あふさ-きるさＬＯＧ

モニジパ　感想（航跡２０７以前）

かなり独断の感想ですので、その辺はご了承下さい；
こんなこと言ってるよと笑ってスルーしてくだされば幸いです。

19巻

19巻前半部分は未読だったので、18巻のあの状況でインド洋作戦は成功して
たのか？と思っていたけど、一応シン様（…様付き；）が説明してたんですね。
お話だけで追ってるとなんか皆やられちゃってる（汗）感が強いけど、
成功、なわけだ。　

「洋介ほど強くはない」ってセリフはこういう状況で言われてたのか～。
まぁね、自衛官としてあろうとするからこそ、悩むんだものね。
梅艦長も自らの判断で行動することは過酷って言ってたからな。
それでも戦闘に加わらないっていうのは、信念もそうだけど、ある種の壁に
なって、隊員たちを守っていたのかな、とも思ったりしますよ。
危険な目に合わせないっていう事で。
でもそれが、辛くなってきたってことだよね。それならば何故、ここに
自分達は在るのかと考えない者はいないだろうからなー。
角松は悩み続ける方を選んでる訳だけど、それをどう皆に分かってもらえるか
が問題なんだろうな、…って前もこれ思ったっけ；　なんだ、同じとこで
やっぱりグルグルしてるな～。

色々決断した菊池だけど、今までの自分も捨て切れなくて、手が震えてしまったり、
シン様を助けてみたりしてるんだなぁ。
それを尾栗が見たり、後ろ姿を青梅サン達が見送ったりして、なかなか複雑。
青梅サン達自身の心情も複雑な感じ。
菊池はみらいをどこに持ってくつもりなんだろう？
それは、これからのパラオ編で回答が出るのかな。

草加は草加で着々と計画を進めてる様子？
最終的には滝に艦隊を動かしてもらうつもりか～。
この間の話から、取り合えず計画の一端も打ち明けた上で。
で、何も見ないふりをしてくれってさ、自分はどうするつもりなんだ。
自分もまた駒の1つ（しかもどこにも存在しないで泡となるつもりの駒か？；）
となって盤上を動いていくのか。日本を生かす為に？
そういえば泡のセリフを１７巻で読んだ時に、人魚姫は角松じゃなくて
（そういう話題もあったから(笑)）草加の方だったのか、と思ったものです。

結局、草加はあの時代の人間で、だからこそ守るものもあるわけなんだね。
生きてきた思い出やその土地や、肉親とか、単純にまぁ自分の生きている
（てか知っている）世界の人々だ。
角松たちも世界を知らないわけじゃないんだけど、その時代を生きてないからなぁ。
（まぁ、その辺のギャップを描いたのが16巻だったんだろうけど）
だからって角松たちが守りたくないと思ってるとか、そういうわけじゃ、無論ないんだけど…。

互いに知識としては同じものを持ってはいても、未来（だけ）を知ってる角松と逆をいえば
過去＝今の現在（だけ）を知ってる草加は、角松とはあの時点で見ていたものが違ってたのかなぁ、
と思ったり。
前に扉のあおりで「悲しみと怒りと恐れ」って言葉があったけど、それ故に突っ走って
いるのか。今のこの世界の予定された未来じゃない、これからの為に？
現在に肉薄している草加は傍観者には徹しきれないのかもね…。
（…そういうトコロが、梅艦長をして孤独とか言わせちゃうのかもなぁ…（ため息））
それで、山本長官は一番初めに草加を自由にさせて、そして、病院の梅艦長の
言葉に返す答えがああだったのかな、なんて………ちょっと今更な感想で
すいません～；

滝と荻島さんは一緒の艦だったのかな？　じゃ、そこで再会したのか。
やっぱりわざわざ探し出したかな、滝は。　そういうとこマジメだなぁ。

米内さんと角松たちの場面で、梅艦長の話が出てますがー、
…秘密じゃなかったっけ？？
なんで知ってんだろ。
病院に行った角松が、退院したはずの梅艦長の動向を不審に思って、
無理やり(苦笑；)米内さんに聞きだしたとか、かなぁ？

