホバリング位置を保とうと自動で制御してくれる機能です。高度があまり高くない時や、下面が川など状態が変化する場所でない限りは効力を発揮し、いわゆるピタホバをしてくれるものです。屋内やあまり高高度ではないフライトでは抜群の安定性を出してくれる機能です。但し、ビジョンポジショニングのみでは厳しいのが、フェイルセーフ機能なのです。フェイルセーフのために最低限必要なのはGPS搭載です。電波が届かなくなった時やバッテリー残量が少なくなって来た時「自動で離陸地点に戻ってきてくれる」を実現するにはGPSは不可欠です。実際、ピタホバとブレ補正の美しい動画で有名なTelloは、電波ロストするとその地点で着陸しようとするそうです。もし川や海の上を飛ばしていて電波ロストしたら、そのまま水中に消えていきますよね(^^;怖くて水の上や回収不可能な建物の上を飛ばせません。・・・と、ここまでが非常に長い前置きです(笑)。私はVISUO XS809HWを一度電波切れでロストしてしまいました。即日同じ機体を購入して今も保持していますが、怖くて一定高度以上を無理に飛ばせません。今では屋内で軽く飛ばす程度しかしなくなりました。今でもデザインは非常にお気に入りなのですが。VISUO XS809HWの代わりに先月購入したトイドローンが「Hubsan H216A X4 DESIRE PRO」です。デザインだけ見ると私はVISUOの方が好きです。でもH216Aを手に入れると、もう戻れません。この機体が非常に優れているからです。特徴を書いていきます。機体の大きさはVISUOより僅かに小さい感じですが、重量は160g台とやや重め。オプティカルセンサーは付いていません。GPS搭載です。GPSが届かない屋内では、オプティカルフロー制御搭載機どころか何も付いていないVISUOより安定していない気がします。但し屋外の安定性は高いです。GPSで自機体の位置を認識しているので、緯度・経度を保とうとします。トイドローンなので強い横風に対しては必死さが伺えますが、それでも定位置を保とうとする制御が立派です。機体・アプリ共に多機能です。離陸地点からの距離、高度、取得しているGPS衛星の数、電波強度、バッテリー残量、が画面で確認出来ます。フォローミーモード(自分を追いかけて撮影してくれる機能)、サテライト機能自分を中心に周回運動で周りを旋回して撮影してくれる機能)、ウェイポイント飛行(地図上の位置を順に指定すると、指定した道順+高さで飛行してくれる機能)など、トイドローンとは思えない程の機能を備えています。機体とスマホはWi-Fiで接続します。また、VISUOと同様スマホでの機体操作も可能です。VISUOとは違い、操作しなければ定位置を保つので、VISUOのように絶えずレバーで微調整しないとどこかに飛んで行ってしまうというリスクはありません。そういう意味ではスマホ画面での操作も何とかこなせると思いますが、H216Aにもちゃんとコントローラーが付属しています。ここで敢えて送信機(プロポ)と書かなかったのは理由があります。コントローラーは機体とは通信していません。スマホとBluetoothで接続しています。機体を直接操作しているのではなく、スマホのアプリを操作しているのです。これは単に仕組みの違いだけではなく、大きなメリットがあるのです。先に書いたWi-Fi中継機を使い、機体とスマホの通信距離を伸ばせば、コントローラーは目の前にあるスマホとBluetoothで繋がっていれば良いので、飛行距離が純粋に伸ばせます。実際私は、高度200m超えが十分達成出来ました。水平距離は特に最大距離のテストはしてませんが、Wi-Fi中継機により最大操作距離が大幅に伸びた事は間違いありません。電波ロストやバッテリー切れに対するファイルセーフ機能もあります。これはGPS搭載機だから可能な機能です。電波がロストしてしまった時は自動的に「リターントゥーホーム機能」が働きます。離陸地点に自動で帰還しようとします。電波ロストにより機体ロストする事がありません。バッテリー残量が残り少なくなったら、スマホのバイブで知らせてくれます。何%になったら警告するかについてもアプリで設定可能です。また、更に残量が減った場合は電波ロスト時と同様に自動帰還が作動します。これはとても有難い機能です。ここまでメリットばかり書いていますが、他のトイドローンに比べて劣る点もありますしトイドローンだからこそ本格的なドローンより劣る点は沢山あります。デザイン。これは好みの問題があります。私は正直Hunsanのトイドローンの形は最初いまいち好きになれませんでした。でも高機能なのと、購入して自分のものになると愛着が湧いたという事もあり、今では結構気に入っています。バッテリーを接続して機体内に収める時のし辛さは感じますが。カメラ向きが変更出来ない点。水平に向いたままですので「やや下向きに撮りたいな」など思っても難しいです。但し、それでも充分自分の撮影ニーズが満たせています。ジンバル(カメラのブレ補正の機構)が付いていないのはトイドローンでは致し方なしですし動画のデジタル補正が付いたTelloよりブレが大きくなる点については私は我慢します。モーターの寿命が短い通電時にプロペラが何らかの障害物等により止まってしまった場合は、モーター内に電流が流れ、焼き付きが発生する事があります。ブラシモーターというモーターの特性でもあります。プロペラガードを付ける、離着陸時にプロペラに物が当たらない工夫をする、こまめに分解・掃除してコンディションを維持する、など色々対策はありますが、どちらにしても寿命が短いのは宿命です。プロペラを手で回して引っ掛かったり異音がしたら早めに交換する方が良いです。モーター故障により機体ロストしたら目も当てられません。モーター焼き付き等のリスクに強いブラシレスモーターは重量が重くなりがちなので、機体重量200g未満のトイドローンには私の知る限り採用されていません。障害物センサー全方向に取り付けられたセンサーにより、障害物を自動回避しながら撮影してくれるという非常に優れた機能がありますが、トイドローンにそんなセンサーをわんさか装備したら絶対に200gを超えます。なのでトイドローンにこの機能がないのは当たり前だと言えます。ここまで長々と書きましたが「Hubsan H216A X4 DESIRE PRO」は非常に多機能でコストパフォーマンスも優れたトイドローンだと思います。何を求めるかにもよりますが、私は今この機体より良いトイドローンはないと思っています。今後も空き時間を見つけたら飛ばしに行けたらと思います。