ここで堀田艦長登場―。
よれよれ手拭いの具合がまた楽しいです♪
今度乗せた米俵はよく喋るし、しかも結構注文をする米俵ですが、
その辺に積んどいて構いませんから（私が言うな(笑)
角松俵ってば、この回（航跡203）でもう堀田さんに信頼の眼差しを
向けてますよ。　しかもかな～りの信頼度と好感度(笑)
目でものを言ってるな。

パラオは何やら3者会談。滝はボロボロっぽかったけど、この回はいつもの
滝参謀に戻ってますね。

しかし、滝と菊池が角松のことを色々言ってる側から、草加ときたら
涼しい顔であっさり否定(笑)
何時もながらさすがだよ。　私は笑いが止まりませんでした！
外さないな～。しかも自信満々げなあの表情。
その根拠のない自信はどこから来るんだよっ。
あのセリフの直後の滝と菊池の顔が見てみたい、ぜひ見たいです(笑)

そいで堀田さん達はこれから厄介な米俵のせいで大変なんですねー。
本誌では潜望鏡ふりふり帰っていきましたが…。ちゃんと基地まで帰ってね。

で、南京編ですよ。
単行本、最初に読んだ時、…なんかな、何とも言えず微妙な気分に(苦笑；)
なんかまるでもう一度ビデオで見てるような感覚だったですよ。
本誌で散々踊ったからな～…。
津田や佐竹の時も皆さんこういう気分だったのでしょうか。
単行本で一気に読むのとどっちがいいんだろうなー。
ま、私は我慢できないんで(笑)連載を読んじゃってますが。

予想通り20巻冒頭はあの如月のカラーになりそうですね。
表紙も月梅コンビかな～♪

（多少ずれてるのもあるけど、ここからは連載時の感想です。）

航跡２０４

角松ってば｢私を撃て｣とか言っちゃって～。こらこらっ(笑)
だめでしょう、それは。柳達はどうする(笑)
まぁ、らしいっちゃあらしいけど。
堀田艦長がカッコよく収めてくれてよかった。
そういえば、あの拳銃みらいから持ってきたんですかね？？
自衛官の方って個人で拳銃を所有できるのかな？…うーん分からん。

あちこちのサイトで、本誌出番にやった～との声が上がってるシン様。
残念ながら、私にはよく分からないんです。
実は17巻だけ未だ未読…。
何故なら話の最後まで終わってなさそうだから。
18巻が出たら一緒に一気読みしようかな～と。
だから、この方のカッコ良さが未だよく分からなくって(笑)
惜しいな～。でも、セリフの遣り取りは確かにカッコ良かったですよ！

「偽りなき誠実さ故の傲慢」のフレーズって、ああ、成る程と思いました。
ジパングっぽいってチョット納得。

皆それぞれ誠実には偽りないですもんね。
草加だって私利私欲の為にじゃなく動いてるんですよね？
角松のため～とか言っちゃうと私利私欲ですか？？(笑)
いや、でも私は角松の為だけじゃないと思ってるんですけど。
そう言っちゃうと草松ファンに怒られちゃうかな～。
（いや、でも私もそうなんですけどね(苦笑)）
草加は自分の大義とか、信念があって、その為に動いている。
そして、その上で角松にそれを見せたい。（←この辺が私欲(笑)）
その事が角松にも判ってるから、角松も草加を猛烈に怒っているけれど、
憎んではいない(多分)　草加がどうしてそうなのか、草加の気持ちが
理解っているから、…理解ってはいるけど、
でも、認められないんだと思ってるんです。

草加の見上げる夜空には何が映っているんでしょう？
未来でしょうか？そこに立つ人間でしょうか？
──やっぱり角松(笑)？

航跡２０５

冒頭、汗をふきふき暑がっている梅艦長をしり目に、長袖を捲くりもせず、しかも
襟元きっちり閉めて、涼しげな如月中尉。
どうなってんの、その中は？？(笑)　エアコン付のチャイナ支給？
帝国海軍の技術がすごいのか、如月が心頭滅却してるのか。　(多分後者(笑))