Aug 13, 2018
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私は昨年秋からマイクロドローンを屋内で飛ばし、今年の4月からトイドローンを屋外で飛ばすようにもなりましたが、今日になって初めて認識した事がありました。今まで、うっすらと「おかしいかも知れない」とは思ったものの、ちゃんと事実として認識したのは今日が初めてだったのです。それは「ヘッドレスモード」についてです。ドローンには前進・後退や左右移動、旋回などのレバーがありますが、その方向はドローンの進行方向に対して動作します。例えば前進レバーはドローンの向いている向きに向かって進みますし、後退レバーは向いてる方向からバックする動きです。左右並行移動も、ドローンの向きに対しての左右です。ドローンが自分の前に居て、向きは自分と同じ向き(手前が最後尾、奥が先頭)を向いているとしたら、操作は直感的に可能です。ですが、ドローンが自分に先頭を向けているとしたら、向きが真逆になります。ラジコンカーを操縦してて、自分に向かって走って来てる時にハンドルを右に切ったら向かって左に曲がって行くから慣れないと違和感があるのと全く同じです。前進させると自分に近づき、後退させると離れます。右に平行移動すると左に、左に平行移動すると右に、と逆に移動します。自分と全く同じ向きか全く逆向きならまだ何とか分かります。でも横を向いていたり、斜めだったり、とドローンの向きが変わる時、どちらにレバーを倒したらどちらに移動するか分からなくなるのを防ぐために、今は「ヘッドレスモード」という機能を備えているドローンがほとんどです。そのヘッドレスモード。ドローンがどの方向を向いていても、レバーを奥に倒せば奥に、手前に倒せば手前に、右に倒せば右、左なら左、とドローンの向きを考えずに操作出来るという初心者には必須の機能なのです。私は屋内で飛ばしていた時にはこのモードは全く使っていませんでしたが、屋外で飛ばすと風に煽られて思い掛けない方に飛ばされたり、自分の動かしたい方向と旋回したい向きに対して風で飛ばされるので抵抗するために入れる向き、などごっちゃになってパニックになるのでそれに対処するためにヘッドレスモードをよく使っています。ヘッドレスモードは万能だと思っていました。実際すごく便利でお手軽な機能でした。まさか、このヘッドレスモードに落とし穴があるとは、今日まで全く気づかなかったのです。ドローンが自分の横を通り過ぎ、急に向きが正反対になるような位置関係になった時、ヘッドレスが効かず、通常のヘッドレスモードで想定しているレバーの向きと真逆に動くので一気にクラッシュ、という事態が発生しました。今まで「機能しないリターンホームボタンを押してしまったからか急に制御不能になってクラッシュした」「切り返しの時に操縦を誤って草むらに激突した」と思っていたのは、実は自分の横を瞬時に通り過ぎてしまったためにヘッドレスモードの向きが追い付かず逆向きになってしまったせいで、自分の思っているのと真逆のレバー操作をしてしまっていたという原因だったのです。。。その「逆向き」現象は、一旦着陸させて再離陸させるか、ヘッドレスモードを解除して通常モードに戻してから再度ヘッドレスモードにしたら正常に戻りました。でもそれをしない限り戻りません。これで、今まで不測の制御不能に見舞われていた原因が分かりました。。。もっと言えば、あのロスト事件も、真上に近い上空を飛ばしていた時にやや風に流され向きが変わりました。慌てて引き戻そうとした時にビューッと飛ばされたように離れて行きましたが、今考えるとヘッドレスモードが逆に働き、手前に戻そうとした操作は向こうに離れていく操作になってしまっていたのではないか・・・とまで推測します。今日、ヘッドレスモードが原因のクラッシュがあった事ですごく勉強になりました。自分なりの大きな発見です。で、ネットで調べてみたらやはりありました。ビンゴでした。naenote.net ドローン初心者は知っておきたい、ヘッドレスモードの意外な落とし穴
Jun 2, 2018
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4/30(月祝)の夕方、高高度からの撮影にチャレンジしていると風にあおられて電波が届かない距離になってしまい、制御不能のまま横風に流されて遠くまで飛んで行き、視界から消えました。そのトイドローンはロストして戻って来ませんでした。操縦電波が届かなくなれば制御不能になりロストのリスクがあるのですが、その範囲を少しでも長く出来ないかと思い、本体とプロポ(送信機)のアンテナを改造する事にしました。プロポはチープな内臓アンテナ線の代わりに無線アンテナを立てる改造が出来ましたが本体はノートPC用アンテナに取り換えて機体外に貼り付けるという改造をしている最中に基盤をショートさせてしまいました。何とか飛行は出来るものの、右半分のLEDが点灯しなくなった上にWi-Fiが飛ばなくなったので動画や写真を撮影する事が出来なくなってしまいました。それじゃあつまらないので基盤を注文し、半月後に中国から届きました。基盤を取り換えると機能は復活しました。それ以来、予定が詰まっていたのでなかなか飛ばしに行く機会がなかったので、操縦スキルが落ちないように部屋の中でこじんまり飛ばすだけのモヤモヤした期間が過ぎました。今日は卓球の試合等も入っておらず、予定は散髪のみ。やっとスケジュールが空きました。散髪を昼頃に済ませて帰宅すると、早速トイドローンを飛ばしに行きました。ネットで調べていたら、GPSやビジョンポジショニング機能の付いていないチープなドローンを屋外で飛ばす時の鉄則(?)のようなものを見つけました。それは「風上に向けて飛ばせ」です。もし高度や距離が開いて操縦電波が届かなくなった時、制御不能になるとドローンは風下に流されます。つまに自分に向かって流されるので、電波復帰しやすいのです。確かに私がロストした時は、真上に近い上空を飛ばしていましたが、風下側の上空でした。制御が効かないと思った時には既に風下側に流されており、二度と電波復帰はありませんでした。今回は風上側に飛ばす事を意識しました。あとは、ヤバいと思った時の緊急停止ボタンを押す勇気。私は今回は押していませんが、緊急時はロストするより落下する方がマシです。特にトイドローンは200g未満と軽いので、地面に落下しても故障しない確率が高いです。今回はFi-FI中継器による電波延長はしていますが、それは動画伝送用。VISUO XS809HWは操縦用電波は画像用Wi-Fiとは別なので(過去日記参照方)、いくらWi-Fiの飛距離を伸ばしても操作距離は伸びないのです。だからアンテナ改造ぐらいしか改善策はないのですが。。。機体ロスト時にmicroSDカードも一緒に失くしたので、もったいないから今回は動画を本体に保存せず、Wi-Fi経由でスマホに保存しました。そうなるとコマ落ちが酷いです。また、高度を上げすぎてまたロストしてしまうのが怖いのでビビッて高度を上げられません(^^;これは仕方ないですね。操縦不能になったら終わりというチープな機体なので。GPSやビジョンポジショニング機能が付いているドローンは、無操作で定点ホバリングします。横風が吹いても飛行位置をキープしようと自動で制御しますので、動画は比較的安定しています。ですが非搭載のチープなドローンは、機体姿勢を保とうと自分で操作する必要があるので風が強いと基本画像はブレブレなのです。今回動画撮影して、改めてその部分を不満に感じました。空撮するというより「空撮するために、必死に機体制御をを必死にしているだけ」という本末転倒な状態です。しかもそれは安定しないので、本末転倒どころか要求を満たしていません。本格的な画像を撮りたいのなら10数万円とか出して高級なドローンを購入する必要があるのは分かっていますが、私はそこまで求めているのではなく、トイドローン(機体重量200g未満の航空法規制外ドローン)の範疇で、GPS付きなど機体制御が安定する上に、バッテリー残量が少なくなったり電波が届かなくなった時のフェイルセーフ機能(自動帰還など)が備わっているものが欲しいのです。現在最も注目しているのは、以前からブログで書いている通り「Hubsan H216a X4 DESIRE PRO」ですが、夏頃の購入を視野に入れて妻に相談(誕生日プレゼントとしておねだり)しようと思っています(笑)。15,000円程度の買い物ですし、おねだりせずとも恐らくOKしてくれるとは思いますが。20180527 VISUO XS809HW 屋外フライトhttps://www.youtube.com/watch?v=AJy6lKaLCAA
May 27, 2018
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私が購入したトイドローン「VISUO XS809HW」は、基本的な機能は押さえながら、何と言ってもMAVIC PROに寄せて来たデザインと折りたたんでコンパクトに収納出来る部分を惚れ込んでの選択だった訳ですが、先日ロストしてしまった経験もあり、もっとリスク軽減を加味した機体を選択すべきではないかという葛藤が働いています。操作不能に陥り機体をロストしてしまったり、人や物に危害を加えてしまっては元も子もありません。そのためには、本格ドローンに搭載されている最上位機能は別としても、最低限の「フェイルセーフ」機能を持っている必要があるんじゃないかと。ロスト対策・安全対策を考えた結果、今のVISUOに代わる機体は2つに絞られています。(1)Rize Tello(2)Hubsan H216A X4 DESIRE PRO1つ目は、元々VISUOを購入する時にも一緒に候補に挙がっていたトイドローンです。購入しなかった理由は「欲しかった3月末にはまだ発売されていなかった(4月中旬発売だった)事と、標準でプロポ(送信機)が付属しておらず、スマホでの操作を基本としている事、デザインに個性がない(ありきたりな形)事、などでした。ですが、GPSこそ装備していないもののオプティカルフロー・センサー(光学センサー)を備えた非常に安定したホバリング性能。スマホから手を離してもその場で定点ホバリングするレベルの安定性です。デジタル手振れ補正によりトイドローンとは思えない動画画質も魅力です。もう1つのHubsan H216AはGPS装備機種ながら私の購入候補からは完全に外していました。決定的な理由は「デザインが嫌い」だから(^^;楕円形の卵型の機体に4つ足が生えたような形で、色合いも何かおもちゃチック。観てて「格好良い!」とは思えなかったので、いくら性能が良くても敬遠していました。でもよくよく性能をチェックすると、とんでもなく魅力的だという事が分かります。ではこの2機体を私が注目している項目で比較してみます。Telloは小型ながらビジョンポジショニングによるピタホバ性能に優れます。但しこの機能は、下面が川だったり海だったりした場合、正確に制御出来ないようです。