前の回の時も思ったのですが、この二人一緒に行動してるってことは、ヤッパリ泊まりも
一緒ですかね？　いや、部屋じゃないですよ(笑)　同じ宿かなってことなんですが。
一種の護衛だから、そうかな～。どうも、間取りとかよく分かんないんだな、この部屋。
変なこと気にしすぎですか(笑)　ついついこの二人、生活はどうしてんだろ？とか考えちゃ
うんですよ。　やっぱ変ですか？？

知るってことは厄介なこと、任務には過ぎた好奇心は邪魔なもの。
草加は知ることは生きることと言っていたけど、草加にとっては生きることは目の前にあ
ることを知り、進むこと。
でも、如月には知ることとは過ぎた好奇心。だからこそ、知ってしまうと厄介なことなん
だなぁとか。思ったりしました。
正反対の位置に二人はいるのかもしれませんね。　──何だ、しかも角松を挟んでか(笑)

梅津さんの考えは、今生きる人たちなら、うん、と頷くことだと思うけど、何故爆弾を止めに
行くのかは、実はこの前、梅津さんたちが出てきてから疑問だったので、その答えが
ここで貰えたなと思ったのでした。
この先「ジパング」の中の未来がどうなるかは分からないけれど、草加の計画を止めるこ
とで、何が変わっていくのか分からないけれど、それでも梅津さんたちは止めに行ったか
ら。
一応これ以上の報復を…とは言ってたけど、それだけなのかな～とも思っていたし。
結局理屈じゃないんだな。感情ですよね。

でもそれで、ただの感情だからとそのままにはしないで、動こうとするところが強い意志
なのかな。
この先のことは分からない。何処かが造るかもしれないなら、止めてどうする、と思わな
い人たちがやっぱり上に立つ者なのかも。
行動を起こすということは、それなりの意志と気力、気概がいるものですよね。持たない
者は動かない。見てるだけ…。

それにしても、倉田はヒゲが益々濃くなっちゃって…。一体誰を目指しているんだ(笑)
晴江さんを引きずっているし…、そんなに人間らしい心の持ち主が、何で原爆なんか造っ
ちゃってるのかな～？
その辺が科学者たる所以なんでしょうか？？

梅津さんも案外役者だったなぁ。如月の心配を余所に、人の良さげな営業装って。
艦長だけじゃなく、役者もできる自衛官(笑)
水を派手に被っていましたが、あれじゃ、ビショビショに～。
如月、タオルを用意だっ。ハンカチじゃ、足りないぞ(笑)ってハンカチ持ってるのかな、
この二人？　アイロンかけたハンカチ持ってたらそれはそれで、なんかな～。
ま、いいか、それでも(笑)

航跡２０６

船を覗いている梅津さんと如月の姿が何だか仲良さげ～(笑)ってそういう場合じゃない。
梅津さん｢一人で行く｣なんて言っちゃって～。いけません、艦長たる者が逸っては！
艦から降りたら性格に角松入ってませんか？（そういう問題か(笑)）

そんな梅津さんを諌める如月が、何だか苦笑しつつ楽しそうに思えるのは私だけです
か？？　その後ちゃんとフォロー入れて宥めて？たりして～(笑)

皆さん書いてましたが草加の読みってば、一体どこまで読んでるっていうんでしょう。
誰かが来るだろうというのは、多分予想済みなんだろうけれど。
どこまで全てお見通しなんだ。
かんじー、セリフ以外のところを教えて下さい(笑)ぜひ！

倉田と吉村さんは船で仲良く二人で生活？している模様…。…仲良いかは分かんないか。
倉田あんなんだし。しょうがないのか…？

料亭のシーン、手のアップできれいだなと思ったけど、ページめくるまでの一瞬の間、
一体何人が如月の女装姿を想像したでしょう(笑)
「あり得ん」と思いつつも一瞬想像しました……しましたよねー？？
そしたら、やっぱり無く(当たり前！)倉田さんの首を後ろからギュッ。しかも片手。
そして脅し文句を一言。……続く。
──続く～っ！？ここで続かないで～～。
この後どうなるんですか、どうするんですかっ？？

……と思いましたよ、あの時(笑)

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