また、フェイルセーフ機能を比較すると、Telloがローバッテリー時は警告のみだったり電波が届かなくなったら自動着陸するだけなのに対し、Hubsan H216Aは高精度GPS機能により離陸地点に自動帰還します。これは大きいです。もしTelloの電波が届かなかったところが屋根の上だったり湖の上だったりしたら、そのまま屋根の上に乗っかるか、湖に沈んでいくという事(?)ですからね。Telloの電子手振れ補正はかなり優れもののようですし色々な撮影モードがありますが、Hubsan H216Aの撮影モードも驚くほど充実しています。例被写体を追跡撮影するフォローミーモードは例えば5万円を超えるトイドローン「DOBBY」は装備していますが、15,000円を切るトイドローンに装備されているのは嬉しいです。比較してHubsanが劣っている点は飛行可能距離です。でもこれは全く問題ありません。Wi-Fi中継器を使えば数100mの飛行距離が簡単に手に入ります。本体とプロポの通信はありません。本体とスマホをWi-Fi接続し、プロポはスマホとBluetoothで接続します。なので、VISUOのような「操作距離と画像転送距離が別物」という事もなくWi-Fi中継器さえあれば純粋に飛行距離や高度が伸ばせるのです。有難いです。むしろTelloは、何故か飛行高度をアプリで10mに制限しています。10m制限はかなりのマイナスポイントです。高高度撮影出来ません。如何でしょうか?気になる方は、2つの商品名でYouTube検索し、それぞれの見た目や機能をチェックして頂けたらと思います。私はVISUOはVISUOでお気に入りのドローンとして保持しながらも、機能面で充実したHubsan X216Aの購入を視野に入れて検討したいと思います。急がないなら、海外サイトで買えば11,000円ほどで手に入ります。
May 7, 2018
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昨日の「その1」では本体側の操作用アンテナとWi-Fi用アンテナをチョロッと機体の外に出すというプチ改造しかしていませんが、今日はプロポ用のアンテナと本体用に使うラップトップパソコン用のアンテナが届いたので早速改造します。まずはプロポから。取り付けるのはこれです。ネジを外して前と後ろを二分します。電池が入る部分にシールがあり、それを剥がすともう1本ネジが隠れているので注意です。あと、基盤と電池を入れる部分がコードで繋がっているので、切断してしまわないように注意が必要です。分解すると、本体同様、5cmにも満たないとてもチープなアンテナが申し訳なさそうに付いているのが分かります。「ANT」という文字が書いています。このアンテナをはんだゴテで取り外し、その穴に新しいアンテナ線をはんだ付けすれば配線は完了です。あとは、YouTubeの動画によくあるように、穴を開けやすいプロポの左右どちらかの角に穴を開けアンテナプラグが通る穴を開けます。私ははんだゴテで開けていきました。ちょうど良い大きさになればプラグをナットで固定すれば完成。あとはプロポを元通り組み上げればOKです。電波が飛びそうに見えるのは見た目だけですかね(笑)。次に本体です。「その1」のままにしようかと思っていましたが、せっかくプロポのアンテナを改造するのに本体側が「元のチープなアンテナを天井から出して立てただけ」というナンちゃって改造なのはもったいないと思い、アンテナ増強する事にしました。プロポと同様のアンテナを天井に立てている動画も見ますが、それなりの重量加算になると思いますし、上手くやらないとバランスも崩れるかと。他に、ラップトップPC用の無線アンテナを付けて本体裏側に貼り付ける方法もよく上がっていたので、私はこっちの方が操縦に影響がないと思い、採用する事にしました。これです。・・・が、元々付いている操作用アンテナがはんだゴテを当ててもなかなか外れず悪戦苦闘。ようやく取り付けたと思ったら「・・・アンテナが機体の外に出ないorz」頭が悪かったです。機体の外からアンテナ線を入れ込んでから基盤に取り付ける必要があるのに先にはんだ付けしたのです。馬鹿です。再びアンテナを外し、基盤の向きをあれこれ触っていたら今度はプロペラにつながるケーブルの1つが基盤からポロリ。イライラしながらはんだ付けし、ここでひとまず正常にプロペラが動作するか確認。まだ組み立てていませんが、仮にバッテリーを差し込んで電源ボタンを押すと、起動します。プロポからモーター始動させると4つとも動きました。ホッとして電源を切り、改めてアンテナを取り付け。はんだ付けでまたもや悪戦苦闘しましたが何とか全ての配線を付け、基盤を元通り設置し、カバーを付けて全てネジ止めし「やっと終わった。。。」と胸を撫で下しました。動作確認しようと電源を入れました。・・・いや、入りません(汗)。流石に固まりました。せっかく組み立てた本体をもう一度バラし、基盤を確認するも分かりません。アンテナをはんだで止めるために何度も失敗した時に基盤の他の部分を触ってしまったのか、失敗して他に付いたはんだが回路の悪さをしているのか。理由は分かりませんが、色々試すも全く電源は入りませんでした。壊れました(涙)。まだ一度も外で飛ばしていない2号機は改造中にご臨終。情けない話です。とは言え、このまま3号機を買うのはもったいないです。注文しました。レシーバーボード、あるいはメインボードと言われるVISUOのメイン基板です。到着まで2週間ぐらい掛かりそうです。とりあえず送信機の改造のみ成功した状態で暫くドローンはお休みです。
May 2, 2018
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今日の日記「トイドローン」に書いた通り、私のトイドローン「VISUO XS809HS」は昨日私の操作ミスにより行方不明になってしまいました。原因は、操作可能距離の限界を超えた高さまでドローンの高度を上げてしまったためで、プロポの信号が届かなくなり操作不能となったドローンが風に飛ばされて遠くに行ってしまいました。いくら安価なトイドローンとは言えロストはもったいないですし、何より操作不能で飛んで行ったドローンが人に怪我をさせたり物を傷つけたりする事は避けなければなりません。このドローンは電波が弱くなったら警告が出るとか、距離や高度が分かる仕組みとか、電波が届かなくなったら自動帰還したり着陸したりする機能とか、そういうものは一切ありません。なので、あまり限界まで無理しない程度に飛ばす事を心掛けるのは大事ですが、予防策として操作距離を伸ばす工夫をしたいと思いました。YouTubeやWebサイトで調べていると、さすが世界中で同じような試みをしている人が多いです。VISUOの操作距離を伸ばす方法は大きく2つ。1つ目はWi-Fi中継器を使って操作距離を伸ばす方法(本体のWi-Fiアンテナの改造も含む)。2つ目は送信機(プロポ)と本体のアンテナ改造により操作距離を伸ばす方法です。この2つの方法について書く前に、まずVISUOがどんな風に信号を授受しているのかまとめます。私の理解では、以下のようになっています。VISUOには2系統の電波入力があります。プロポからの信号と、スマホからの信号(Wi-Fi)です。一般的な操作として、プロポにスマホを横向きに設置し、プロポは本体とペアリングし、スマホはWi-Fiで本体と接続してスマホ画面上にVISUOカメラの画像を表示しています。機体操作はプロポで行い、写真撮影や動画の録画開始・終了はスマホから行います。プロポに写真撮影や動画撮影のボタンが付いているのですが、説明書に「仕様上使えません」と書いてあります。「どんな仕様やねんw」とか「じゃあボタン付けるなよ!」と思うのですがそれは置いときます。ちなみに押すと本体もLEDで反応するのですが、実際写真も動画もファイルが残っていなかったり、残っていても拡張子がないとか、適当な拡張子を付けても全く開く事が出来ないという代物です。余談は置いといて、上の場合ですと機体操作に関わる部分は完全にプロポと操作用アンテナによって決まります。Wi-Fiはスマホへの動画配信はあるものの機体操作には直接関係ありません。操作距離を伸ばす方法が2つあると書きましたが、1つずつ説明していきます。(1)Wi-Fi中継器を使って操作距離を伸ばす方法この方法はWi-Fiの通信距離を伸ばすだけで事足りるので方法としてはお手軽です。Wi-Fi中継器はお手軽ながら非常に優れていて、中継器から本体のWi-Fiを認識させておき、スマホからWi-Fi接続する時には本体ではなく中継器に接続するだけで、中継器を挟んだ通信がすぐに実現可能です。しかも単に中継しているだけではありません。Wi-Fiの飛距離が飛躍的にアップします。但し、この方法を取る時の制約として機体操作をスマホで行う必要があります。スマホでの操作は難易度が非常に上がるので、それが嫌であれば、今朝の日記に書いたようにスマホ用アプリをゲームパッドで操作する方法を取るしかないと思います。AndroidのRoot権限を取らないと出来ない作業ですのでリスクを伴います。YouTube動画を観ると、この方法は数100mレベルではなく、本体のWi-Fiアンテナ改造込みで数kmレベルでの電波到達が可能なようで、スマホ画面を見ながら目視では全く届かない距離のVISUOを操作し、本体からのカメラ画像も送られ、という事が可能になっています。操作距離の延長という主目的から考えれば非常に優れた方法だとは思います。しかし、やはりスマホで操作をする、あるいはゲームパットから操作出来るようにAndroidのRootを取る、というのは私にはちょっと敷居が高いように感じます。そこで2つ目の方法です。(2)送信機(プロポ)と本体のアンテナ改造により操作距離を伸ばすWi-Fi中継器はプロポと本体(操作用アンテナ)を中継する事が出来ません。よって、プロポを使ったまま操作距離を伸ばすには、プロポや本体のアンテナを改造する方法がネットでも一般的になっているようです。この方法で操作可能距離が伸びたとしても、Wi-Fiが届かなければ撮影の指示が出せませんしカメラ画像がスマホに送られてくる事もないので、どちらにせよW-Fi中継器によりWi-Fi距離を伸ばす方法は必須になって来るように思います。アンテナ改造での飛距離は80~100m程度だったものが150mとか200m程度になるだけだと推測していますが、その差は非常に大きいです。また、Wi-Fi中継器で接続が繋がっていたら、万が一操作不能に陥った場合もずっとスマホには画像が飛んで来る筈なので、どこに墜落したか分かりやすくなると思います。昨日本体をロストして帰宅した後、すぐに購入したものが今日届いています。一緒に購入したWi-Fi中継器も届きました。これです。軽く動作確認しましたが、初代よりホバリングが安定しているように感じるのは気のせいでしょうか。中国製は個体差が大きいのかも知れません。高度維持が働いたような下がりかけた機体がフワッと戻る動作も、初代にはあまり見られなかった動きのように見えるのですが。。。まあ良かったです。プロポは初代、2号機のどちらのものを使ってもペアリングすれば操作出来ました。これでもし改造に失敗して壊れても大丈夫です(笑)。プロポ用のアンテナをネット購入しました。明日届きます。プロポの改造は明日行います。今日は本体を改造してみる事にしました。と言っても本体に外部アンテナを付けるのは私には敷居が高いです。機体の重さが変わりますし、何より重心が変わるので操作した時の挙動に影響したら嫌ですし改造しようとして失敗して壊してしまうのも怖かったので。。。という事で、超最小限の改造(?)だけ行う事にしました。まずは本体カバーを外します。上から、アーム4つに付いているネジをプラスドライバーで外します。裏側にナットがあり落ちるので気を付けます。次に本体を裏返し、一回り小さいネジを外します。8つあるので忘れずに全て外します。こちらのネジはVISUOに付属しているプロポの乾電池フタ用のドライバーで外せます。カバーを外したらこんな感じ。ドキドキします。上から見ると、操作用アンテナとWi-Fiアンテナの2つが見えます。赤色で囲んだのが操作用アンテナ。立たせていますが、開けた時には倒れてました。長さが5cmにも満たない非常にチープなもので、飾り程度にしか見えないアンテナです。本当はこのアンテナをはんだゴテで外し、もっとまともなアンテナを設置すれば電波距離は大きく伸びると思うのですが、アンテナを機体の外に出し、立たせるだけでも効果があると書いているサイトもあったので、ビビりの私はそうします。カバー上部、ちょうどこのアンテナを垂直に立たせたら当たる部分に穴を開け、このアンテナを本体から垂直に出すようにします。黄緑で囲んだ部分がWi-Fiのアンテナです。赤青の配線の下になって見にくいですが、黒いチューブのようなものの中に銀色に見えるケーブルです。Wi-Fi中継器を使えば本体のアンテナは何もせずともプロポの距離以上は充分出ると思いますがこちらも気休め程度という事で、アンテナを本体下側に開いている穴から出しておく事にします。ドローンによってはアンテナを本体から出してコードが飛び出たようになっているものもあるのでおかしくないですし、これで感度が少しでも上がればと思って。操作用アンテナは天井から突き出たようになりました。これで感度が上がれば良いですが(^^;そしてWi-Fiアンテナはこんな感じ。本体裏側にニョロッと出しています。明日はプロポのアンテナ改造を行い、翌5/3にでも飛行距離確認を行いたいと考えています。
May 1, 2018
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自分が学生の頃は、ラジコンと言えばラジコンカーぐらいしか手の届くものはありませんでした。手が届くと言っても何万円もするので、自分の小遣いでは全く買えず、友人から中古のフレームを譲って貰って、スピコンやサーボ(懐かしい)など中身の部品だけ少し買い揃えて作り、休業日のホームセンターの駐車場で走らせたりしていた記憶があります。もちろんその頃にもラジコンの飛行機や船、ヘリコプターなどあったのですが、とても自分が手を出すレベルのものではなかったので、単なる憧れでしかありませんでした。数年前からTVやYouTube等でドローンの存在が気になり始めました。「ラジコンヘリを飛ばす」と「空撮する」が同時に満たされる夢のホビーだと思った私は欲しくてたまらなくなり、ネットで調べる事にしました。と言っても全く下調べが浅く、あまり機能など吟味する事なく値段だけ見て「これぐらいの値段で手軽にドローンがお試し出来るのか」という思いだけで最初のドローンを購入しました。それが「SHIRUI 901HS」です。2017/9に約5,500円で購入しています。届いた時、イメージしていたより遥かに小さく手のひらサイズだったのには驚きました。飛行時間が約5分と短く、バッテリーは本体内蔵式なので切れたら充電をする間何も出来ない事。小さいのにプロペラ音はなかなかカン高くて大きい事。あと、非常に機体が小さいせいもあり、室内で飛ばしてもエアコンの風程度で思いっ切り吹っ飛ばされる事。そして動画やカメラの画質もイマイチな事。少し残念ではありましたが「これが値段相応なんだろう。」と思い、自分の下調べ不足を反省しました。微風にも煽られるレベルですので屋外で飛ばした事は一度もありません。屋内飛ばしのみですが、ドローンの操作に慣れるためには良い入門機であったかも知れません。暫くは会社から帰宅してから飛ばすなど楽しんでいましたが、如何せん「外で空撮を」という思いは全く満たされないので、徐々に飽きて来て飛ばす頻度が減りました。それから真面目に、ドローンについて数か月下調べしました。本体重量が200g以上のものは「無人航空機」に当たり、航空法が適用される事。飛行させるためには色々な制約がありますし、飛ばすには許可が必要となります。「これ欲しいなぁ」と思う高機能なものは、大概200gを超える本格的なドローンでしたが、私は航空法の適用外となる、本体重量200g未満のいわゆるトイドローン、ホビードローン、トイクワ(トイ・クワッドコプター)、などと呼ばれるおもちゃドローンをターゲットにしようとしましたので、その制限内で自分のニーズがどれだけ満たせるかがポイントでした。比較ポイントはいくつがありますが、以下のような感じです。(1)デザイン重要ですよね(笑)。まずは持ち運びが便利なように、折りたたみが出来るような機体は格好良いと思いました。あとは単純に好みです。いくら高機能でも「何かセンスないな」と思うものはあまり飛ばしたくないですし、「格好良い!」あるいは「可愛い!」など、デザインで納得出来るものが良いと思いました。(2)飛行時間トイドローンの飛行時間は、大体7~15分程度が相場だと思います。その中でも、なるべく長く飛ばしたいという思いはあります。(3)プロポ操作専用送信機(プロポ)があるものと、ないものがあります。ないものは、スマホでの操作が基本です。スマホ画面での操作は基本的にドローンから目を離して画面に視線を向けないと出来ませんしレバーの感触もないので、操作の難易度が上がります。逆にプロポがないドローンは「プロポがなくても飛行が安定していますよ」の裏返しでもある場合がありますので、一概に「プロポがないから×」とも言えません。実際、プロポが付いていないDOBBYやTelloなどはワンランク上の飛行性能です。(4)その他機能他にも、画質、GPS有無、ジャイロセンサー有無、気圧センサー(高度維持)有無、など比較点は沢山あるのですが、色々悩んだ結果、最終的に4つぐらいの候補が上がりました。(1)ZEROTECH DOBBY 購入候補の中では性能が一番高いです。デザインも可愛いです。 GPS搭載で離陸地点に戻る機能や、フォローミーモード(自動尾撮影)等の高機能な撮影モードも 魅力です。 私にとってネックは2つ。1つはプロペラ音が非常に大きい事。YouTubeでDOBBYの動画を 観れば分かって頂けると思います。「ビーーン!」というかなり大きなプロペラ音が 気になります。多分飛ばしていたら周りの人は「なんだなんだ」と振り返ってしまう レベルだと思います。もう1つはやはり価格。高性能なだけ高いです。5万円以上します。 これぐらいの値段のレベルのものが操作ミス等によりロストしてしまうと、かなりショック だと思います(^^;(2)Rize Tello 飛行安定性能はトイドローンの中でナンバーワンだと言われています。 本格ドローンの代名詞でもあるDJI社のテクノロジーが入っているこの機体は、DOBBYのように GPS内臓ではないですが、光学センサー内臓です。 下向きのセンターで地面を画像パターン認識し、それを元に機体がどちらに流れているかを 検知し、それに逆らって微調整する事で定点ホバリングを可能にしています。 プロポはなくスマホ操作のみなのですが、手放しでもピタホバ(ピタッとホバリング)して くれるので、逆に不要とも言えると思います。 動画は電子手振れ補正もしてくれるので、Telloで撮影した動画は他のトイドローンのそれと 比較にならないほど美しいです。 プロポなし、充電用のUSBケーブルなし(別途準備が必要)、と付属品を省略して本体で 勝負する機体。私が選択しなかった理由は2つ。 1つは、デザインがあまり好きではなかった事。何となくチープに見えてしまうのと 飾り気のない形に個性を全く感じなかった事が理由です。 もう1つは、私が購入を悩んでいた2018/3には、まだTelloは発売前の予約状態だった事。 4月中旬発売でした。 今やYouTubeでレビューが沢山上がっていますが、その時は未知数だったのと、届くまで 半月ぐらい待たなければならなかったので「時期がニーズに合わなかった」という理由で 残念ながらパスしました。 もしTelloの発売が1ヶ月早かったら、もしかしたら購入していたかも知れません。(3)VISUO XS809HW/EACHINE E58 2機種を一緒に書いている理由は、両方の形を見て頂けたら分かると思います。 2つとも、DJI社の「MAVIC PRO」という本格ドローンのパクリ・・・いや、MAVIC PROを インスパイアーしたデザインになっており、すごく似ています。 価格も形も性能も「似たりよったり」だと思うので、何を重んじでどちらにするかは 好みの問題だと思っています。 値段は7,000~8,000円台と上の2候補よりは安いです。その分機能面は落ちます。 形はEACHINEの方がMAVICに近いデザインだと思います。前後のアームを折りたたんだ時の 位置関係(上下)など完全に真似しています。プロポのデザインもDJI社のものを完全に 意識したものです。見た目だけで言えば私の中では僅かにEACHINEが優位でした。 VISUOの方が良いと思ったのは、EACHINEより大きさが一回り大きい事。重量もEACHINEの 96gに対して150g。重い分、風に煽られるのがマシだと思いました。 あとは操作可能距離が少し長かったり、飛行時間が少し長かったり、と細々とした部分で VISUOの方が優れていると思いました。以上より、数か月に渡り悩んでいたトイドローン選びはVISUO XS809HWに決定しました。キャリーバッグと予備バッテリー2本をセットで、約12,000円ぐらいで購入しました。これです。まずは折りたたんだ本体。アームを広げてプロペラガードを付けると、こんな感じです。キャリーバッグに詰めるとコンパクトです。プロペラ音も気にならず、大きさも丁度良く、デザインはすごく好みで、屋内で練習するも「早く外で飛ばしたい!」という欲求が高まりました。休日にその時間が出来たので飛ばしに行きましたが、何故か飛ばしに行くタイミングになればものすごい強風がビュンビュン吹いていたり、雨が降り出したり、で何度もフライトに失敗しましたが、3度目となる2018/4/28は弱風だったため、実家付近の川の土手付近で楽しく飛ばし、撮影をしていました。機体がそれなりの大きさなのでちょっとの風にも対抗出来ると思っていましたが、軽いのでそんな事はなく、やはり風が強いと簡単に流されてしまいます。出力を上げて風に逆らってホバリングする事も可能ですが、旋回を伴う動きをすると未熟な私は操作を誤って間違った方向にレバーを倒して墜落してしまったり、操作不能になり予想外の方に飛んで行ったりする事もありましたが、何とか運良く回収する事が出来ていました。機嫌を良くして、昨日2018/4/30もトイドローンを飛ばす時間があったので、今度は新しいスポットに繰り出しました。もっと見晴らしの良い河川敷で、高高度から撮影すると良い動画が撮影出来るのではないかと思って張り切って上昇させていました。上空は風があるっぽかったですが、操作で対抗すれば何とか真上に近い位置を保てていました。スマホの画面越しに見るカメラ画像も綺麗で「これは過去最高だ」などと満足しながら飛ばしていると、高高度過ぎてコントロール電波が届かなくなったのか、プロポに全く反応しなくなりました。低い位置ならそのまま風に流されてどこかに激突など引っ掛かって終わり、なのですが今回はかなり上空高く飛んでいます。コントロール不能になったVISUOは風に流されて遠くに移動していきます。コントロールを失ったからと言ってプロペラが止まる訳ではなく、無操作のまま飛行を続けながら風に流されている状態。落ちて来ません。どんどん遠くに飛ばされ、もはや目視で「どこに落ちるか(どこまで飛ぶか)」を見守るしかありませんでした。。。向かった先は数100m先の施設方向。その屋根付近をかすめるように見えました。屋根に乗っかるかと思ったらその先に飛んで行く影が見えました。でもその先は見えず。視界から消えました。呆然としましたが、安価なトイドローンを買うという事はこういうリスクは常に付きまとっている事は理解していますし、いつかこんな時が来ると、どこか覚悟していた部分もありました。なので自分でも驚くほど冷静に、荷物を片付け、駐車している車に戻り、ドローンが飛んで行ったと思われる地点まで移動しました。施設の敷地内には無断で入れませんので外から見たり、近くの植え込みなどを見たり、もっと先まで飛んでいる可能性も高いので付近を数十分ほど探索しましたが見つからず。「まぁ仕方ないか。。」と諦めて帰宅しました。VISUOはお気に入りですし、せっかくキャリーバッグと予備バッテリーも買ったのに飛ばすのをやめてしまったり別の機種を買ったりするのはもったいないと思い、帰宅後すぐに同機種を購入しました。今日届きます。今朝、落下したかも知れない施設に電話をし「ラジコンヘリが飛んで来て回収している、などの情報がないか」問合せしましたが、現状ないとの事でした。見つかったら連絡するので連絡先を教えて欲しいと言って下さったのでお伝えしましたが、昨日の夕方から今までで見つかっていないのに今後見つかる事はないと思います。恐らくもっと先まで飛んで行ったのだと推測しています。さて今回のロストを反省し、今後どうするかです。VISUOには自分との距離や高度、あるいは電波の強度などが分かるようなものはありませんし電波が届かなくなったら自動帰還するような機能も付いていません。それが安価なドローンの宿命です。気を付けるべきは「高高度や遠距離など、電波が届かなくなる限界まで離して操作しない」なのは分かっていますが、油断してコントロール不能距離になってしまうかも知れません。そのリスクを減らすためには「操作可能距離を伸ばす」しかありません。飛行距離を伸ばす方法は、私の知っている限り二択です。VISUOは専用プロポで操作するのが基本ですが、VISUO本体のアンテナ、あるいはプロポのアンテナ、もしくは両方を改造して飛距離を伸ばす方法です。YouTubeにアンテナ改造の動画がいくつか上がっています。Visuo Siluroid XS809HW antenna modupgrade visuo xs809hw how to fix lost signal / cara memperjauh jangkauan sinyal2つ目は、電波が届かなくなり遠くに飛んで行ってしまった動画が悲しい音楽と共に流れていますが、私も全く同じ状況だったのでよく分かります(笑)。この方法は、分解しますしコードをハンダ付けしたりアンテナを立てる穴を開けたりするので、その技術が必要ですしリスクもあります。また、アンテナがいくらぐらいするのか調べましたが、そこそこ高いのも驚きです。もう1つの方法として、Wi-Fiエクステンダー(中継器)を使って距離を伸ばす方法です。プロポはVISUO本体としかペアリングしないので、中継器を使って飛距離を伸ばすのは難しいです。プロポで操作しても本体からのカメラ画像をWi-Fi経由でスマホに送信したりはしているので距離を伸ばす事によって「操作不能になった後も、スマホ画面を見ていればどこに飛んでどこに落下したかが分かるかも」はあるかも知れません。でもそれは根本解決ではありません。Wi-Fi中継器の恩恵を受けて操作するには、プロポでの操作を諦めてスマホ操作をするしかありません。スマホ画面は平らなのでレバー操作を指の感覚に頼る事が出来ず、難易度が非常に高くなるのが一般的な見解です。DOBBYやTelloのような安定して飛行する機体だと、飛行しているドローンから目を離してスマホ画面に目をやっても大丈夫なので良いでしょう。でもVISUOはそこまで安定していません。屋外で定点ホバリングするためには絶えずレバー操作をしている必要があります。そこで考えられるのが、スマホをレバーとボタンで操作するための「ゲームパッド」を使ってドローンを操作しようとする試みです。有名な動画はこれです。"DOBBY"をゲームパッドで操縦するためのセッティング方法ドローンを操作するスマホアプリの画面のボタンをゲームパッドのレバーやボタンに割り当てて操作します。プロポと同様の操作感で操る事が出来そうですが、リスクは操作画面をゲームパッドに割り当てるためにはアプリが必要ですが、そのアプリを使うためにはAndroidのRoot化が必須です。Root化はスマホの改造に当たりますしRoot権限が使える状態になるのでリスクがあります。ゲームパッドも色々ありますが、これらで操作出来ればプロポとあまり遜色なさそうです。値段も、アンテナ改造より安く済みそうです。PowerLead ワイヤレステレスコピックBluetoothコントローラACGAM AG-9055 BluetoothゲームパッドEpega PG-9025 bluetoothゲームコントローラーGameSir G3w PC Androidスマホ PS3対応コントローラーALLCACA ゲームパッド Bluetoothどちらの方法を取るか、考えさせられます。まだ結論は出てません。もう1つの選択肢として、距離に気を付けながら飛ばしつつも「ロストするリスクは必ずある」と腹をくくり、対策は取らない方法があります。ロストした時には新しいのを購入するという手です。私はVISUOをAmazonで購入しているので本体価格は7,000円台ですが、海外サイトで購入すると4,000円台で購入出来るところもあるようです。到着まで少し日数が掛かるので、それを許容出来るなら良いと思います。・・・何にせよ、今はトイドローンがすごく楽しいです。他人にご迷惑を掛ける事がないように心掛けながら、楽しく飛ばしたいと思います。
May 1, 2018
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